ネタ帳vol.3
2025年ネタ帳34:↓を幼くした(msu)
08/12 14:48
・24年の消えたネタ帳主の子供?・下忍くらいにしたいので12歳くらい。
==
一緒にきた人達とは違って、私は出来ることが圧倒的に少ない。暮らしは何故だが保障されているが、周りの人達が働いているのに私一人働かないのは心苦しかったのである。どうやらこの世界には戦があるらしく、兵の人達は働かざる者食うべからずといい感じだ。畑仕事はやり方がわからないし、どちらかというと兵として働いた方が良い気がする。ということを兵士の人に言えば、于禁将軍のところに行け、と言われたので参加してみた。厳しいがぎりぎりこなせる範囲である。槍の扱いはなれないが、そのうちなれるだろうか。色々覚えないといけないことが多そうだ。
鍛錬?調練?修練にも慣れてきて、知り合いも増えたので畑も手伝えるようになった。たまに大きな許褚様や典韋様がやってきて、たんと食えと肉まんをくれたりもするが、みんなで分け合って食べたりもする。まぁ順調といえば順調であるが、困ったことは未だたくさんある。例えば、文字が読めないことや礼儀がわからないことだ。于禁将軍に対する礼の仕方などは他の人をみて覚えたり聞いたりしているが、それでも完璧ではない。そういうことが書かれているだろう本というか竹簡?書簡?書物?を読もうとしてもまず言葉の壁にぶち当たるのだ。あとは何から手をつけていいかもわからない。兵士に聞けば知らなくても生きていけると言われたが、あるとないとでは違うと思う。とりあえず、許褚様と典韋様に相談してみれば、学問所があると教えてもらえた。見に行ってみたところ、同い年くらいの子供もたくさんいる。もらえる俸禄と生活費などを考えてみる。
「うーーん……」
「どうかしましたか」
聞こえてきた声に肩を揺らす。慌てて振り返れば、一緒に巻き込まれている先輩と、その先輩と一緒に働いている人達がいた。アイドル集団みたいだ。慌てて挙礼すれば、彼女はきょとんとしーーそのように堅苦しくしなくとも大丈夫ですよ、と柔らかくわらう。うっ、顔が良い。
「知り合いですか?」
「あぁ、みなさんはじめまして、でしたか。ほら、今噂になっている于禁将軍の調練に参加する子ですよ」
彼女の言葉に、四人は目を瞬いた。えっ?と声を上げたり、おや、といったり。
「どうみても子供では……」
「えぇ、そうですね。そう言えば名前や歳をきいていませんでした。私は李子と言います。大学生ですね」
はわわ、おとなだ、と私は思う。貴方は?と聞いた彼女に、私は答える。
「えっと……はたけサクです。今年で12歳です」
そう言えば、彼女が目を瞬き、近くにいた男性が口を開く。
「子供じゃないですか!」
「于禁将軍には一応未成年であることを伝えていますが……まさか12だとは……」
「于禁将軍は怖くないのかい?」
「于禁将軍は……厳しいですが、ちゃんとすれば怒られませんし……言ってることがただしい気がするので、怖くはないです」
そう言えば、あっははぁ!と笑いながら、見込みがある、と言われた。その男性は私を見下ろしたが。
「それで、おちびさんは何に悩んでたんだ?」
「あの……色々わからないことがおおいので、学問所?に行こうかと思ったのですが、どれくらい費用がかかるのかわからなくて……」
「学問所?」
「はい。こちらの文字の読み書きができないですし、礼儀も周りの方の見よう見まねでよくわかっていません。最近はよく武官?の方達も話してくださるので、失礼なことをしたくありたせんし……典韋様と許褚様に聞けば学問所に行ってはどうかとおっしゃってくださいました。ただ、今の私の俸禄?で通えるのかと……」
しょもしょもとしながら言う。彼らは顔を見合わせた。
「良い心がけですね。しかし、貴方は自分の食事なども自分の俸禄で賄っているでしょう?」
「はい……ちょっとなら余裕が……」
「それはこれからのために置いておきましょうか。学問や礼儀ならば私がみます」
「しかし、お忙しいのでは……」
「貴方よりは忙しくない気はしますが」
ふふ、と笑った彼女に私は首を傾げる。私はそこまで忙しくないが。とりあえずありがとうございます、とまた挙礼をする。
「まずはそこですね。そちらは男性の挙礼です。女性は手が反対」
その言葉に私は目をぱちぱちする。
「どうしよう……周りの方がおなじだったので……ずっと逆でしてました」
「えっ……」
「はっ?」
「おや……やっぱりそうか」
髪色が明るい男性が私にあわせて少しかがむとそう言って笑う。まぁ、すぐ郭嘉殿と他に制されていたが。
「まぁ君の場合、調練に加わりたいならそのままの方がいいよ。女性の参加は認められてないからね」
一番背の高い男性がそう告げて、私は困った顔をする。私達の秘密にしておきましょう、と、彼女は言ってくれたのだが。
==
軍師の方々の教え方はわかりやすい。わからなくてもきいたらわかりやすく教えてくれるのだ。もちろん、復習もするが。ちょっと余裕があるので、自主鍛錬をしていれば将の方々とも知り合い、紫鸞様を参考にしたら良いと言われたので紫鸞殿に教えてもらったりもする。忙しいが、充実していると言えば充実しているのだ。
さて、目の前にいるのは馬である。見上げるほどの、とはいうが私が小さいだけかもしれない。
「ガルグよりおっきい……」
当たり前かもしれないが。馬を見上げれば、馬は私をペロリと舐めた。ガルグ?と首を傾げたのは公達様である。
「公達様は見たことありませんか?犬のような、狼のような……」
そう言えば彼は首を左右にふる。
「がるぐ……李子殿なら知っているでしょうか」
私も考える。いや、多分知らないな。ガルグって私が住んでいるあたりしかいないのだ。基本狩りをするときに乗るくらいで、基本的には一緒に遊んだりするくらいである。たぶんよその人は知らない。
「ガルグはうちの周辺……えっと、里?にしかいませんでした。李子先輩もは見たことないかもしれないです。普段は里にいますが、巻物で呼び出したらドロンとあらわれます。オトモという猫ちゃんもいます」
彼は巻物?どろん?と首を傾げる。見せてみないとわからないかもしれない。
「お父さん達からあんまり見せちゃダメって言われてるので……確かに怪しい術と思われそうな……」
といえば、また馬にペロリと舐めらる。
「これは好かれているんでしょうか」
「ええ、好かれているようですね」
ふふ、と笑った公達様に乗せてもらい、そのまま遠乗りに連れて行ってもらえた。綺麗な景色がみれて満足である。
==
「えっ、ガルグとオトモ?」
そう言って目を瞬いたのは別の派閥?国?領地?にいる寵沙先輩である。偉い人同士の話し合いと一緒に同じ世界から来た人達と話し合いがあるからと言われて李子先輩についてきたのだが、そこにいた二人である。李子先輩と同い年の呉にいる陸治先輩と、高校生の寵沙先輩だ。その二人に、公達様から話を聞いた李子先輩が尋ねているというわけだ。反応を見せた二人はもしや私が知らないだけで里に来てるんだろうか。
「寵沙先輩と、陸治先輩は知っていますか?」
「俺たちが戻ってきたあと、なくなってるやつに出てくる……」
寵沙先輩の発言に私ははて?と首を傾げる。
「ナマエは同じ世界から来たんだよな?」
「ええ、巻き込まれる前にもいましたし……」
「カムラの里に聞き覚えは?」
その問いかけに、私は目を瞬く。
「ウツシ叔父さんがそこから来たって聞きました」
私の言葉に、寵沙先輩がああああと叫ぶ。陸治先輩が目をぱちぱちと瞬いているのがわかる。
「……二人がその反応をするということは、巻物でドロンも関係ありますか」
「巻物でドロン!?」
「いや、それはないと思うが。なんだそれは」
「巻物でドロンは巻物で……あ、えーと、口寄せ?」
小首を傾げてそう言えば、彼彼女らは口寄せ、と繰り返した。
「なくなった名作漫画あったな……父親の名前は?」
「カカシです」
そう言えば、李子さんやばい子拾っちゃったよ、と寵沙先輩がふるえる声をだした。
「……。……。ナマエの親族が私達と同じようなことに巻き込まれて、連れて戻るか何かした、と言うことでしょうか」
「ありうるな……」
そう言った陸治先輩に、私は手を叩く。
「そう言えば、お母さんが高校生のころに、びっくりするような事が起きて、お父さんや叔父さん達にあったとききました。私が経験してるこれでしょうか?」
「あり得ますね」
李子先輩はそう言って頷いた。
「いまだによくわかりませんが、先輩達とご一緒でよかったです。一人だとどうなっていた事か……」
「ナマエの行動をみていれば、それなりにうまく対処できたと思いますよ」
初手で于禁将軍の調練に参加したり、次手で畑のやり方を聞いたりするあたり。
李子先輩の言葉に、陸治先輩が私をみた。
「見た目より根性あるな」
「私が保護した方の中で一番の働き者ですよ」
李子先輩の方が働き者だと思うのだが。
==
李子先輩が、私は特殊な術を扱う里に住む一族の出、と改めて紹介したらしい。珍しいが故に黙っておいた方が良く、珍しいが故に隠れ住んでいる。それはとても正しい。
「そういえば、紫鸞様はガルグに楽々と乗れそうです」
「ガルグ?」
「犬のような……狼のような……騎乗できる生き物……?」
そう首を傾げる。李子先輩と曹操様が見せて良いと言ってくれたので私は口寄せでガルグ二匹ーーウゲンとサゲンと私のオトモのオモカジを呼び出す。ぽん、と言う音とともに現れた3匹は周りを見てから私に気付いたらしく、私にとびついてきた。
「わっ、わわ!?」
ウゲンとサゲンのぺろぺろ攻撃である。こそばゆくて、笑う。三度目の待てで、きちんとお座りした2匹と止まったオモカジに私は息を吐いた。
「あー、びっくりした」
「それはこっちの台詞なんだわ。食われるかと思った」
夏侯淵将軍の言葉に私は首を傾げる。紫鸞様が、でかい狼だな、と告げる。
「……噛みますか?」
「いえ、二匹とも懐っこいので」
「撫でても?」
そう聞いた李子先輩に、3匹とも反応した。わーい、みたいな感じで李子先輩に向かい撫でられ待ちしている。紫鸞様がそちらに加わり、もふもふしている。でも曹操様に撫でられ待ちするの良くない。撫でてくださったけど。
==
熊くらいなら、と言えば、熊仕留められる子供は滅多にいないんだが、と陸治先輩に言われた。熊を仕留めたのはいいが、運べなくて困っていたら陸治先輩が通りかかったわけである。担げる彼は流石なのだ。そのまま川での血抜きも手伝ってもらえたし。
「陸治ど……熊?」
「わ、熊じゃん」
「李子殿、こいつ一人で熊狩りしてたぞ」
「え……えっ!?怪我は!?」
「?ありません。みんなで熊鍋できますね」
category:隠れ里の人たち(nrt/MHR)