ネタ帳vol.3

2023ネタ帳101:高遠霧島コンビに懐かれる

01/14 17:45 



いや、困る。何がって、目の前の席がかの高遠遙一、斜め前が霧島純平なのである。いや、ほんとこれは困る。だから私は徹底してモブになると決めた。高遠遙一のマジックは見てみたいが、関わったが最後霧島純平に殺される未来しか見えないからモブになる。このかなり不穏な世界で!二度目の生を!生き抜いてみせる!!
と、誓ったのが3日前である。うん、たったの3日前だ。関わってはいけない24時が起こっていたのに。


金田一の世界も混ざっていると気付いた理由はまぁ近宮玲子を見たからなんだが、とりあえず私のモットーは聖人君子である。金田一の世界もまざっていると理解してしまえば最後、何で殺されるかわかったものじゃないからだ。悪口は言わないし、当たり前だがイジメにも加担しないし、とりあえず事件に巻き込まれたくないのだ。なんでかめちゃくちゃ事件に巻き込まれ続けているのだ。
しかしながらあんまりそうしていても対霧島純平には効かない気がする。聖人君子だから殺そうと思ったとか言われそうじゃん。将来の夢を書く紙に、とりあえず大往生と書く。霧島純平と高遠遙一がいちゃついてるが、仲良いねーで済ませておいた。ちなみに霧島純平は私の書いた夢を見て吹き出した。そして爆笑した。
「大往生って」
「いや、大往生したいじゃん。人間いつ死ぬかわからんし」
大爆笑している斜め前の席のやつに殺される可能性がワンチャンあるじゃん。そうじゃなくてもこの世は治安悪いし。高遠遙一は困ったような顔をしているが。隣の席の同中女子が口を開く。
「しかたないよ、ナマエちゃんめちゃくちゃ事件に巻き込まれるから」
私は顔を覆う。やめろ。
確かに今世になってめちゃくちゃ事件に巻き込まれるが。絶対霧島純平が興味持つからやめろ。
「なんだそれ!」
「そりゃあもうナマエちゃんはすごいよー、修学旅行で事件が起こらないのが奇跡だとみんなが思ったくらいには出かける先で事件に巻き込まれてるから」
「変な勘違いはやめてほしい……たまたまだから……いや、ほんと、たまたまだから」
全部たまたまである。目の前に将来の怪人(×2)がいるのもたまたまだから。
「事件ってどんなやつ?」
「小さかったら万引きとかひったくりとか」
「たまたまなんだよ……」
それくらいなら、といくらか同情をした高遠遙一に、近くにいた同中男子が口を開く。
「殺人事件とかたまに巻き込まれてるぜ。あまりにも遅刻欠席理由が事件に巻き込まれましただから、先生が警察に聞いたら本当に巻き込まれてるし、警察が迅速に苗字が事件に巻き込まれる証明を発行するようになったっていう」
「たまたまなんだよ……」
最終的に私は机に伏せた。
「本当にたまたまなんだよ、たまたま目の前で人がぐっさり刺されましたー、とか、たまたま旅行先で人が殺されましたーとか!みんなそんなことあるでしょ?」
とダメ元で言えば、ない、と即答された。
「お前控えめに言って呪われてんじゃね?」
「お祓いなんて何回も行ったわ……この間も行ったわ……こちとら周りを巻き込むことなく大往生したいんだい……」
「……とりあえず大往生できるといいね」
と、告げた高遠遙一には多分多少は人心がある。ありがとうといいながら起き上がったが。

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事件に巻き込まれている。あーー、と両手で顔を覆う。やだーー!と思いながら死んだ顔してたら、警察にはまたお前か……と疫病神的な顔をされた。そりゃ認識そうなる。刑事的な人はゲラゲラ笑って「もうお祓いの効果がなくなったのか!」とか言ってるし。
「もーやだー!高校生は事件に巻き込まれないと思ってたのに!」
「朝じゃないだけマシだな」
ほれ、と手袋を渡される。私はさっさと解決して帰りたいがために協力することとする。
「あれ?苗字じゃん、何してんの?」
と、やってきたのは霧島純平と高遠遙一である。やめろ。
「なんだ?苗字の友達か?」
「クラスメイトです……」
がっくしと肩を落とす。高遠遙一が警察がいるのを見て口を開く。
「……事件に?」
「違う〜って言いたいけど言えない虚しさよな……」
そう顔を覆っていれば、ゲラゲラ笑った刑事さんがふと真面目な顔をしてから口を開く。
「飛び降り自殺か?」
「いや、多分、地面の血の感じからして違うと思う。着歴調べて欲しい」
「わかった」
「そんなのわかるのか?」
「血がある程度固まってから落ちてる」
と答えてしまったのは仕方ない。霧島純平がへーっといったが。
「ええい、野次馬め。さっさと帰りやれ。私はさっさと帰りたいんだい」

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回し蹴りで犯人をノックアウトである。蘭ねぇちゃんって呼びな!と思ったが、工藤優作がいるのを思うてこの世界コナンも混じってるよ絶対。ちなみに探偵学園も混ざっている。だって某未来の悪の組織の番犬だか王様だかがいるしな。結局最後までいた霧島純平が「やべー」といい、高遠遙一が謎に拍手した。やめろ。ちなみに犯人は伸びている。
「苗字ー、手加減してやれお前。正当防衛だとしても骨折れるぞコイツの」
「いや物騒な世の中護身術大事だよ……」
「大往生するためにも大事だね」
「そうだよ……」
そう顔を覆う。苗字さん、彼氏きたよー,と言われるがそれ多分彼氏ではない。そちらを見れば未来の悪の(以下略)ケンである。
「ナマエ、また事件に巻き込まれたんだって?」
「警官さん、ちがう、こいつは彼氏じゃない。私の体質を面白がってるただのちょっと年上の隣人だよ」
「それはそうだ……友達?」
「クラスメイト」
そう言って返せば、ナマエと一緒のクラスだと多分飽きない的なことを言った。
「ああああ、ちがうの!私は平和に高校生活を送りたいんだよ!!」
「無理だね」
そんなほぼ全員で即答せんでもいいじゃないか、と肩を落とす。
「全員に平和に平凡に幸せに生きる呪いをかけてやる……」
「それだと祝福じゃないかい?」
高遠遙一が首をかしげる。いや、これある種の呪いである。霧島純平とか、未来の悪の(以下略)にとってはな!!それに、だ。
「日本の考え方的に人を呪うと倍になって帰ってくるっていうし、こういう呪いの方が良くない?」
と返しといた私は悪くない。それはそうだねって言われたけども。


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懐かれた。くっそー、関わりたくなかったのになんでだ!と思う。マジック同好会なら是非ともマジックしてくれ。と口に出てたらしい。
「何?苗字も興味あんの?」
「やる方はしない。マジックは見る専。マジシャンと知り合ってからというものみんなチケットくれる」
「事件起こるんじゃね?」
「みんな私の慰めでくれる……絶対面白がってる人もいる」
そう言って顔を両手で覆う。マジシャンの知り合いが多い?と首を傾げた高遠遙一に、まぁまぁと答えてしまった。
「へー、だれとか?」
「黒羽さんとか九十九さんとか木下さんとか近宮さんとか」
category:金田一