ネタ帳vol.3
2025年ネタ帳13:魔法使い的な人と遠呂智??
08/12 14:24
ぐ、う、可愛いなこの人。本当に酔うと饒舌になるらしい。可愛い、と言えば、えっ、と繰り返される。誰が?と聞かれたので、荀攸殿が、と言えば彼は慌てた。「か、可愛い?俺が、ですか?」
「はい。荀攸殿可愛い。だめですよ、荀攸殿、知らない人とあんまり飲んじゃ。勘違いされてしまいます」
「勘違い……?」
「はい。勘違いです。可愛いから、持ち帰られてしまいますよ」
「持ち帰り……?」
「相手の家に連れて帰られる、と言う意味です」
これはいけない、と思いそう注意する。彼は目を瞬いて、ではナマエ殿も俺を持ち帰られると……?と尋ねてくる。ああーー。
「そんなこといっちゃだめですって、本当に勘違いされますよ、私だからよかったものの。お開きにしましょう、お開きです。家まで送ります」
そう言って荀攸殿の家まで送り届け、私は普通に家に帰った。荀攸殿可愛いかったな……。
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「いや、あの二人は顔が良過ぎて緊張するだけです」
賈詡殿と会ったのでそう告げる。郭嘉殿や荀ケ殿は苦手か?と言う問いかけに対する答えである。圧倒的に顔がいい。いや、荀攸殿や賈詡殿も顔がいいが、なんだろうか。全体的に美!!!っていう圧がある。
「苦手ではなく、美に圧倒される、みたいな……」
「あっははぁ、まぁ、アンタの言いたいことはわからんでもない。あの二人の顔の良さは一、二を争う」
「賈詡さんも美人ですけどね」
「は?」
頭おかしくない?みたいな反応された。いや美人じゃん、このおじさん。
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「徐庶殿も可愛いなって思ってる」
「えっ」
「お前の感覚おかしい。誰だよ、もってことはもう一人くらいいるだろ」
「荀攸殿。本当に可愛い。徐庶殿とは種類が違うかわいさがある」
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「うーーん、基本的な話になるけど、ジャンヌちゃん達と私が相性がとても悪い」
『郭嘉様』『手を振って』と書かれたうちわを持ちながら、私は困った顔をする。いや、私実のところ魔女だし。彼女達の前で下手したら火炙りになるわけだ。
「あー……宗教観的な違いによるやつか」
「そうそう、使おうものならえらいこっちゃになる」
「こんだけいたら大丈夫な気がするけどな……お前何持ってんだ」
「郭嘉殿にファンサしてもらおうと思って」
そう言いながら遠くに見えた郭嘉殿にうちわを見せる。一瞬きょとんとしてから、手を振ってくれる様はまさにアイドルなのだ。私はワッと言いながらうちわをふる。きゃー、郭嘉様〜的な。
「お前魏軍師アイドルにしたいのか?」
「いや、顔整い過ぎて怖いからこうしたら心の安寧が測れるというか」
「お前にもそんな感情あるんだな……」
「何それ」
そう言いながら荀ケ殿のうちわに持ち帰る。『荀ケ様』『微笑んで』と掲げれば、郭嘉殿が何か言ってこちらを見た荀ケ殿が困ったように笑った。
「あぁー、ファンサが手厚い」
「それ魏軍師分全員あるのか?」
「ううん、魏軍の分全部ある」
曹操様、覇道に連れてって、というものを見せてみる。お前それはやめろと言われたが。満寵殿が自分自身を指さしたので、『満寵様』『罠張り巡らせて』にしたらめちゃくちゃ荀攸殿が渋い顔をしたが。荀攸殿と賈詡殿の分もあるので見せといた。反応可愛い。
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やばい状況ではあるので鼻歌しながら魔法を撒き散らしていく。まぁ、みんなにはノー天気と思われてるけども。ガラシャちゃんが近くにいるし。まぁ、蘭丸くんがこちらをちょっと睨んだ。
「ナマエ殿、今がどのような状況かわかってらっしゃるのですか」
それは頷く。まぁ、危機的状況であるには違いない。
「ナマエ殿、美しい鼻歌だけれど、何かいいことがあったのかな?」
そう告げた郭嘉殿に、友人が目を瞬いた。
「ガラシャ、いつくらいからコイツ鼻歌歌ってた?」
「城に入った頃には歌っておったぞ」
「どおりで城の内装が西洋風になってんだな……」
流石に理解が深い。
「ジャンヌ、というか、フランス軍。今は危機だ。色々あるだろうがーー見過ごせ」
「それはどういうーー」
さて、そろそろ準備ができた。鼻歌をやめて全員の一歩前に立つ。
「さて、準備はできた。まぁ、神様相手だとただの拙いものだけれど、まぁ、妖魔はある程度できるかな」
そう言っていれば、ティーカップがかちゃかちゃ音を立てながら私のそばにきた。よろしい。私はそれを郭嘉殿にわたしつつ、何もないところから杖ーータクトのようなそれををとりだす。
妖魔によって扉が開く瞬間ーー指揮をするように杖を振る。その瞬間、音楽とともにカップがやっつけろー!と叫ぶ。その瞬間、廊下の奥にある家具が飛んできて、先鋒を吹っ飛ばした。あとは色々と家具達がやってくれるだろう。叫び声が聞こえるので。あとはそのまま指揮である。咳き込んでやってきた妖魔に私は問いかける。私は彼に問いかける。
「紅茶でもどうかな?」
「紅茶ぁ?助かる」
そう言って手を伸ばした彼にポットが「これでも喰らえクズ野郎ー!!」と言いながらお茶をかけた。あっちい!!と叫んだ彼を蹴り出す。違うやつが追いかけていった。
「どうなって……」
「コイツの魔法だよ。まぁー子供が好む奴だから非戦闘的だし、殺傷能力はない。気絶するくらいじゃないか」
友人がそう告げる。
「火をかけろ!!こんな変な城だって燃やせば済むはずだ!!」
「あらまー、そういうことしちゃうかぁ。まぁ、いっか、場所変えようか」
そう言いながら違う歌を紡ぐ。海賊の歌である。
「待て、待て、今回おまえ大軍団なんだぞ、落ちる!荒天の海は誰かが絶対落ちる!!」
「大丈夫大丈夫!でっかい船だから!」
ケラケラと笑い、片足をとん、と床を叩く。その瞬間、音楽が代わり洋風の城の内装、大理石の床が木の降板になっていく。潮風の匂いがして、そこは荒天の海に浮かぶ海賊船になる。雨がザアザアである。揺れる、揺れる、船が揺れる。別の友人が声を張る。
「全員近くに捕まっとけ!!」
郭嘉殿濡れたら風邪引くな?と思ったので、郭嘉殿に海賊帽子を被せて杖と一緒に舵をもつ。
「面舵いっぱいー!」
「うーずーー!!そっちうず!!」
「あっはは、渦上で決戦に持ち込もうじゃないか!」
妖魔の船が困ってるので渦に突っ込む。
「総員、大砲準備せよ!」
そう私が言えば、甲板にいる人たちが「大砲準備!」と叫びながら大砲の準備をしていく。
「口開けて全員耳塞げ!!」
「オーララ、追いついてしまうね!引きつけて。まだ。まだ。まだ。今だ、うて!」
妖魔達が乗った船が横に並んだ瞬間、そう叫べば大砲が球を放つ。木っ端微塵という奴である。妖魔が海の渦に飲み込まれるのを見送ってから舵からてをはなし、杖を頂点で止める。景色が元に戻る。妖魔が海に沈んだと思って泡を吹いて気を失ってらっしゃる。私は郭嘉殿から海賊帽をとり、魔法で彼らの服を乾かしておく。友人がへたり込みながら口を開いた。
「相変わらずお前の魔法意味わかんねぇ……」
「魔法はイマジネーションが大切だよ。ま!私は戦闘向きではないから眠らせたり気絶させることはできても、それ以上はできないかな」
そう言って海賊帽を違う帽子に変えて消しといた。
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