ネタ帳vol.3

2025年ネタ帳76:隠れ里の人、2回目木の葉

08/12 15:22 

2回目なんだよなー、この世界。変わらない両親、変わらない筋書き。そんなものの中、うら若き暗部してるカカシ先生に会ったのでどうにかしてメンタルよいしょする。いやー、私はカカシ先生のチャクラを覚えてるので、すぐわかるのだ。そうして私がコロコロ懐き、向こうもかなり気を緩ませて素で、対応めちゃくちゃしてくれるようになってはいる。家族ともご飯たべるし。しかーし!そのせいで、だ。
「なんでカカシ兄が先生して……というか私はカカシ兄に班じゃないの……!」
カカシ先生のそばでうだうだ言うよ、私は。上忍師になるって言う話は聞いてないんだな、知ってたけど。私はカカシ先生の班になって愉快な七班生活を送る気が満々だったのに、蓋を開けてびっくり、いのしか蝶トリオと一緒である。この班チームワーク出来上がってんじゃん。私入れちゃダメでしょ。まぁ、ヒナタちゃんと一緒でも日向と一緒になるから、恐らくはうちはや日向と千手が同じだと色々面倒だからの可能性はありそうだが。私の話を聞いたカカシ先生といえば、あのね、知り合いはほぼ分けられるから、と言われた。それはそうらしいが、私は七班がよかった。
「ナルトくんはめちゃくちゃ愉快だし、ナルトくん絡んだサスケくんは愉快だからそこ含めて一緒に見たかったのに……」
「なに?好きなの?」
「カカシ兄がね!」
そう言えば、カカシ先生にデコピンされた。くっそー、相手にされてねぇ〜!!


どうせ中忍試験別の人と組まされるんだろ、と思ってたらマジで別の人と組まされた。即席の班やめろ。マジで解せぬ。一次試験はさらっと解いてしまったし、二次試験は即席の班でも2番目抜けしてしまったのは許してほしい。早かったな、とやってきたアスマ先生とカカシ先生に私はむっとする。カカシ先生が忙しいから会えてなかったの拗ねてる、と拗ねてたらちょっとカカシ先生がほっこりしてた。私の拗ねでほっこりすんな。
「俺としてはこのまま下忍でいてほしいんだけど」
冗談っぽく言われたがこれは多分違うな。本音だな。私は大丈夫だよと背伸びすれば屈んだカカシ先生の頭を撫でる。逆じゃない?と言われたが。
「相変わらず仲がいいこって」
「そのままお嫁さん位置を狙ってるからね!」
虎視眈々と!
そうアスマ先生にいえば、アスマが本気にするでしょーが、とカカシ先生に言われる。
「本気にしていいよ!」
まぁそろそろ砂からの視線が厳しいので大人しくするというか、その視線に応えてヒラヒラ手を振るが。
「君たち飴食べる?」
「違う里のやつに渡されたものを食べるバカがいると思うか」
「個包装されてるからいけるかなって。食べたくなったら言ってね」
ゆるゆるとそう言っておく。こいつアホだ、みたいな感じだったが知らん。


さてはて、ほら、決勝の予選である。この時期の私はまだ千手を名乗ってないのだが、一緒の班になった人同士があたったりなんかして、まぁ私は一つ上の本家の人間と当たることになる。で、私をみて色々言いますよね。千手の分家ってバラしますよね。困った。とても困った。私は別に話すつもりはないのに。ザワッとなった周りに私は肩をすくめる。
「いや別に関係なくない?」
「強がりか?里に帰れぬ分家の癖に」
「いや里に帰れないわけじゃないよ。親子喧嘩の延長でじいちゃんが里に来ないだけで。多分普通に里の危機には戻ってくるよ、あの人たち。みんな木の葉の里は好きだよ」
そう言って私はゆるーく答える。鼻で笑われたが。私はそれに首を傾げる。
「というか、なんで本家そんな見下す人ばっかになってんの?前会った人も結構見下してきたけど。癖?曾祖父ちゃんあたりがえらかっただけで、私たちは功績もクソもない下忍なんだから他人に威張れるほど偉くないよね?」
と私が言ったらぎゃんぎゃん吠えられる。私は耳をふさぐ。うるさい。あと他の一族に飛び火しよった。
「うるせー、里を守る一族に上も下もないでしょーが。喧嘩売ってどうすんの。今のでかんっぺきに日向に敵意向けられるよ。里内で敵作るのよくないと思う。と、いうか、そう言うスタンスだから他の一族から千手はぶられるんでしょ」
指をさしてそういう。黙ってて笑う。いや事実いま千手はあんまり好かれてないのである。
「再度言うけど、初代様と2代目様が偉いだけで君も私も偉くないしペーペーの下忍なんだよ。あと他の一族への偏見やめて。私は一族関係なくサスケくんともヒナタちゃんともシカマルくんともチョウジくんともいのちゃんともシノくんともキバくんとも仲良くしたいし、一族どうこうなくてもナルトくんやサクラちゃんも仲良くしたいし、他のアカデミーの同期だってそう。こちとらナルトくんが火影になるっていう夢を友達として応援したいんだよ」
わりかと真面目にそう告げる。ナルトくんが嬉しそうにしてくれて何より。まぁもう真面目モード終わるが。
「そもそも10代中に友達何人できるかなチャレンジ中だからマジで他に影響だすのやめてほしい」
ゆるゆるとそう言えばめちゃくちゃ視線が向いた。何言ってんだお前的な。お前の言動が千手を貶めるんだ!!とどなられた。
「いや君がバラしたんじゃん。理不尽……」
そこでようやくゴホンと咳払いした審判にすいませんと頭を下げる。とりあえずはじめと言われたので、クナイを構える。まぁ相手の攻撃を交わしつつ、私はクナイをデタラメに投げる、ように見せかけてチャクラ糸をつけたクナイを一定の位置に配置していく。これ結構楽なんだよなぁ。ついでに煙玉使った間に、影分身をし影分身をクナイに変化させる。そうして投げるふりをして刺しておく。下手くそと相手からも味方からも言われた、が、知らない。準備ができたので私は止まる。相手がこちらに向かってきたため、私は小指をまげた。指を曲げればあら不思議、対角にあるクナイが逆行してくるんだな。あとは驚いてる相手を分身のところに追い詰めたらオッケーということだ。
「あははー、ごめんね、私が投げたクナイたまに逆行するんだよね」
相手は固まる。そりゃそうだどれがそうかなんてわからないからだ。やけくそになったのか、がむしゃらに動く相手をトントンと追い詰めていく。最後に分身が気絶させたので私はありがたく勝者になった。
「偉そうなことは実力伴ってから言おうね。説得力ないよ」
そう言ってから普通に班の元に行く。お前千手だったのか……!?みたいな衝撃走ってるけど。カカシ先生とアスマ先生知ってるっぽいな。
「別れた分家だよ。向こうは私たち嫌ってるし関係はないかなぁ」
今は、だけども。

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修行パートである。アスマ先生シカマルくん付きだし、カカシ先生はサスケくん付きだ。私はどうするかなぁと思ったら普通に暗部と千手がほぼ同時に接触してきて笑った。なるようになるしかない。あと今の多少自由がきくうちにオビトさんぶん殴っておいた方がいいのでは?と思うので夢を渡る忍術で影丸さんに会いに行き、オビトさんをぶん殴りに行った。というか、違う世界ではこうなったよと影丸さんと一緒にオビトさんに説明したりなんぞする。あとはマダラさんにもろくでもないこと起こるよと言ったり、イタチさんに共有しとくかと夢渡りで渡って言いにいったりもした。面倒臭いからもう色々味方になれ。りんちゃんさんは過去なので無理か、とおもっていたが、いやこれワンチャン影丸さんに教わったやつでいけるか?などと色々考えて修行の暇がない。まぁー、滝登りながらとか水面で座りながらとかで過ごしながら考えてるけど。
「……色々困難がありすぎんよ」
そう言ってチャクラ使って水の上にぷかぷか浮きながら目を伏せる。関係者以外立ち入り禁止の結界作ったので知り合いしか入ってこないはずだ。本戦準備面倒くせー。もう半分以上たってる。私の癒しのために呼び出した(サイズ重さとも術でどうにかした)ミツネが私のお腹の上でくぁと小さいあくびをした。
「なるようになるかぁ」
あの子が時間巻き戻してたんだから、ワンチャン巻き戻してりんちゃんぱいせんどうにかならないかな……。なんかあの子いる可能性あるし。またゼロにされたら流石に闇堕ちしそう。
気配が近づいてきて、チャプ、という音がしたのでそちらをみる。呆れ顔のオビトさんがこちらをみた。
「何やってんだお前……」
「オビトさん、ちょうどいいとこに。色々聞いてほしい〜」
そう言ってミツネを抱えつつ座る。
「何を今更」
「月の人対策はマダラ爺ちゃんに任せるけど、今後どうするか影丸さん交えて話したいし、ワンチャンりんちゃん先輩をどうにかならないかなって思ったから、その話したい」
そう言ってミツネを抱えて起き上がる。彼は目を見開いた。
「とりあえず影丸さん呼び出すね」
「影丸?」
「異世界の忍者だよ。たまに異世界の2代目様もセットでくる」
そう言ってきちんと立ち上がる。ミツネは今日に私の肩に乗った。
「お前がいた世界の?」
「うーん、また違う世界じゃないかな。で、さ、私がはぶられたときに時間遡った話したっけ?」
「聞いてない」
「そうだっけ。まぁ、簡単に言うとと世界が強制的に遡って私がやったこと無くなって居場所無くなって世界渡って今なんだけど、それを利用して世界全体じゃなくてリンさん周りを変えれないかなって思ったんだけど……」
「リンが行方不明になる前、ってことか?」
そう聞いたオビトさんに私はおやぁ?と思う。と、いうことは、だ。私は少し考える。
「ってことはできるんだなぁ」
「は?」
「いや、私のいた世界だと人柱力にされたリンさんがカカシ先生の雷切に飛び込んじゃってお亡くなりになってて、離脱してたオビトさんがそれを見て絶望しちゃったんだけど」
「は……!?」
「オビトさんの認識がそうなら、多分リンさんの回避がどうにかなったんじゃないかな」
そう言ってうむうむと考える。影丸さんに相談だ、と影丸さん口寄せしたらニダイさんもきた。戦闘体制に入った三人をドードーする。
「リンさん救出作戦考えてほしいんですよね」
そう言えば二人は顔を見合わせた。

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本戦である。影丸さんがオビトさんとリンさん救出作戦に動いてくれたのだが、本戦前だとばれた私はニダイさんにしこたま扱かれた。カカシ先生に誰に教わってる?と聞かれて親戚っていったし、両親も親戚っていってた。それでよし。そういや木の葉崩しきたような、とおもったが、それはどうしようもない。子供の体で対大蛇丸戦は無理すぎる。
と、してる時に思いだす。そういや私が本戦で相対した人、下忍のフリした砂隠れ上忍じゃなかったっけ。名前を確認すればあってる。通りで二次試験突破楽勝だったはずである。前はこれが逆行クナイのお披露目だったな、と思い出した。


 
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面倒くさいことになるのはわかっていたが、やっぱり面倒くさいんだよな〜。
中忍に上がることにより本家に養子に加わることになり、前と同じく当主になってしまった。面倒くさい。そう思いながら千手であまりいい扱いを受けてない人から懐柔していく。脳内イメージ初代様とか某徳川家康である。あと影丸さんとオビトさんがりんちゃん先輩を無事助け出し、とりあえず私の一族として過ごしてもらってる。はたけカカシがより幸せにする計画RTAが千手含む一族掌握RTAになってるし、あの子が相変わらずキー!!ってなってるっぽいけど。それは知らん。世界が都合よく動いてくれるわけがない。
と、してたら、ラスボスがトリッパーに変わったでござる。こんなはずはないとめちゃくちゃ繰り返してるっぽいあの子は、やっぱり1回目の時に私を追い出した人に似ている。もうこの子こそいい夢みせて眠ったらよくないか?と思ってくびをかしげて、ギャンギャン言われた。おいおい初代二代目含む歴代火影の前だぞ。あと他の里の影の前だぞ。周りが私はそんなのじゃない!って言ってくれる。千手掌握しちゃったからか、その評判が周りにも向かったっぽく、私の評価はまぁまぁ高い。その反動でストレスやばいけど。たまに嫌になってカカシ先生の家に忍び込みビスケとカカシ先生のベッドで寝る。うるせー、私はカカシ先生を励みにしてるんじゃい。
腹黒いとか色々言われる、ので、私はケラケラ笑って顔を覆う。で、ひとしきり笑ってから息を吐いた。
「……あぁ、バレちゃった?」
そう言って普段より数トーン落として口を開けば、周りがびっくりした。
「ナマエ……?」
「意識して初代様っぽくしてたんだよね。話を聞くに初代様ってそんなに角立たない人みたいだし、他の一族のみんなと仲良くしてたし。一族のみんな初代様っぽい人好きだしね」
私はそう言って肩をすくめた。
「残念ながら、私はさっきから他の里の影に卑劣卑劣言われてる方のひ孫なんですよ。髪色から察してほしい」
「ほう?うまく騙したもんだな」
「いや……周りはそこまで騙してはないよ。私自身を1番騙してただけ」
そう言って苦笑いをする。
「大義名分はあるよ。千手の長であるもの、こうでなければならない。バラバラになった一族をまとめるためには、両親に危害を向けないようにするためには、この里の一族を火影のもとでうまく平等に円滑に動かすためには、滅私してそう振る舞った方が都合がよかった」
私は目を伏せる。




category:隠れ里の人たち(nrt/MHR)