ネタ帳vol.3
2023ネタ帳66:蛇一家末っ子は日本人(ver2)
01/14 17:31
うっわ、前世の推しの一人がいる。そう思いながら推しを見つめてしまったのは仕方ない。いやだってどう見ても推しである。顔が良すぎでは??と内心思いながらドリンクを口に運んだ。さて、これで推しがそっくりさんであればいいのであるが恐らく本人である。付け足すなれば私は多分推しの子だ。前世で同タイトルの漫画があったが、まさしく私は今その状態である。まぁ、育ての親は別にいるのであるが。
話は私が生まれる前に遡る。いや、私の前世は平凡だったからちょっと置いておいて、私の出生的なあれだ。どうしても子供が欲しかった両親は海外で人工授精し私が生まれた。もちろん使われたのは父親の精子と母親の卵子の筈、であったのだが、手違いか故意かは分かりかねるが違う人物の精子が使われてしまったようである。生まれてきた子供が青い目で驚き、遺伝子鑑定してみれば父親が違う。経緯を調べようにも黒よりのグレーゾーンであったらしく、私が生まれたあとはもうその病院はなくなってしまっていた、らしい。まぁ両親共に「まぁいっか⭐︎」というおおらかパリピ年中フォーエバーラブな深く考えない星の下に生きているので私は今までスクスクと育っているわけである。
で、だ。最近両親に海外からコンタクトがあって、遺伝子的には親の人に会ってみる?と言われて(面白そうだから)指定された場所にいけば推し(正しくは推しの部下の推し)だったわけだ。お兄さん俳優じゃないんですか?と真顔で聞いてしまったのは仕方ない。
「どうして?」
「いやだって顔整いすぎ……」
そう言って買ってもらったドリンクを飲む。彼はそれを聞いてくつくつわらうと頬杖をついてこちらを見た。あーー!いけません!!にあいます!!それは!!
「そうだといったら?」
「お兄さん出てる作品網羅するんで教えてほしい……アメリカまでの時間長い……」
私の言葉に彼は笑う。残念ながら俺は俳優じゃないと告げた彼に何だぁといいながらテレビをつける。いやだって迎えが来たうえでアメリカで会うとは思わんて。両親が持たせた荷物が多いのはだからか。映画いっぱいみれるじゃん。
「警戒心がないと言われないか?」
「あーー」
オセロットさん(飛行機の中でそう名乗ってくれた)に言われて目を泳がす。ナマエは警戒心がないのよ!とは友人の言葉であるが、いやでもまぁ。敵意見えないし。探られてる気はするが私は潔白であるし。
「オセロットさん怪しくなさそうだから。というか、血縁的に父親に会いに行くだけでそんな警戒しなきゃダメなんです?」
どこぞの王様とかなら分かりますけど。
そう言えば彼は何とも言えない顔をした。まぁ多分ビッグボスの娘(仮)だもんなぁとは思う。何か色々あるんだろう。
「国につけば先に病院に行く手筈になっている」
「なんでまた?」
「お前はどこまで両親に話を?」
「あーー、当時まだ日本で認可なかった人工授精を海外の病院で頼んだこととか、父親の精子使うはずが向こうのミスで違うかったっぽいとは聞きました。私が生まれてから連絡しようとしたら連絡取れなかったし、まぁ母親が産んだなら二人の子供ってことでいいよね!ってなったことも聞きました」
私の説明に彼は「お前の両親の認識はそうか」とも言われた。そうだよ。
「まぁ、その使われた精子が問題でな。何かと病気が潜んでいる可能性がある」
「えっ」
「その検査だ」
「なるほどすぎる……」
それはそうだ。原作じゃ遺伝子弄って老化はえーーとかしてたもんな。いや老化早いのちょっと困る気はする。
「それにしても、なんでこんなミスが?過労でどうにかしてた?」
「盗まれたんだ」
「盗まれた?」
「あぁ、盗まれて君の両親が依頼した研究所にあったようだがーー」
「はー、証拠をなくすために私に使ったんだ」
ほえーと言いながら納得していれば、彼は何とも言えない顔をしたが。いや別に私は気にしていないのだ。
「何ででも盗まれ……いや聞かないことにしよう。漫画とか小説ならこの先普通に生きれない気がする」
そう言って両耳を防ぐ。彼はケラケラ笑いながらそれを外しにかかったが。
「まぁ、聞け」
「やだぁ。お兄さんがいくらハンサムだからってやだぁ」
「君が今から会いに行く家族のことだぞ」
「ぐぬぬ、そう言われると聞かざるを得なくなるのがまた……」
そう言って困った顔をする。まぁやっぱり結論ビッグボスっぽいですね!!解散!!
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とりあえず検査入院決めたわけだが、多分軍事病院っぽくはある。騒ぎとかは基本的に無関係はつらぬいてはいるが。私はドーナツ咥えて点滴つけたまま廊下を爆走中である。お腹減ったんだよ!ドクターに見つかる前に食べたい。そのままスーイスイと点滴をつける台?についたキャスターを転がして廊下を進む。まぁ、前世でいうcv大塚さんのスタッフが部屋の前で待ってたけど。やれやれしてるの笑う。推しが素顔で元気なの嬉しい。
「やっほー、エイハブさん元気?」
「お前はまた買い食いする」
「いやだってお腹減ったんだよ。こちとら他人より消費カロリー高いんだよ、若いから!」
そう言ったら後ろにいた別の患者さんに、ナマエまた怒られてーだとかお菓子あげるだかでいっぱいもらう。ありがてー!満面の笑みで「ありがとう!」といえばスタッフにも和まれた。
「ほら、もう気が済んだだろう。入れ」
「はぁい」
「まったく」
とりあえず点滴の残量はもうほとんどなさそうなので指示に従う。まぁ中にオセロットさんと推しがいたが。
「オセロットさん、三日ぶり!」
「あぁ、三日ぶりだな、お嬢さん。まさか病室から抜け出すとは思っていなかったが」
「ちょっと購買いってただけ」
「ほう?ちょっと?俺は一時間前にはきていたわけだが?」
「いやぁ、購買の人の長話に付き合ってたらこんな時間だよね!」
チョコバー食べます?と聞いて推しの分も含めて彼に渡せば何とも言えない顔をしたが。とりあえずエイハブさんのポケットにはチョコレートねじこんどいた。そこで推しが口を開く。
「太るぞ」
ぐ。短いうなってしまったのは仕方ない。
「うぐ、それはこの年代には効きすぎる……でもカロリークソ高お菓子気になるし、カロリー消費高いからまだいけるはず……」
ともごもごいえば、オセロットさんが私の点滴を外す作業をしているエイハブさんをみた。
「いつもああか?」
「いつもああですよ」
通り過ぎる子供とスタッフが口を開く。
「ナマエ、ついに見つかったのかぁ」
「ナマエー、怒られてんのー?ばかだなー」
「そんなこと言う奴にはお菓子恵まないからなー!あとバカって言ったやつがばか!」
そう言ってチョコを投げ渡す。サンキュー!といった彼は整形外科系だしスタッフがOKしてるからオッケー。私はひらひらと手を振ってからオセロットさんをみる。
「で、このナイスガイなおじさんは?」
「君の父親だ」
「え、?」
いや知ってたというより察してましたけど。まじまじと見てから考える。
「これ私の将来的な顔面完全勝利sでは?」
「かんぜん……なんだって?」
「おじさんかっこいいからそれに私似るなら将来的な顔は整うね!」
「なんで似る前提なんだ」
「目の色一緒だから!」
そう言ってから苗字ナマエです!日本のティーンです!といっておく。彼は目を少し瞬いてから、ジョンだ、と名乗ったが。
「ジョンさんね、はい、ジョンさん!私的に両親は両親なんですけど、お父さんって呼んだ方がいいです?」
「……そのまえに警戒心を持ったらどうだ」
そりゃそうだ。いやぁ、しかしまぁ。
「オセロットさんが連れてきてるから怪しくないと思って!なんかあったらゴリ強そうなスタッフエイハブさんいるし!」
まぁその発言に何とも言えない顔されたが。しらん。親からお茶菓子もらってきたのでとりあえず渡しといたけど。受け取られたけど。可愛いな推し。見てるだけで癒される何かがある。明日退院したらすぐ合流するらしい。他の兄弟教えてくれるらしい。
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「一般女子高生に求めること高くない??」
そう言って変な顔をする。いや、変な顔というかはウゲェみたいな顔をする。嫌だってさー、この金髪の推し(リキッドちゃん)が私に求めるレベル高すぎ問題な。
「こちとら日本でのびのび暮らすただの女子高生だよ。爺ちゃんにしこたま武士道とはみたいなことを教わる程度だよ。何を期待してるんです?」
「護身術はどこで覚えた?」
「インスタでみた」
そうグッドサインを出せば、インスタと繰り返すシュールさよな。インスタグラムで?と聞いたオセロットさんに、頷いてからボスとオセロットさんに見せる。素人がやると危ないからやめろとは言われたが。二人の距離が近い。
「いかん、その距離はだめだ。オセロットさんいい匂いするからマジで報われない恋してしまう」
「趣味が悪いな、そいつはただの加虐趣味だぞ」
「えっ……」
リキッドさんの言葉にオセロットさんをみる。笑いながら肩をすくめられたが。
「いやでも今のところオセロットさん私にそんなとこ見せてないから。加点要素しかないから。大丈夫大丈夫。お父さんも可愛いし」
「騙されるタイプだな。話にならん」
「心配ありがとうお兄ちゃん!」
そういえば周りが吹き出したが。お兄ちゃんが「はぁ?」みたいな顔をしたが。oh……ツンデレ……。そう思ってたらなんかふよふよ人がきた。ふよふよ?
「えっ!?すごい!!空飛んでる!!なんで!?」
「怖くないのか?」
その言葉に顔を見る。ガスマスクにあってるぅー!ひゅー!ハロウィンとかペストマスクつけて欲しい。
「ガスマスク似合ってる加点しかない……」
「警戒心を持て警戒心を」
そう言ったお父さん(推し)はかるくグーを落とした。いたい。いやだってだ。
「魔法使い感半端なくないです?すげぇや。どうなってんの?何らかの技術?吊り下げられてる?下は何もないし。魔法使いなのでは?」
「魔法使いだとしたら?」
「お菓子一年分くらい私に授けてほしい」
「太るぞ」
「その言葉はこの年代にとって鋭利な刃物なんだよお兄ちゃん!!」
そうきゃんきゃんする。誰がお兄ちゃんだと言われたが。しらん。お兄ちゃんだ。私は諦めんぞ。年上欲しかったんだからな。
「俺がお兄ちゃんならコイツらはどうなる?」
「全員お兄ちゃんでいいじゃん。でも会った順でお兄ちゃん呼び確立させるから右からお兄ちゃん、デイビッドにい、ジョージにいでいいと思う。お兄ちゃんが3人増えた!」
「大丈夫なのかお嬢さんは」
「ただの馬鹿だ」
酷くないか双子のお兄ちゃん。まぁ馬鹿なのは認めるが。私は時間潰しに説いていた宿題をみせる。
「馬鹿でいいからお兄ちゃん宿題わからんから教えてほしい。数学の問5なんだけど」
「自分でやれ」
「ごもっともだけどわからないから手詰まりなんだよ」
「……私でよければ教えるが?」
「はわわ、ジョージ兄が神様だったのかもしれない。教えてほしい!」
そう言ってぴょこぴょこ彼によってここ!と指差しする。ジョージ兄は私がつまづいところもすぐ把握したのかアドバイスくれた。この兄……有能ではッ!?当たり前である。
「……警戒心がまるでないが大丈夫なのか?」
「言っただろう、こいつは馬鹿だ」
酷くないかこの二人。
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「ナマエ、どうかしら、うちの子にならない?」
「楽しそうだけど、今の両親とか親族が一部を除いて好きだからなぁ」
エヴァさんの言葉にキャピッとしながら口を開く。いやぁ目の保養だなこの人達。一部を除いて?と尋ねてきたエヴァさんに口を開く。
「家を継ぐとか継がないとかに関してうるさい人が面倒くさい時があるからさー」
「日本的な問題ね」
「そうだよねー、じっちゃんに好かれてる自信はあるけど、じっちゃん多分私に継がす気ないんだよ。でも周りがやいのやいのうるさい。海外来たら黙るかと言われたらそれはそれでうるさそう」
「将来はなにになりたいの?」
「うーーん、まだ決めてないけど警察とか?」
そう言いながらうだうだする。審神者的な職につくかもしれないし。
ちなみにその日の夜はぐっすりすやすやしたら警戒しろってまた怒られた。解せぬ。
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「ピアノひけるから大丈夫!!」
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なんか知らんが私だけ動けて他家族人質なうなんだけど。どう見てもサムがいますね。私に気づいたサムが苦い虫噛んだみたいな顔している。cv平田喋ってくれ。というかサムの刀借りたらなんとかなるから貸して欲しい。なので顎でくれ、とやれば彼は肩をすくめた。なんでだ。というか味方してくれ。
「小娘一人ではなんともならん。聞いたところ日本の生ぬるい場所で育てられたようだがな」
その発言に悪役おじさんのほうをみる。
「立場逆じゃないです?普通私があっちで助けてするほうなのに何で逆?そっちの方が有用じゃない?日本との間の問題にしたくないからとかそっち?」
そう尋ねたところでいやこれ違うな?と考える。どうみても人質側が観客席的な配置である。サムも上だし。刀くれ。いやー術式はあるけど。サムの刀の方が威力増し増しじゃん。もう一回サムを見る。刀よこせ、と口パクで言えばまたやれやれしたが。黒幕マンが口を開く。
「みせしめだよ」
ですよねぇ。だってかちゃかちゃ銃構える音しますもんね。サムが「日本のお嬢さん、やるよ」と刀を投げた。わーい。
「ありがとうおじさん」
「小娘が刀を持ったところで何も変わらん」
「そうだな。だが、ただ踊るだけじゃつまらないだろう?」
悪役してんなー、と思いながらまぁ刀拾って私はやいばをみますけど。これ普通の刀よりはまぁ重いが扱えないわけではない。このトリガー引いたら刀高速ででるんだっけな。さらばだ的な台詞と一緒に推し(父)が叫んだけど。まぁ方向わかってるし、銃弾切ったら後ろに着弾した。なるほど、これやると普通の刀なら負傷するが高周波だからそれるっぽいな。
「何を外してる!撃て!」
その台詞にまた撃たれたけど一方向なら何とかなるんだよなぁ。また後ろに着弾するだけだし。多分理解してないよなぁと思うが、撃ってる方は理解してるっぽいんだよな。徐々に焦ってるし。とりあえず片っ端から切って避けてしてたらジャムったらしい。とりあえずパルクールの用法で壁を使って上の柵に飛び上がり銃を叩っ切る。ついでに服。
「うっわ、みんな全裸ごめんね!さっさと離れた方がいいよ。あんなおっさんの為に死にたくないでしょ」
私の台詞に兵がジリジリひいてるのがわかる。サムが爆笑してるけども。みるからに推しがホッとしてる。
「おじさんさー?なんかさー、人生色々あると思うけど悪いことはしちゃいけないんだよ。悪いことすると自分にしっぺ返しがくるよ。よかったね、ハンブラビ法典ならおんなじことされとだよ」
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