ネタ帳vol.3

2025年ネタ帳48:君僕ヨルムン

08/12 15:02 
ナマエちゃんがスマホの連絡をみて眉間に皺をよせた。どうしたんだろう、と私は彼女をみる。ああー、と珍しく小さく呻いた彼女に、私たちは彼女をみた。ちょっと悪い、と言ってから少し離れたダイニングルームでどこかに電話をかけた彼女である。しかしながら、はぁ!?と急に大きな声を出したナマエちゃんは、本当に珍しくおたんこなす!と叱った。日本語で。それに対して、こちらはおたんこなすとは?という会話になる。
「昔のスラッグみたいなもんだ。直訳すると、馬鹿とか愚鈍だな」
カズさんの説明に、周りが納得したのと同時にナマエちゃんに視線が向いた。ナマエちゃんはまた英語ではない言語で会話を続ける。
「姉御のあれ何語?ロシア?」
「いや、あれは東訛りが強いドイツ語だな」
そんな会話の中、ナマエちゃんが「ヨナ!?」と声を上げた。ヨナってなに、と見れば、他もわからないらしい。
「恐らく人名だろう」
まぁ最後にはナマエちゃんはヨナだけ遊園地に連れて行く時間経ってから合流する、というのと、ピンポーンという音がするのは同時だった。出ようとしたオセロットさんを制してナマエちゃんは玄関に向かう。そこにいたのは少年である。彼女は彼にあわせて屈む。
「久しぶりだな、ヨナ、元気にしてたか?」
「まぁね」
「君は無事そうだ」
「そう見える?」
少年の言葉に彼女は顔を顰めた。そうしてジョンさんに何か手の合図をする。彼は眉間に皺をよせーーカーテンをひいた。
「ヨナ、お友達は何人かな?」
「お友達……ああ、ついてきたやつのこと?三人だ。そこに二人いる」
そう言った瞬間、ナマエちゃんはヨナと呼んだ少年を部屋の中に突き飛ばすと、扉近くにいた誰かを掴んだそうして投げ飛ばすーーことはなく彼女は銃を奪ってその誰かを盾にして、もう一人と会い対する。まぁ、すぐに二人とも意識を手放すことになるのだが。
「ヨナ、リビングにいなさい。ジャック、奥の部屋からスナイパーライフルのおもちゃ持ってきて」
おもちゃ?と私たちは首を傾げたが、ジョンさんはため息をついて奥の部屋に行くとスコープ付きのスナイパーライフルと双眼鏡を持ってきた。
「おもちゃじゃないだろうそれは」
「おっとデイヴィッド、日本に銃なんてあるわけないだろう。おもちゃだよ。こめる弾だって実弾じゃない。ペイント弾だ」
そう言ってテキパキと彼女は準備する。ジョンさんがリビングの一部の天井をさわれば、2階部分に繋がる梯子が現れた。少年が目を輝かせ、セツくんも目を輝かせた。
「え!?姉御、なにこれ!?」
「通りで上の部屋が空室のはずだよ」
そのまま二人が上に上がると、しばらくポイントの話になり、着弾を確認、という話をしてすぐ降りてきたが。ちなみに玄関で伸びている二人はアダムスカさんとエイハブさんがサクッと武装解除をして捕獲していた。
「ヨナ、改めて久しぶりだな。怪我はないか?」
「うん、僕はね」
「まったく、あのお嬢さんのトラブルメイクは素晴らしいな」
そう言って彼女はなにもなかったようにコップを取り出してジュースを注ぐと、一口飲んでから彼に渡した。
「もう慣れた」
「慣れなくていいことなんだがな……チョコバー食べるか?」
「食べる」
「君の家族達から君宛の手紙も最近預かった」

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