ネタ帳vol.3
2025年ネタ帳96:大神妹と大空の神様(パターン2)
08/12 15:50
これはおそらく夢の中で会う方の問題でこうなっているのはわかる。静電気にしては大きなバチン!と音がなったそれに、そこにいた人は悶絶した。「あ、ごめん、加山、奏、ナマエは肉親以外が触れるとそうなるんだよ」
兄がひょっこりと顔を出してそう告げる。ちなみに甥にあたる新次郎くんも、子供の頃は何もなかったというのに最近はなるようになった。加山くんを指差しながら奏くんが口を開く。
「静電気にしては酷くないか?」
「あぁーうーん、多分ですね、夢で会う方の力だとは思います」
と、いう話をしていたらやはり帝劇から巴里に招集された上に前はサポート要因だったのに攻撃できるようになってしまった。まぁ私は多分舞踏や歌などはその方に捧げる前提で動いているので仕方ない。しかしまぁ姉や花組からはこれでは結婚できないとい割れてるのだが、多分巫女さんみたいなものだから仕方ないですよ、と返していた。
ら、この騒ぎである。兄がまた何かに巻き込まれているらしい。という私も巻き込まれたようだが。いやこれ、愉快な大集団っぽい。色々な服装の人がいる。
「あ、ヴァシュロン、気をつけーー」
兄が男性に声をかける前に、男性が私に触れる。バチン!!という静電気ではない音がして男性が転げ回った。
「て、と言おうとしたんだけど、遅かったね」
「ナマエちゃんは帯電体質なんですよ!触るとビリっと!」
そう言ったエリカさんに、有栖さんが眉間に皺をよせた。
「その範疇超えてないか?」
「肉親以外の男の人が触るとああなるみたいなんです。私達が触っても大丈夫なんですけど……」
「厄介な体質じゃのう……」
そう言ったしゃおむさんに、私は苦笑いする。
「うーーん、多分夢の中で会う方のある意味恩恵といいますか。そういうものです。私は彼の力を借りていますし、私自身巫女みたいなものだとは思っているので……」
私の説明に、ジルさんが首を傾げた。
「夢……」
「はい。昔から」
「悪いものではないの?」
「とても偉大で良い方です。もしかしたら貴方達の価値観とは相容れないかもしれませんが……」
「騙されてない?」
「大丈夫?」
おっと信頼がない。兄が苦笑いしながら口を開く。
「いや、ホントに昔からナマエは何かに守ってもらってるみたいだから大丈夫だとは思う」
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「いえ、2メートル越えの男性が一緒に行動しても良いものかと……」
今なら多分呼べると思うのだが。まぁ、今の事態をどうにかするにはよんだほうが早いのだが。お酒を集めないとなぁ、と思う。
「特別公演待ったなしかもしれません」
「そんなこと言ってる場合か!!」
有栖さんの言葉に、私はそれもそうと頷き、下がるように告げた。兄が察したらしく、みんなを遠ざけた。
「神の恩恵に感謝しなさい」
そう言って手を天に翳す。雷雲が集まってくる」
「これは偉大なる帝釈天の加護、もしくは悪戯が過ぎた魔へ送る空を司る神々の王による神罰」
空に穴が開く。
「神の雷」
そう言って手をスナップさせれば、轟音と共に雷が落ちた。あたりが真っ白になるほどのだ。いつもよりすごい。いやこれ多分様子を見られていた気がする。白いもやが履ける。そこには二人の子供と、一人の男性がいた。
「駆除完了。危機一髪です」
「もーー!はらはらしたーー!僕たちはナマエが呼ばなきゃいけないんだから!!」
「ええ、そうです。インドラ様も早く呼べとおっしゃっています。無茶無謀はやめてください」
そう言った彼らに、男性はムスッとしている。
「うーーん、大丈夫かなって」
「大丈夫なわけあるか。お前の危機管理はどうなってる。俺の嫌いなものぐらい知っているだろう」
そう言って腕を組んで彼は私を見下ろす。私は困り顔で彼を見上げる。しばらくそれが続いたのち、彼は片手で顔を覆ったが。
「インドラ様が下界してくださったおかげで空が割れ、そこから私を含む人間はこの空間から退去できそうです」
「お前はまた変なことに巻き込まれる。神が目を離せばすぐこれだ」
「お酒はお待ちください。今この状況では集めることは難しく……」
「良い。赦す。だが、終われば最上の酒を用意しておけ」
そう言った彼に素直に頷く。
「貴方は異界の神ですね」
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