ネタ帳vol.3
2023ネタ帳122:君僕主if
01/14 17:57
「あれはあくまでごっこ遊びの延長だった」
「ええ、あくまでーー私達は。まわりの認識はあの事件で変わった。私たちの知らないところで、国にとって私たちは利用できるものへと変化した」
「何をしたの?」
「修学旅行先で立てこもったギャングの制圧したんだよね」
懐かしいなぁ。
そうセツさんがつげる。えっ、と声をあげれば、ナマエちゃんが口を開く。
「……あれはギャングじゃない。dmhを敵視する宗教系のテロリストだった。だから君たちには手を出してほしくなかった」
ナマエちゃんがそう言って珍しくタバコをふかす。セツさんが笑ったが。
「今更すぎない?まぁあの時ナマエが起こったのはだからってことだね」
陸治さんが眉間によせる。
「俺たちを狙った?」
「あの学校にはどんな些細なものであってもdmhがおおく集まる。一般生徒には伏せられているが、何かしら疑いがある生徒が集められるように仕組みができている。その中でも私達は目立ちすぎた」
ジョージさんがそこでようやく口を開く。
「仕組まれたか?」
「恐らくな」
「でもさ、病院と学校の連携のため情報が共有されてるだけだろ?だから安心してdmhが通えるってオレ聞いたんだけど」
「二つの機関だけならな。事実はより複雑だ。そもそも日本においてdmhの情報は医療機関から政府に報告されている。大人であれ、子供であれ、些細なものであれ、な。危険因子を事前に炙り出し、それが牙を向かないように、道をそれないように徹底的に管理される。あの学校もそうだ。実際は学校、病院、政府の三つにより、dmhの人生が起伏なく人並みのものを送れるようにする。教師、隣人、寮母や寮父には公安がはいり、私達を見張ってる」
「それだけ聞いていれば、dmhの子供を思って、と思われますが」
「最初はそうだった。だが、私達が学生のころ政権政党が変わっただろう?」
ナマエちゃんはそう言ってタバコをふかす。変わった、変わりましたね、とは話しを聞いてる他と李子さんの頷きだ。
「彼らが変えた。目立つ報告をみて、考えた。私達は軍隊に使える。あれは私達が利用できるかを測る演習だった。私達をリークしたのは学校側だ」
「なぜ貴方はそれを?」
「先生から聞いた。彼は元々私の隣人だし、私の記憶を聞いてやってきた公安だ。彼がボロを出した時に聞いた」
「はー、李子さんたちよく国外に出れたな」
「いえ、今思えば苗字さんが煙に巻いた。私達が勝手に参加したのにいつの間にか彼女の指示の上参加したことになり、危険なことをするなという糾弾は貴方に向いた。貴方は学校をやめざるをえなくなった」
「いや?妹達の面倒をみる理由もあった。まだ末の妹はふにゃふにゃした赤ちゃんだった。それに、君たちは行きたい場所がある。私はあの時はあの国に留まるつもりでいたから別によかった。何度か隊のスカウトはきたが、貴方達はもう海外にいたし動きがおそかった。まぁ今はこうやって海外にいるわけだが……」
category:君僕主if(mgs)