ネタ帳vol.3

2025年ネタ帳21:李子がオリジン入り

08/12 14:33 

執着されている気がする。いや、気がする程度ではあるが、元直、もとい徐庶殿も魏軍師にも結構重い感情を向けられている気がする。まぁ、文和殿に倣ってのらりくらり交わしているのだが。
が。この人が言うと違うのだ。嫁になるか?とさらっと聞いてきたのは曹操様である。いや、一番彼の嫁になるのが円満解決法にはなるのだろうが、危害が向いたらやばい。主に気がついたらそばにいる徐庶殿の。
「曹操様にはもう素敵な奥様方がいらっしゃるでしょう?私はこうやって貴方の元で働く方が好きなので働かせていただいたほうが嬉しいのですが……」
そう言えば彼はふっと息を吐いて笑った。うっ、かっこいい。という表情は意地でも浮かべないが。
「お主は靡かんな」
いや結構曹操様には靡いている気がする。見守っていた夏侯惇殿が、孟徳、と釘を刺しているのがわかる。
「しかし、お二人と話すのは楽しいのでたまにはこのようにして話したいですね」
本当に癒しの空間である。いや、元の世界は幼馴染相棒親友が入り混じった感情であるし、魏軍師も妹弟的な混じった感情なので対処も何もないが、こんなに周りが重い感情を持つとは思わなかった。文和殿にもっと交わし方を聞いとくんだった。武官の方々の方があっさりしている気がするのは多分気のせいではない。たが、あまり迷惑をかけたくないので関わりは浅いのである。癒しが欲しい。

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李子様がクソデカ重い感情を多数から向けられてらっしゃる。そう思いながら李子様をみる。学校でも才色兼備と名高い彼女(まぁマンモス校であるがため、彼と思われていることが多い)、それなりに色んな感情を抱かれている彼女であるが、年上からの交わし方もうまい。なんか一緒にトリップしてきた私が彼女に恋する……いや気にかける人達の相談に乗るハメになっている私だが、美丈夫と美少年、もしくは美少女の掛け算に見えるから大変楽しく過ごしている今である。というかそもそも李子様がいてめちゃくちゃ私たちは助かった。立ち回りがかなり綺麗にいきーー今は魏軍で保護されている。彼女が教えてくれるので仕事にもありつけたくらいである。
「様、とつけると言うことは、李子殿は身分が高いのかな?」
そう尋ねた郭嘉殿に、私は知りませんがと首を左右にふった。
「あまりにも顔が美しいのと存在が高嶺の花なので、そこまで李子様と親しくない学舎の人はみんな様付けですね。私はこんな事態になったから親しくしてもらえましたけど……」
わかりやすいように例えると……と考える。
「私たちの通う学舎自体が千人くらいの人がいるんで……ちょっとした軍の、それこそ軍師みたいな立ち位置じゃないですかね」
「学舎に千人も……!?」
びっくりした魏軍師その2荀攸殿に私は補足を入れる。
「ああっと、先生は複数いますし、学ぶことも人によって色々ですよ。李子様は生徒をまとめる立場で先生との間を取り持つ人」
まぁーー、私の転生先な世界の生徒会は顔がいい人が多い。

そう、例えば、だーー。
「孝直……?」
「おや、誰かと思えばナマエ殿ではないですか」
そう、この人だ。法正を幼くしたような顔をした彼ではあるが
中身はまんま法正殿だったりするらしい。同じクラスの彼であるが、ドエス尚且つマイペースなのである。李子様が驚いて目をぱちぱちと瞬いているなか、彼は李子殿を見て鼻で笑った。
「へぇ、貴方もそんな顔をするのか……」
「どう言う意味ですかその意味は」
「さぁ?……貴方もブレない色ですね」
そう言って李子殿の頭に肘を乗せた法考直様に、李子様がちょっとと叱る。近くにいた徐庶殿が李子様達をみた。
「李子殿の知り合い……?」
「あぁ?」
そう言って見上げた孝直様は、徐庶殿をみて、頭ではなく肩に手を乗せーー顔を近づけて口を開く。
「知り合い以上ですが何か?」
あ、徐庶殿が眉間に皺を寄せた。ついでに近くにいた魏軍師も眉間に皺を寄せた。それを見てーー孝直様が眉間に皺を寄せて李子様をみた。
「……アンタ、またか」
「孝直、あまり皆様を揶揄わないでください。徐庶殿、彼は学友です。知り合い以上ではありますが、皆さんが邪推するような関係ではありませんよ」
李子様はそう言って孝直様を見上げる。
「その服を見ると……蜀にいらっしゃるのですか」
「えぇ、後輩のお守りをしつつ、お人好しに報恩していますよ」
やりがいがある、と笑った孝直殿に、後輩?と首を傾げた。寵沙ですよ、ということばに李子様は理解したようだが。
「ゆめ殿」
そう私を読んだ彼女に私はおっかなびっくり彼女に近づく。私の紹介やら学内で巻き込まれたことを説明してくれた彼女に、私は感謝する。孝直様は私を知っていたらしい。存在は認知されてるの笑う。
「これはまた調べることが増えましたね。俺も色々調べておきますよ、元の世界に戻る為にも……」
「……蜀にも何人かいらっしゃるということは、もしや呉にも?」
李子様の問いかけに、会っていないのか、と彼は彼女を見下ろした。
「陸治と一般生徒、アンタの妹がいたぞ」
「えっ……」
李子様がそう言って固まる。
「えっ!?!?桃子が!?!?」
本気で驚いた李子様に、孝直様は驚いたように目を瞬きーーふはっと笑ったのだが。李子様に妹がいるとは初めて知ったが。ちなみに徐庶殿や軍師が孝直様にじぇらっており、李子様がそれとなくカバーしていた。だから重い感情持たれる、と孝直様がいっていた。それはそうだが、勝ち誇ったような顔をするのはどうかとも思う。

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「目が覚めたら偶にそばに他人がいるので、一層曹操殿といたほうが安心では?と言う気がしてきました」
李子殿の爆弾発言である。それ誰だ、とおもったが十中八九李子様に重い感情を持っている人達だろう。私はドン引きするが。合流した寵沙くんもドン引きしている。
「なんで他人がいるの、李子さん……」
「さぁ、寝顔を見たかったとかでは?」
「拗らせてるな、可哀想に……」
「李子さま、さすがに護衛よんだんだよね?」
「いえ、二度寝しました。最近寒いので」
李子様はそう言ってお酒を飲む。二度寝、とくりかえしたのは私だけではない。私は彼女の手を取りつつ首を左右にふった。
「李子様、それはいけないそれは」
「暖にしてるの強すぎ」
「幼馴染や兄達と同じ対応はやめたほうがいい。お前が思ってるよりアレは特級呪物だ」
「実害はないのですが……」
「実害だ阿保。ちなみにどれだ。お前のそばに十中八九控えてるやつか、女好きのやつか、それ以外か」
「色々です。魏軍師ほぼ全員抱き枕にしました。反応が色々で面白かったですね」
李子様の言葉に孝直さんが爆笑している。
「李子さん、危機感持って、危機感を」
「曹操様に連絡したほうがいいのでは……」





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「あ!!姉様!!」
そうにっこり笑った妹に、あっ、ではない、とおもう。満面の笑みを浮かべてやってきた妹ーー桃子に、私は彼女を抱き上げた。孫堅様達や陸治殿にひたすら御礼をいうターンである。まぁ、いやいい子にしてた,と概ね言われたが。まだ三国が協力関係である遠呂智世界でよかった。本当に。と、いうことで、妹を連れて魏軍の陣地に戻る。また遊びに来いと言った孫堅様の言葉には甘えさせてもらおう。


「曹操様」
帰って一番とりあえず孫呉に行く許可をくれた曹操様のところに顔を出す。夏侯惇殿と夏侯淵殿、荀ケ殿も一緒だ。
「早い戻りだな、李子よ。妹とは合流できたか?」
曹操様の言葉に、妹?と周りは首を傾げたが。
「はい、許可をいただきありがとうございました。大事に至る前で助かりました。桃子、ご挨拶しましょう」
そう促せば、私の後ろから桃子は顔を出して、にっこり笑顔を浮かべた。
「桃子です!姉様がお世話になっています!よろしくお願いします!」
「お、元気がいいな!」
「……妹はまだ幼い故に皆様にご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします」
「……娘くらいの歳の差じゃないのか?」
夏侯惇殿の問いかけに、答える。
「正しくは姪に当たるのですが、諸事情があり妹として私と共に暮らしています」
「桃子は姉様が母様で問題はないです」
「私も構いませんが、私たちの世界の世間体の問題ですね」
桃子にそう答えれば満足したのか満面の笑みを浮かべた。まぁ、曹操様が娘になるか?って聞いてきたが、即座に荀ケ殿が止めてた。わりかと本気で。

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「李子様、桃子ちゃん修練場にいたけど大丈夫?」
そう尋ねてきたゆめ殿に、え?とかえす。桃子が修練場……今日は于禁殿達が使う日ではなかろうか。……。
「えっ!?!?!?」
私が大声を出してしまったので、荀攸殿がびっくりしてしまった。申し訳ない。近くにいる軍師ズが珍しそうにこちらをみた。
「あちゃー、ダメだっかぁー」
「桃子?」
「李子殿の妹だそうですよ。幼いですし、修練場は危ないですね」
「いえ、あの子はわりと考えるより身体を動かすほうが好きといいますか、訓練に混じろうとするといいますか、将軍にご迷惑をかけてる気しかしないので、ちょっと迎えに行ってきます」
そうわたわたすれば、近くの机に引っかかって転びかける。まぁ近くにいた荀攸殿に支えられたが。
「ありがとうございます」
「場所はわかりますか?」
「わかります、大丈夫です、ありがとうございます」
「李子様が動揺してるのはじめてみた」

まぁそのまま一緒に向かうことになり、迎えば訓練が終わるところだった。桃子といえば、端の方に折れた槍だっただろうもの持っている。ああああ。周りの兵が多分よくやったなみたいな感じで褒めている。あああああ。
「桃子!!」
「あ、姉様!!」
「あ、姉様、ではありません!!今日は私のお仕事が入ったので、邸にいる約束をしたでしょう!」
めっ!!と叱るが、全く響いてなさそうである。于禁将軍と張遼将軍が来たので私は頭を下げる。
「于禁将軍、張遼将軍、申し訳ございません!妹がご迷惑をおかけしました!」
「……どこから紛れ込んだかと思えば……」
「私が過ごさせていただいている場所に今日はとりあえずいるように告げていたのですが、まさかこのように修練場にいるとは思わず……以後、できるだけ目を離さないようにいたします」
「……」
「李子殿、妹君は心が強い。大人でも逃げ出す于禁殿の容赦がない訓練を逃げ出さずにやり遂げていた」
それは異世界の貴方達の修練にくっつくからでは、とは、言わない。
「桃子は強くなって、姉様達をお守りします!」


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