ネタ帳vol.3
2025年ネタ帳53:大神妹が監督生
08/12 15:07
・バレた「今までホームスクリーニングばっかりしていたのでこう言うふうに学校に通ったことがなかったので、楽しいです」
そう言えば周りが固まった。いやぁ、先輩と着替えしてる時にはちあわすとは運の尽きである。グリムに頼んでたんだけども、おやつにつられちゃったらしい。監督生の世界ではホームスクリーニングが主流なのか?と聞いたトレイ先輩に、私は首を左右に振る。
「いえ、私は昔、体が弱くて少し外で遊んだだけで倒れたり熱を出して数日寝込んだりしていたんです。だから、学校に行くどころか、同い年の子と遊んだりもあまりできなくて……あ、今は元気ですよ。原因も対処法もわかったので、バルカス先生の授業だってついていけます!」
「みたいだな」
「あと学園に追い出されたら本当に行く場所がないので……」
そう困った顔をする。
「わかってる、黙っておくよ。それにしても、……エースやデュースは知ってるのか?」
私はその言葉に首を左右に振った。
「知ってるのは学園長とサムさん、グリムと……生体スキャンをかけれるオルトくんくらいです。あの二人も知りません」
そう言えば、彼はだよなぁと困ったような声を出した。なんだ?と思う。「悪い、監督生……」と告げた彼に私は目を瞬く。
「いるんだ」
「えっ」
私は持っていたクッキーを落とす。ちょっとだけ探知すれば、扉の外に人がいるのがわかる。えっ?と言って扉の方を見れば、グリムとエースとデュースが現れた。
「えぇっ!?」
「ずるいんだゾ!俺様もお菓子くいてー!!」
ときたグリムをとりあえず抱き上げる。デュースが混乱している顔をして、エースがちょっと不機嫌そうな顔をしている。私は眉尻を下げた。
「ちょっと、ナマエ、なんでそう言うの先にトレイ先輩にいうわけ?普通、俺たちが先じゃね?」
「いや、うーーん、トレイ先輩と着替え中にバッタリ出くわしてしまって……」
そう言えばトレイ先輩が顔を覆った。ワザとじゃないんだ、と言った彼にそれはわかっています、と伝える。
「ま!わかってたけどな」
「えっ!?」
エースの言葉に、いやあれだけ買い物する時ワンピースとか見てたらわかるっしょ、と言われた。あぁー、それはそうかもしれない。
「黙っててごめんね」
「別にー。謝んなって、男子校なんだから男って嘘ついとかなきゃ色々やばいっしょ。寮長とか」
「僕がなんだって?」
おっとこれはややこしいことになる気がする、と思えば、デュースが「ナマエが……女……?」とかなり困惑したように告げて、えええー!?と叫んだ。そこからリドル先輩に飛び火したが。私は頭を抱える。
「ナマエ、えっ、女の子……?おんっムグ!」
「馬鹿、デュース」
そう言ってエースがデュースの口を手で押さえる。
「……なんだって?」
「いやぁ、これは……」
ああ、これはどうしたものか、とエースと困った顔をする。寮生達がなんだなんだ?と顔を出した。これは仕方ない。
「リドル先輩、後でも構いませんので少しだけお時間いただけますか?少しお話ししておきたいことができて……」
と言えば、彼は不思議そうにしたが。ちなみに話せば、怒られるかなと思ったら案外受け入れられてしまった。入学するのは男じゃないといけないけれど、編入はそうじゃないからね、ということである。ホッと息を吐いてしまったのは仕方ないと思う。
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まぁーー、リドル先輩から他の寮長にバレることになるとは思わなかった。まぁ、レオナ先輩もツノ太郎もなんとなく察してくれていたというか。そこから先生に飛んだらしい。先生にめちゃくちゃ心配されたが今のところは大丈夫である。
まぁ、イデア先輩の対応がまたゼロに戻ったり、ヴィル先輩に褒められたり色々したけども。ちなみに学園長は先生たちに詰め寄られたらしい。うーん、悪いことをしてしまった。まぁ、学校に通えてなかったので、という説明をしたらみんな落ち着いた。
と、バレた結果、監督生でよくない?と言われることが増えた。カリム先輩やジャミル先輩しかり、レオナ先輩しかり、リリア先輩とツノ太郎しかり、オルトくんやイデア先輩しかり。パーティーに連れて行かれることになっているが、ドレスがないわけで。ちなみにグリムはご飯がたくさん食べれる!と意気込んでいたが。
ついでにヴィル先輩の率いる映像研究会に引っ張られることになって、試着している今である。ちなみに作クルーウェル先生のそれはすごい綺麗め可愛い。それに合わせて映像用に軽く娘役メイクすれば完成というわけだ。
「いかがでしょう」
「やっぱり見込んだ通りね。靴のヒールは何センチまでいける?」
「それは踊れる程度で、ですか?」
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