ネタ帳vol.3

2025年ネタ帳214:君僕主と操縦士とエースたち(ver2)

08/12 17:21 
大学近くにあるコーヒーショップに日本外からきただろう人達がいる。観光客、と言う感じでもない。フライトジャケットをきた男性である。どうかされましたか?と尋ねれば、ちょっと困った顔をされた。英語じゃなかったらしい。彼の告げた言葉から推測し、彼の言語に合わせて口を開く。
「この言葉ならわかりますか?」
そう言えば彼は目を瞬いた。
「こちらの言葉が?」
「?まぁ何カ国か喋れるので。どうかされましたか?」
「……いや、こちらにきたばかりだが、どう買えばいいかわからない。手持ちが足りるかもわからなくてな」
そう告げた彼に少し首を傾げる。観光、という感じではなさそうである。とりあえず所持金を確認し、一緒に購入する。私が話している国からきたのかと聞けば、エルジアと言いかけてーー彼は口を閉じる。エルジア、と頭の中で反芻する。聞いたことがない国である。
「貴方は最近こちらに?」
「あぁ、少し訳があって同じ場所にいた者に世話になっている」
彼はそう言ってコーヒーを飲む。と、そこから雑談をしてわかったが、おそらく彼はジャック達と似たような存在なのかもしれない。体格からして鍛えているのがわかるし、なによりも所作が貴賓が伴うが軍人っぽいのだ。
「……よければ色々とお教えしましょうか?」
「……願ってもない申し出だが、いいのか」
「ええ、構いませんよ。時間はあるので。私はナマエと言います。ナマエ・苗字です。貴方は?」
「ミハイだ。ミハイ・シラージという」
聞いたことはない名前なんだよなぁ、と、私は思いながらよろしくお願いします、と手を差し出す。彼もまた手を差し出したが。

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