ネタ帳vol.3
2025年ネタ帳183:君僕主たち、異世界ファンタジーに召喚される
08/12 17:00
「サチ……」「嬢ちゃん……」
「博士ぇ……」
「あたしのせいじゃないよ!!!!」
三人から向いた視線に私は首を左右にふる。いや、本当に。確かに、なんか装置が接続されちゃってピースウォーカーの時代に飛んじゃったりはしたことあるけど!!あるんだけど!!今回は無実である。というか、クラスの子が他数人いるし、足元には魔法陣っぽい何かだ。うん、私のせいじゃない。周りを見たら多分西洋っぽいことはわかる。聞こえてくるのは英語だ。なんか聖女様だか聖男様がどうとかいっているあたり、恐らくはなんかそういうファンタジー系統の世界だと思われる。とりあえずアタシはナマエちゃんの服を握る。このスーパーウーマンと離されてたまるか。わたしの様子を同じくセツくんもナマエちゃんの服を握りーーオウくんが完璧に腕を掴んだ。彼女は私たちをみる。
「何」
「ナマエちゃんと離されてたまるか」
「姉御と一緒がいい」
「あんたがいればだいたい大丈夫だろ」
「あのな、前はともかく完璧に知らない場所だ」
「でもmgs異世界パロだという可能性も……!」
ちなみにPWから駆け巡った異世界では彼女はボスとくっついているし添い遂げた。まぁ向こうはナマエちゃんのいた世界でーー私たちがいた世界の可能性があるけど。かねがねハッピーエンドでオッケーだ。なんだそれ、と笑った彼女は何かに気付いたのか私から目を逸らし、違う方をみる。そこにいた人を見て動きをとめる。なんだ、と思って私たちがそちらを見れば、軍服をきた壮年のボスっぽい人がいた。ほほーう??
まぁ、多分ナマエちゃんの様子をみるに先にあっちがナマエちゃんを見てたっぽいけど。オウくんが口を開く。
「浮気か?」
「馬鹿なこというな」
そう言ってナマエちゃんは彼から目線をはずした。その瞬間、オウくんがまたそちらをチラ見というか警戒したようにみていたが。この人すぐこんなムーヴする。セツくんが口を開く。
「でもさー、あの世界って俺たちの別じゃん。俺たちの現実で姉御が誰かとくっついたとして浮気になんの?」
「ボスって束縛が強いっぽいし、ボスからしたら全部浮気じゃない?」
私の返答に、ナマエちゃんが「だから、私は」と何かいいかけーー偉い人に、「そこ静かにしてくれます?」と言われたのでナマエちゃんはだまった。まぁ世界の説明だ。なるほど中世ヨーロッパ風かと思ったら19世紀〜20世紀あたりの感じと中世風を混ぜこぜしたやつかもしれない。で、要約するに100年に一回異世界から人呼び出すよ!国に強い血を混ぜるには異世界からお嫁さんorお婿さんを連れてくるしかないからね!優遇するよ!だって君たちそういう存在だし!である。運命の人だなんて聞こえがいいようやな上手いこと言ってはいるが、要約するとそうだ。どうやら学園に入ることになるらしい。
ナマエちゃんは私達をチラッとみて、小さな声でつぶやく。
「タイミングをみてずらかった方がいいな」
「そうだな。ずらかるにもこの世界の情報はいる」
この二人がいたらなんとかなると思う、ので、私はセツくんと二人の腕を確保したが。
ーー確保した結果、同じ部屋に案内されることになった。正しくは、身分が高い人への案内を他の子に譲った結果だが。色々説明をきいたりしたが、流石に人数が多かったらしい。
偉い人にーー恐らくは元々軍が使っていたと思われる空いている宿舎に案内されたのだ。埃をかぶってはいたが、掃除をすればなんとかなる!と意気込めば、担当者が魔法っぽい物を使った瞬間、綺麗になった。まぁ学園へは遠いわけではないし、近くに図書館なんかもある。使っていいのかと聞けば使えるなら構わないと言われた。
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「言語に関しては本を見るにこの国の母国語はアメリカ英語だ。ただし、上級階級になるとイギリス英語もまざる。周辺国になるとフランス語、ドイツ語、イタリア語などはあるようだが日本語はない」
「文化はなんかごちゃ混ぜだね。19世紀から20世紀初頭あたりの雰囲気になんちゃって中世ヨーロッパ感が追加されてる感じ。科学じゃなくて魔法かな」
「法律はまぁ無茶苦茶ではなく、俺たちの価値観でみても整備されているし抵触しそうな法律はなさそうだ。だが、異世界から来た奴らの記録はやっぱりどこかしらの家に入ってるな」
「うへぇ、マジで帰れねぇの?」
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