ネタ帳vol.3

2025年ネタ帳154:君僕主と指揮官たちと

08/12 16:38 

ナマエちゃんがたまーーに使う古い回線に、へんな通信がきた。恐らくはモールス信号だろう。なんとなく気になって、なんとなく判明させて、ナマエちゃんに渡す。古い回線に来ていることも併せて。
「ナマエちゃん、何かわかる?」
そう言って彼女に尋ねれば、彼女はかすかに目を見開いた。
「まだ通信は生きてるか?」
「なんとか」
「位置の判別は?」
「できるよ、まだ繋がってるし」
私はそう言ってカタカタとキーボードをならす。そうして判明した場所に、ナマエちゃんは「行ってくる」と告げた。私は「え」と声を返す。それは近くで時間を潰していたデイヴィッドもだった。彼女は正しく病み上がりだった。子供を庇って撃たれーー3ヶ月ほど意識がなかったのだ。その間、この組織はえらく殺気立っていた。ナマエちゃんを中心に回っているのだから仕方ない。まぁそれを宥めーー報復への舵を切らなかったのはジョンさんとウィンタードさんの力が大きい。しかしながら、そう、彼女は目が覚めたばかりの怪我人に違いなかった。
「おい待て、救難信号だろう。アンタじゃなくてもいいはずだ」
「いいや、私に向けた救難信号だ」
「たまたまだろう」
「たまたまじゃない」
彼女はそう言って、データを送るように告げる。ヘイティさんいやカゲツを捕まえて、と算段を立て始めーー私にバックアップは頼むと告げて彼女は外に出た。私はデイヴィッドをみる。伝説の傭兵、ついてって欲しい。そう思っていれば、彼は「言うことを聞かない奴だな」とこぼしながらそのあとを追った。さて、私もオタコンに声をかける。えっ、と驚いた彼は、小声でジョン達は知っているのかい?と尋ねた。私は首を左右にふる。
「大丈夫なの?」
「デイヴィッドがついて行った」
「デイヴィッドと一緒なら大丈夫か。必要そうなメンバーを集めてくるよ」
「ありがとう」
と、言っていたらナマエちゃんを探していたエイハブさんとオセロットさん、ジョンさんに会ってしまうのだが。

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めちゃくちゃ豪華なメンバーだなぁ、これ、と思う。セツくんと桜くんは騒ぎを聞いてやってきたが。多分通信でエイハブさんとか後追いで合流、一度基地に戻る予定の医療コンテナ組と合流という指示がナマエちゃんから飛んでるし。ちなみにジョンさんが指揮をとっている。ナマエちゃんの不在の間仕方なく指揮をとっていた彼ではあるが、ナマエちゃんの護衛の謎の人物から作戦発起指揮できる人という扱いに変わって信頼されているのは気のせいではない。ちなみに、引き返せ馬鹿、馬鹿という方が馬鹿、みたいなコミカルな会話もしていて私は大変満足した。八つ当たりされたデイヴィッドには悪いけど。ひたすら俺を巻き込むなと言ってて不憫だった。ごめん。
と、まぁ、ここまで行くと、任務が失敗することはない。私が知る中で二番目にサクサク進んだ。ちなみに一番はジョンさんとナマエちゃんのコンビである。まぁ、彼女が向かった先は結構胸糞悪い実験が行われていたことは察しがついた、し。
「待たせたな」
と、誰かに告げた彼女にーー子供が泣きじゃくるような声や、女性がなく声が聞こえた。遅い、来ないかと思った、いないかと思った、と、言った子供や女性達に、彼女はこたえる。
「言っただろう?必ず助けに来ると」
「うん……うん!」
「ええ」
「ピースとコーカサス、ナプだけか?」
「別の場所に新星達やカウンターズもいます」
「わかった、探そう。君たちを先にヘリに運ぶ」


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