ネタ帳vol.3
2025年ネタ帳109:隠れ里の人、fgにいく
08/12 16:01
いやぁこれ困るなーー、と思いながら働く。いや私英霊ではないから普通のちょっと変わった人間である。ほら、また例のあの組織に巻き込まれたというか、何というかで辿り着いたカルデア、もう一人の子と一緒に英霊の監視のもと働かせてもらってる今である。いやー〜これガチでこっちの事案に彼らを巻き込みたくないんだよなーー。藤丸絶対助けになろうとするし助けようとするでしょ、と難しい顔をする。でも警戒はしてほしいんだよなぁー。と、なると、だ。
「かのホームズ先生に相談する時はどうすれば?」
そう厨房の手伝いをしつつ、近くにいたビーマ氏とエミヤ氏に相談する。彼らは目を瞬いて、何かあるのか?と聞いてきてくれた。
「いやー、そろそろ情報の共有をしたいんですけど、藤丸くんにいうと藤丸くん変に背負い込むじゃないですか。あの子が背負い込むのはこの世界のことだけでいいので、できればあの子達がいない時に話したいんですよね」
私はそう言って玉ねぎを刻む。彼らは一瞬視線を合わせて、この後でよければ案内しよう、と告げてくれたのだが。
「と、いうわけで、私達がきたのは私のいる世界でその宗教団体が起こした一種のテロ行為に巻き込まれたからなんですよね」
そう言ってお茶を飲む。ホームズ先生はふむと考え、ダヴィンチちゃんはおどろいている。
「ミス・ナマエは詳しいがーー」
「まぁーー一回同じことに巻き込まれましてね。異世界に飛んでーーそのテロを引き起こす人の願いによって、その異世界にいたことがなかったことになったりとか何やかんやして……結局元の世界に戻ってきたんですよ。で、ちょっとでも同じように被害少なくするために動いてたんですけど、……あの子が飛ばされかけてるのが見えてついてきたんです」
「その宗教団体は何のためにテロを?」
「自分の願いを叶えてもらうため、です。人ではない何かに願いを叶えてもらうには人の魂で対価を払う必要があって、その場にいた人間の魂が対価になるんですが……対価としてあぶれた人間がこういうふうに異世界に飛ばされるみたいです」
「彼女は叶えてもらった側ではない?」
「ないですね。彼女にナニカがついてないので。まぁ、テロを起こした人は最悪放っておいても大丈夫ですよ」
私の言葉に彼は私をじっとみる。なぜ?と聞いた彼に、私は口を開く。
「藤丸くんとあの子を巻き込みたくない理由ですよ。善神が人の命を対価に願いを叶えると思います?」
「ーー」
「『猿の手』の話を思い浮かべてもらうとわかりやすいですかね。ナニカに願いを叶えてもらった人は良心の呵責にたえられず命を落とすかーー他者を犠牲に傲慢に願いを叶え続けて最後にはそのナニカに食べられる。でも、食べられてからといって、そうなった世界が戻るわけじゃない」
私はそう言って肩をすくめる。君の飛ばされた世界がそうだった?とストレートに聞かれたので私はまぁという。
「そうですね。私が仲間達と過ごした時間をなかったことにされた上で、その世界は誰も目覚めることがない終わりの世界になりましたね。そのあとどうなったかは違う人に元の世界に戻されたので知りませんが」
「我々が警戒すべきは、敵側につくこと、藤丸に関わるものを改竄されること、か」
「そういうことです。まーー、私も何とかできるようにします。改竄はこの世界の人には効きますが、他の世界の住人には効かない。英霊については未知数ですね。その人の写真渡しときます」
そう言って私はスマホの画面をみせる。いやー、いいタイミングで写真が撮れた。
「あの子の知り合いである可能性もあるので、そのあたり配慮していただければ。なんか知りませんが、よく身内や友達だった人を犠牲にしたがるんですよ」
やれやれする。彼らは何とも言えない顔をしたが。何かあればナマエちゃんを呼ぶとしよう、と言われた。そうしてほしい。
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「はーー、かっこいい、何だあれ……」
雷どしゃーん!かっこいいな。こう、なんとか忍術で真似できないだろうか、と思ったが多分難しいよなぁーー。いやでも、チャクラ切れ起こしそう。改良加えたらワンチャンいけるか……?と考えてみる。こう、水に雷遁混ぜる的な。雷遁だからああやってインを組んで……いやそもそも影丸さんに教わった自然由来の方がいい??と云々考える。あとボイス先生だな。……。
いかん、ボイスが6代目だから懐かしく感じてしまう。
の、で、こうなる。先生、と呼んでしまって後悔する。いやー、喋り方とかぜんっぜんにてないんだけども。あーーと目を逸らす。周りにいる雷達が不敬ー、とは言ってる。
「すいません、ちょっと似た声の方が先生だったもので……神様が先生は恐れ多すぎる」
そう言えば彼は良いと許してくれたが。
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「藤丸もマシュも世界が敵になって、何処にも行けなくなった時は私を呼びなね。私達いた世界でのんびりしたらいいよ」
そう言って私は彼彼女らをみる。二人は考えておく、と言ったけども。
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「なんか面白いなー、世界って」
いろんな英霊に話を聞いた結果の感想である。やっぱり太陽とか雷とかは崇められやすいんだなーと思う。あと九尾の玉藻さんがいたから一尾から八尾いるのかと思ったが、そう言うこともないらしい。
「こんなの聞いてたら世界史好きになるじゃん」
「世界史嫌い?」
「嫌いというか雑に教わってるなーと思うよ。基本的に片方視点の歴史しか習わないしね」
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「アイス食べろアイス」
そう言って口にアイスを突っ込む。もご!?ってなったけど知らぬ。適度な休憩は必要である。
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運動できるとこない?って聞いたらシュミュレーションルーム教えてもらえたので。そこで運動したりする。たまに知らない人がいてまぁ話しながら色々教えてもらう。魔術はわからないが、まぁーー立ち回り方とかめちゃくちゃ勉強になる。忍者っぽい人とかいるし。
「うっわ、兄弟揃って顔が良すぎでは?」
そう言ってシュミュレーションルームで鉢合わせたアルジュナさんをみる。なるほどビーマさんと比べて細マッチョ系なんだなこの人。弓は神様からの授かったもの。なるほどだから授かりの英雄かな??
「お世話になっておいてあれですが、ビーマさん良い人すぎて心配になるんですけど……」
「兄はああ言う性分ですよ」
「兄弟多いんですっけ。良いなぁ。ビーマさん、ザお兄ちゃん!!って感じですもんね。お邪魔しましたー」
そう言ってヒラヒラと手を振ってルームを後にする。おっしゃ、シャワー浴びてバイトじゃーー。
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「何それ、私のひいじいちゃんとじいちゃんみたいな感じなってるじゃん!」
あははは、と笑えば不敬と言われた。いやそうだし。ナマエのじいちゃんとひいじいちゃん?と首を傾げた藤丸に私は頷く。
「二人とも何話したら良いかわからないから永遠に黙ってるよ。ま、じいちゃんはひいじいちゃんと喧嘩して国から飛び出した身だからねー。色々あるんだろうけど、側から見てたらギクシャクしまくってて愉快になる。たまに間はいってた。藤丸も間入ったら?」
そう言ってケラケラ笑う。仲良くできる間にしといた方がいいよ、と言えばたまに闇が深いって言われた。いやーそれはそう。
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「いやー、私は色々重い女だし身分とか色々考えるとなーー」
そう言って私は紅茶をのむ。なんかビーマさんと仲良いね!と言う話なんだが、まぁ向こうは妹みたいに扱われてるだけだしこっちもお兄ちゃん!みたいな感じなのである。恋愛のれのじもあるまいよ。
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「あっはは!なるほど!」
ナマエさんはよく笑う人だ。よく笑って私達の背中を押す人だ。このよくわからない世界に、右も左もわからない私だけでなく、他の人ともすぐに打ち解けて、私が打ち解けられるようにしてくれたのだ。まぁ、ただの賑やかしだよ、と本人は言うがそうじゃないと思う。何かを連れて現れたそのジョセイをみて、彼女は笑った。
「聖杯があれば確かに色々補填されるのか。そういう意味では戦力を無効化して乗り込むのはある意味得策ではあるなぁ。なるほど……考えてもなかった」
彼女はひとしきり笑ってそう言うと、藤丸をみた。
ーーそして、唯一、藤丸の逃げ場になってあげれる人なのだと思う。
だって。
「逃げてもいい」
と、真っ直ぐに告げた彼女に周りはギョッとする。私も同じく彼女をみた。
「君は子供だ、逃げていい。本来なら他と同じように漂白されるべき人だ。何も背負わず、ただ幸福な明日を待つことを許される子供だ。君にその荷物は重すぎる。第一、これは私たちの世界の関係であって、君には少しも関係ないことだよ」
彼女は私からしたら真っ当のことをいう。勝手なことを、と周りはいうだろう。あの人が現れたいま、巻き込まれているからだ。でも、私も思ってしまうのだ。この人が暴れることは私達に関係あっても、カルデアには関係ない。藤丸が眉間に皺をよせた。そんなことはしない、だって友達の世界だから、と言い切った。彼女はそれを聞いて、やれやれと言うふうに。肩をすくめた。
「君、私の友達に似てるし、私の先生にも似てる」
「ナマエの友達?」
「そ、もうどう足掻いても会えない人だけどね」
彼女はそう言ってあの人と化け物をみてからーーもう一度藤丸をみた。そうして、口を開く。
「藤丸、いいか。君は私の友達と同じく、諦めないど根性がある。先生みたいに、耐え忍ぶ力もある。でも、それでも、」
「……」
「世界の命運なんて君一人が背負うことじゃないよ。ましてや君の世界のことでもない。どうしても背負わなければならないのなら、その荷物は周りの英霊達にも配ってやれ。少しずつでも配れば君は随分軽くなるし、彼らは皆年上だ。その度量はあるだろう」
彼女はそう言って、またケラケラと笑った。ぽんぽんと頭を撫でて、また敵を見た。
「私も少し頂こう。君が友達だから、というならね。そもそもアレは私達……と言うか私の世界の問題だし」
「オマエに何がデキル!」
そう言って触手のようなものを伸ばした化け物に彼女は何かを叩き込んだ。何かの悲鳴があがる。よくよく見たらクナイだ。本物の。つんざくような悲鳴が聞こえる。
「うるさいよ、黙ってなよ。……さて、改めて自己紹介をしようか、カルデアの藤丸立花くん」
そう言った彼女は目を伏せる。そうして、まるで微かな風に砂がさらわれるようにーー光がちって彼女の衣服がかわり、藤丸くんと私をみた。大人っぽくなった彼女は変わらない笑顔を浮かべた。
「私の真名は千手ナマエ。君たちで言うところのクラスアサシンでしょうか。とある並行世界にある忍の里。その主だる千手一族の長でありーー六代目火影の補佐でしたが、時戻しという事象に巻き込まれーー今は彼女の世界の忍の里の長です。改めてよろしく、カルデアの藤丸、マシュ、ネムちゃん、」
真っ直ぐにそう告げた彼女は手を差し伸べる。私も藤丸くんも息を止めたが、すぐに私達は彼女と握手をした。あの人だけが、馬鹿なことを!!とか言ってるが。それを聞いて彼女はへらりとわらって彼女をみた。
「いやぁー、君の同志のせいで、私のいた世界の時間が巻き戻った挙句に、私の存在した記憶がその世界の全員から消えたんだよね。だから個人的な恨みもあるんだけどさ、忠告しとくよ」
彼女はそう言ってあの人をみた。
「願いを叶えてもらった貴方の同類、最期はとんでもない終わり方だからやめといた方がいいよ。ま、今更だけど。あと、その人がやり直した結果、私がいた世界は私の大切な人たちはバッドエンド的な結末を辿ったし、貴方がやったからと言って今より良くなる確率なんて低い。私は今も懸命に踏ん張ってる藤丸にはそういうのなってほしくないし、そもそも、藤丸達が今まで選んだ選択肢は選べる選択肢の中での最善に決まってるでしょ。だから今があるんだよ」
「そんなわけーー」
「部外者は黙ってろと言ったんだ」
そう言ったナマエさんに、ヒュッとあの人は息を詰める。
「これは温情だ。藤丸が優しいから言ってるんだ。さっさと帰れ、元の世界に」
呆れたようにナマエさんは告げる。今なら帰れると言った彼女に、あの人はうるさいうるさいうるさい!と叫んだ。ぶつぶつと意味がわからないことを叫ぶ。
「ヒトリで、何ができる!」
化け物の触手がのびる。彼女はそれを見ずにクナイを叩きつけた。
「ごめん、藤丸ーちょっとはなはやすねーー」
「いいよ!」
そう言った藤丸くんにナマエさんは印を組んで足を踏み鳴らす。その瞬間、彼女の足元を中心に草が生え花がさいた。
「人体ならそれで回復すると思う。回復したら加勢してもらえると助かります。じゃ!」
そう言って彼女は軽く手をあげて、目の前から消えた。
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「オッケーオッケー理解理解。インドラ神、ちょっとお借りますー」
そう言って私はひらりと手を振る。あ゛ぁ?と言った彼には悪いが、藤丸がスタンをかけてくれた間にいくしかない。
「藤丸、化け物に向かってガンド!!」
「……!!りょ!!」
私は素早く印を結ぶ。ばちばちと雷遁特有の音がなり、右手に雷を纏わせた。私は伸びてきた触手をかわしてそのまま化け物に突っ込んだ。手に触れた何かを私はそのまま化け物からぬいた。化け物が何か叫ぶ。雄叫びを上げる。一発じゃ無理か、と思っていれば鬼を切る逸話がある人がぶった斬った。つよつよじゃん。また汚い声をあげて死体を撒き散らしだと思うと拡散しーー消えた。あの人がパニックになったように、化け物をさがす。私はそれを放って切った人をみた。
「え、マジで?すごすぎない?私達封印して専門家に払ってもらうことしかできないんですけど、平安時代くらいの文献読んだら消滅できます?」
「さぁな」
そう言って綱さんはクールビューティーです。ありがとう。藤丸とネムちゃんがまわりをみた。
「ナマエ、これ、」
「ああ、あの人の願いを叶えるために犠牲になった人だよ。生贄だね。みんな元の世界に戻して弔ってもらうから」
そう言って向かってきたあの人を気絶させる。そのあと逆口寄せ陣をかいて、術を使って死体もろとも消した。まぁこうしたら場所が特定されて影丸さんかひいじいちゃんが来るだろう。
「……」
「さっきの人」
「あぁ、あの子は人間の法のもと裁かれるから、気にしなくていいよ。世間的には大量殺人犯、もしくはテロを起こした犯人って認識だからね。ま、ネムちゃんは生き残った奇跡の子扱いになるかもだけど」
そう言って私は術を解く。
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「いや、普通に自分で準備いいな、と思って」
いやー、スカハサ師匠に弱点見抜くやつとインドラ神に神聖な雷の力ちょっと事前に借りてたというか。それで飛び込んで雷切ごっこしたのだが、ひいじいちゃんにめちゃくちゃ怒られている今である。いいじゃんいいじゃん、それで聖杯ぶち抜いて無力化、二人の封印術が炸裂して化け物封印、化け物連れてた人は錯乱したけど普通に意識落として元の世界にお持ち帰りを決められたというか。
「お前は!長としての!自覚を持て!!」
「あっはっはつ、でも終わりよければ全てよしじゃない?」
と言えば殴られた。
「愛が痛い」
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「こっちの世界の云々に藤丸達を巻き込むのはやめなよ」
category:隠れ里の人たち(nrt/MHR)