ネタ帳vol.3
2023ネタ帳68:蛇一家末っ子は護衛です
01/14 17:32
そもそもだ。私の家族も親友であった彼もそれを許容していたのである。なのに、それを他人がとやかくいうのはどうかと思うのだ。周りがとやかく騒いだ先、私はこの小さな島国を後にすることとなった。
私は前世の記憶がある。どうして死んだかは記憶にはないが、この世で生まれた記憶もあればそれ以前に生きていた世界がどんな世界だったかという記憶もある。何より前の世界でのサブカルと言われる知識はたくさんあった。探してもないそれらに、過去かと納得するよりは違う世界か、と納得した方がすんなりと受け入れることができたのである。
そんなこんな、2度目の人生だ。やりたいことをやるときめ、剣術の達人であるじっちゃんに弟子入りしてみたりパルクールしたりピアノをしてみたり優等生してみたりと忙しくしていた。それはもう二週目の人生だからか習得が早かった。そうして過ごしていれば、学校で親友と呼べる彼と出会ったのだが。彼の周りにはいつもメディアがいた。メディアだけでなく監視のように護衛がいた。周りもどこか一線を引いていて窮屈だろうなと思って私は声をかけたりしていたのだ。取り入ろうとしているのではと良く言われたし、向こうもそんな警戒があったのだろう。しかし、ちょっとした拍子に彼を助けて懐かれたというのか。まぁそんな感じで仲良くしていたのである。
「私」は人工授精で作られた子供である。当時認可がおりておらず、私の両親は海外でそれを行った。しかしながら「私」を作り上げる過程で誤った精子を使ったらしい。子供を望んだ両親とは、遺伝子的に少し違う子供が出来上がったというわけだ。でも両親も親族も私を大事にしてくれていた。そんなものなど関係がないのだと大切にしてくれた。しかし、その小さな秘密が親友の友人を選別するメディアに引っかかったのである。いや、私をよく思わない親族もいるし垂れ込んだ可能性もあるが。
まぁそんな感じの騒ぎの火消しだ。あまりにも国内メディアが騒ぐから海外に飛び火したらしく、遺伝子的には父親では?という人を両親が見つけてきたらしい。その人に会ってしばらくホームステイするために渡米しているのである。
さて、私の今までのあらすじからは話は変わるが。隣にいるのは前世の推しだ。リボルバーオセロットと呼ばれていた推しであるし、ちなみに本人も『オセロット』と名乗った。日本の空港で待ち合わせしていたわけであるが、現れたのが推しでびっくりしたのは仕方ない。ちなみに父親ですか?と聞いたら違うと言われた。顔がとても良い。まぁ味方かどうかはわからないがアウターヘブン蜂起みたいなやつはなかったと思うのだ。
「オセロットさんは私の……お父さんはちょっと違うか……えーと血縁的には父親にあたる人とは知り合いなんですか?」
「あぁ、俺は部下にあたる」
「……ん?部下の人がわざわざ迎えにくるということは偉い人?」
いやこれまさかなぁと思いながら尋ねる。彼は「そうだな」と頷いた。
「一応は偉い人だ」
「へぇー……って、うっわ、これじゃあ結構私の存在は問題なのでは?」
変な顔をしてそう問いかける。まぁ、彼はそれを肯定したが。
「盗まれた時から問題にはなっていたが、使われているとはこちらは思っていなかったからな」
「うわーー。でもよく分かりましたね、私がそうだって。両親が私を頼んだ?作った?研究所だか病院だかわからないですけどを辿っても潰れてて詳しいことはわかんなかったって言われましたよ」
そう言いつつ配られたドリンクを飲む。彼はまた口を開く。
「驚いたな、一応お前の親も辿ろうとはしたのか。てっきり自分の子供と信じ込んでいたのだと思っていたが」
「両親ずっと黒目黒髪日本人ですしね。目の色が違うくてびっくりしたとは言われました。まぁ、それ以上はするつもりはなかっとはききましたよ。相手に謝ってそのまま育てるつもりだったって。まぁ今回みたいなことがなければ多分私は血筋的な父に会うこともなく生きてるとは思います」
頬杖を連れあて割りかと真面目にそう返す。彼は目を瞬いて、ふっと笑ったが。その表情に私はつぶやいてしまうのである。
「うっわ、顔面良すぎる……美丈夫じゃん……かっこいい人にしか許されないスタイル」
「……それはどうも、お嬢さん。他の兄弟に比べて随分と素直らしい」
他の兄弟、だと……!?
「オセロットさん、一応確認なんですけど、父親にあたる人って怒ったりしてます?」
「なぜ?」
「いや勝手に子供作られて怒らない人はいないと思って……」
ぐっすりすやすやした後の移動中である。寝て落ちたら若干テンションが落ち着いた。嫌だって原作怒ってたじゃん?これ多分怒ってるんじゃないか。
「あーー、こっちでほんと穏やかに暮らしてたら絶対会いに行っただけで終わったのに、私が波風立てたから落ち着くまで泊まりに行くって初対面のくせに図々しすぎません?これダメだよ、怒ってる人にダメだよ」
しくしくしなかがら言えばオセロットさんは本から目を逸らして「少なくとも」と口を開いた。
「お前に怒りはしないと思うが。子供と認めるかどうかはわからないが」
「あぁー、やっぱり第一印象から最悪なパターンだ……おとなしくしよ……」
三角座りしながらそうつげる。そうしてくれ、一週間は検査入院だ、と言われたが。なんでだ、と思ったがもう一回ちゃんと検査するのかもしれない。
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病院食じゃ足りないので買い食いしたり他患者やスタッフと話したりしたら仲良くなったのだが、いかんせん買い食いにはちゃめちゃに怒られることが多々あるので避難場所的な感じで海が見える場所で食べるようにした私である。喫煙所人すくないし。CV大塚明夫のスタッフ・エイバブさん(恐らく素顔の推し)に見つかると連れ戻されるから。ちなみに検査は色々されてる。でも採血ないって聞いたからお菓子食べさせて欲しい。
と、いつもの場所にいたら先着がいた。まぁ、最大の推しである。かっけーー!!リアルボスだ。
「おっと、今日は先着がいる。隣いいです?」
「……若いのにタバコか?」
「いえ、海が見えるし普段人がいないのでお気に入りなんです。買い食いしてここで食べてます。怒られるから……」
しょんぼりしながらビニール袋をゴソゴソさぐり、お気に入りのチョコバーを取り出して渡す。?を浮かべた彼に「口止め料です、お納めください」と言えば彼は目をパチパチ瞬いて仕方なさげに受け取ってくれたが。
「副流煙とか気にしないのでここで食べても?」
「俺はいいが……」
「はー、助かる。病室で食べたらカロリーオーバーって叱られるんですよ。こちとら食べ盛りなのに」
そう言ってお菓子を開けて食べる。このチョコチップクッキーうまっ。
「そんなに夕飯は入るのか?」
「余裕です。おじさんは病院の人ですか?」
「そう見えるか?」
「見えないですけど、喫煙所で葉巻吸ってるあたり患者じゃないでしょ?患者さん別の場所でこっそり吸ってるし」
「そうだな……」
「あとここのスタッフさんも患者さんもなんか日本に比べてムキムキな人が多いので」
「まぁそりゃあな。お嬢さんみたいな人が珍しいんだ」
そう告げた彼は葉巻をすった。私は首を傾げる。なんでだ?と思えば彼は口を開く。
「ここは一応軍事病院だからな、基本的に軍関係者か最新医療を受けるために通う人間しかいない」
「へぇーー、はじめてしった。どおりでエイバブさんゴリゴリな体格な上に見つけるの上手いはずだよ。そういう人探し慣れてるんだな」
だから欠損してる人がちらほらいるんだと納得する。むしゃむしゃチョコバーを頬張る。美味しい。
まぁ、そうだな、と似た声が降ってきた。うぇ、と反対方向を見たら腕組みしたエイバブさんがいるわけであるが。私はおじさんというかボスを盾にする。
「ほらー!!エイバブさんはいきなり現れる!この人かくれんぼ常勝でしょ!!」
「お前は随分隠れるのが上手だな。これでも探すんだ。あと、スタッフや患者を菓子で買収するな。間食はダメだ」
そう言ってとられるお菓子である。「ああー、お菓子ー……」としょんぼりする。ボスの後ろから抗議する。ボスがいるからこわくねぇやい!
「足りないんだよご飯が!こちとら食べ盛りじゃん」
「太るぞ」
「その言葉はティーンに効く……」
がっくしと肩を落としながらそう言えば、ほら病室に戻ると言われたが。
「まぁエイバブ、この年に間食抜きは確かに辛いぞ。チョコバー一本くらいいいだろう」
「もっと言ってほしい……」
「はぁ、分かりました、話してみます」
「話してくるんじゃなくて許可とってきてほしい……」
しょんぼりしながら言えば、なんやかんや優しいエイバブさんが頭ぽんぽんしたが。とりあえずボスとバイバイしてから病室に戻ったらクラーク博士に怒られたが。解せぬ。
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私のピアノ歴を知っている人に見つかってしまったのでエイバブさんを盾にする。ピアノ今そこまでガチでやってないとは言えずに、今ちょっと他が楽しいのでと返してしまった私は悪くない。いや弾けるけど、前みたいに剣術!ピアノ!ではないのである。とりあえず立ち去ったのを見送ればエイバブさんがこちらをみおろした。
「ピアノが弾けるのか」
「弾けますよ。まぁ下手のよこ好き程度ですけど」
「病院にピアノがある。誰も引かなくて置き物にもなっていないが。弾くか?」
そう尋ねた彼に下手でいいならいいよ!とぴょこぴょこする。最近弾いてないから絶対下手になってる気はするが。
とりあえず案内されたのは若干倉庫みたいな場所である。なんでも病院に寄付されたが基本的に誰も引かずに置いたままになってるそうだ。調律は?と思ったがそれはちゃんとしてるらしい。鍵盤蓋をあけてみれば綺麗なものである。ほーうと思いながら鍵盤を鳴らせば綺麗にその音程がなった。
「リクエストは?って聞きたいけどアメリカの曲わかんねー。適当にしばらくここで弾いてていいです?」
「あぁ。また迎えにくる」
そう言って部屋を出たエイバブさんを見送って私はピアノに向き合った。
美しい音がなる。流暢に、滑らかに、氷上をすべって行くように。綺麗なメロディをつむいでいく。
それを紡ぐ人物は渦中の10代だ。盗まれた遺伝子を持つ子供。他の3人か「昔」をなぞるように作られた存在だとすれば、予定外の子供。話に聞く間引かれたどれかに値するのかもしれない。3人の中で1番幼く子供っぽく、普通の子供だと言われたらそうおもうだろう。人を惹きつける何かがあるからか、いつの間にかスタッフや他の患者と仲良くなっている。
ーー普通の子供だな。
意図せず出会った遺伝子的には父親にあたるイシュメールはそう告げた。この国へ連れてきて判別する役割を担ったオセロットも「人懐っこい犬みたいな」と告げていたのをよく覚えている。その人物がこんなことをするとは思わなかった。出生だけを考えればお嬢様かもしれないとは聞いていたが。
「エイバブ、ナマエを見なかったか?」
やってきたのはオセロットと生まれは1番年下であるソリダスと呼ばれた男だ。ボスの純正のクローンだった彼はこの世界ではいつの間にかボスの息子となっていた。
「ナマエならピアノの部屋だ」
「ピアノの部屋?じゃあまさか?」
「あぁ、ピアノが得意らしい。患者がどうやらナマエが何かに出ていたのを知っていたようでな。本人は趣味程度とは言っていたが」
そう説明すれば、彼はコンクールか何かかと考える。
「やはりお嬢様なのか?」
「いや、人懐っこい犬みたいだ」
オセロットはそう言って肩を竦める。ソリダスが同じ印象を抱くのは早かったのだが。
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「はわわ、なんか辛い時があったら聞きたいから今のもう一回言ってほしい。録音する」
オセロットさんにいいセンスだって言われたからそう言えば彼は言わないと言われたが。なんでだよ。推しボイスほしい。くれ。
「課金したらゲットできたりしません?」
「生憎不買品だ」
この人私の扱い慣れてきたな。そう思いながらがっくしする。まぁ視線が向いてその隣にいた男性を見て首を傾げたが。
「オセロットさんの知り合い?」
「あぁ、紹介しよう。血縁的にはお前の一つ上の兄になる。ジョージだ」
そう言ったオセロットさんにはわわっとする。とりあえず、握手を差し出す。
「あ、えー、と、はじめまして、苗字ナマエです」
「ジョージだ、よろしくお嬢さん」
cv大塚明夫じゃん。まじかよ。これ一時期なりを顰めていた私の父親が推し説あるくないか?
「……お兄さんとかお兄ちゃん呼びは馴れ馴れしいです?」
「構わない」
その言葉にぱぁっと目を輝かせたのは仕方ない。いやだってお兄ちゃん作るとか無理だからな。あと探られてる気はするな。
「だが、お前の兄は私含めて三人いるせが」
「はわわ、血縁的にはお兄ちゃんがたくさんできてしまった……!ジョージお兄ちゃんでいいです?私は呼び捨てでいいです」
「ではナマエと呼ぶか。先程のピアノは?」
「今となっては趣味ですね。いっとき本気でやっていましたけど、他の習い事するようになってちょっと疎遠です」
「勿体無いな。コンクールにも出たんだろう」
「小さい頃はね。今は全くですし、他に楽しいことがたくさんあったので」
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なんで運動会みたいなのあるんだ?と思いながら参加する。仮装するのが礼儀らしい。参加する?とエイバブさんとは違うスタッフに言われたので参加するする!と立候補してはみたが衣装がない。剣術稽古用の袴か忍者っぽい服着るか?と思ったらこれまた違うスタッフがジェダイの服とライトセーバーの柄を貸してくれた。ひゅーー!!
「ジェダイに私はなる!……ちなみに一位になったらなんかくれるの?」
「まぁ何かしらはもらえるぞ。参加賞でもな」
よくよく考えたらこの人cv藤原さんじゃん。やだー、シギントでは??
「ディズニーのチケットとか?」
「そりゃないな」
「オセロットさんとのハグ券とか……」
「それもない。お前の好みはオセロットか?やめとけ、あいつは生粋のサディストだぞ」
「まじか」
「マジだ。まぁ、ナマエだしいいことを教えてやろう」
そう言った彼に首をかしげる。彼がライトセーバーのスイッチを押したらリアルで光の刀身がでた。
「すっげーー!!未来きてる!!」
「そうだろそうだろ!これこそ未来って感じだろ!」
「でもこれ怪我しないの?」
「そこら辺は大丈夫だ。軽くピリッとする程度だな」
その言葉に手を触る。確かに若干ピリッとする程度であるし、何故か触る感覚がある。なんというか物感がある。うっわ、これすごすぎる。
「どうなってるかまったくわからないけどすごっ!ドナルドさん天才じゃない!?」
「お前だけだぜ、褒めてくれんのは。まぁとりあえずそれで目立って潤沢な予算を……」
ぽろっとこぼされたやつが事実っぽいなこれ。目をパチパチさせれば、とりあえず!頑張ってこい!と濁して言われたが。まぁ仕方あるまい。
「まぁ楽しそうだからいいよ。頑張ってくるー」
そう言って手をブンブン振ってわかれる。まぁサイボーグっぽい外観見つけたけどな。
「すっげーー!サイボーグじゃん!キャシャーンとか009とかじゃん!未来きてるなー、アメリカ」
そう言って初めて見る人にきゃいきゃいする。彼はちょっと困り顔だが、近くにいた作ったらしき人が口を開く。
「君は日本の漫画に詳しいの?」
「そこそこは!日本出身だからアーカイブ持ちあるいてる!」
すげー!と言いながらクルクル周りを歩く。剣っぽいのもちゃんとサイボーグなのすごくない?まじまじ見たい。元ネタ映画版キャシャーンかな??
「君はジェダイだ」
「そう!なんかいきなり参加することになって服ないなと思ったらスタッフさんが貸してくれた」
そう言って見せびらかす。まぁサイボーグよりはてはこんでないかもしれないが。
「見つけたぞ」
「おわぁ」
首根っこを掴まれる。そこにいたのはエイバブさんである。エイバブさんは仮装しないらしい。参加しないだけかもしれないが。
「他に迷惑をかけるな」
「はぁい、お邪魔しました、またねー」
そう言って手を振ってエイバブさんと違う方向にいく。
「エイバブさん参加しないの?」
「未成年だけだな」
「へー、そうなんだ。見てみて、似合ってる?」
そう言って服を見せびらかす。まぁ彼はジェダイか、と繰り返したが。
「別のスタッフが忍者装束着せたがってたぞ」
「それはまた今度する。というか忍者装束着たらリアルナルトかな!?ってなるかもしれない」
うむうむ頷いていれば、エイバブさんは首を傾げたが。
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障害物って感じの障害物ではなくないか?普通に建物の構造上そうなってる場所とかある。これは私のパルクールが炸裂するな!?と思いながら念の為そういうショートカットしていいのかオセロットさんに聞いたらできるならオッケーっていわれた。やったぜ。ちびっこの声援を受けつつスタートラインに並ぶ。1番に私はなる!!ちなみに隣はキャシャーンくんだった。かっけー!
ひゅー、パルクールたのし〜ってしてたらペイント弾的なの飛んできて笑った。オーライオーライ、とライトセーバー起動させて映画ごっこしてからフィニッシュする。結構僅差でゴールするあたりキャシャーンくんが早いんだよなぁと思ってたらちびっこの尊敬集めてしまった。ドナルドさんによくやったナマエ!と言われたのでピースしといたが。まぁ、オセロットさんに手招かれたのでそちらに行く。エイバブさんだけじゃなくおじさん(仮定パパ)もいる。
「おじさんじゃーん、この間ぶり!チョコバー許可降りました!1日3本までだけど!」
「まぁ3本あればないよりはマシだろう。お嬢さんは忍者か何かか?」
「たまに言われるけど私の家系的には忍者に仕えられる方だよ。あれはパルクールっていうスポーツだよ」
ケラケラ笑いながらそう言えば、パルクール?と首を傾げられる。まぁ結構新しいスポーツだからな。
「ニンジャランって呼ばれたりするけど、街の中をああやって疾走するスポーツというか、アクションっぽいスポーツというか……まぁ比較的新しいスポーツかな。学校に遅刻しかけた時に有意義」
ケラケラ笑いながらいう。ニンジャいないのか?と聞かれたので、それ国民にも伏せられてるからいるかどうかわからない、知っては最後ってやつと答えたら金髪のお兄さんが吹き出したが。外国の人にはこれぐらいがちょうどいいのである。向いた視線にすぐ言葉を濁したが。
「しかし、ライトセーバーの扱いに慣れていたな」
「一回ライトセーバーの殺陣やったのと、もともとじっちゃん達に剣術教えてもらってたからその応用もありますね」
「それはどうした?」
「ドナルドさんにもらった。これすごいよ!光なのに物感あるし!物にちゃんとあたるし!光の木刀!って感じ。護身用に欲しい」
そう言って刀身をだしてぺちぺちする。
「斬れない?」
「うん。いや斬れたら危ないっしょ」
同じようにオセロットさんがペチペチする。
「見かけほどスタンもないのか。ピリッとする程度だな」
ふむ?と考えたオセロットさん達に、これ返してくる!というって別れようとしたらドナルドさんがきてめちゃくちゃ褒められた。あとライトセーバーくれた。これは自慢するしかない。
「そういやナマエは明日退院なわけだが」
「えっ、そうなの?血縁的にはお父さんと会えるんだ」
そう言えば視線がおじさんに向いた。私はとりあえず首を傾げておく。
「もしかして、おじさんがそう?」
「……ああ、そうなる」
「わーーい!これ私の将来の外見完璧勝利Sでは!?顔整ってるからどっちに似ても勝ち組では!あ、苗字ナマエです。日本で女子高生してます」
そう言って手を差し出せば彼は同じくジョンだといいながら手を重ねた。私はぶんぶんてをふる。
「ジョンさんって呼んだ方がいいです?いきなりダディはちょっとアレですもんね」
「ジョージはお兄ちゃん呼びだろう?」
「それはそう。お兄ちゃん欲しかったし」
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「なんというか……人懐っこい犬みたいな……」
「人懐っこい犬?」
「あーー!デイヴ兄だー!何してんの?暇ならお茶しよ。あ、知り合いといた?ごめん、イーライ兄誘ってくる」
「リキッドなら仕事だぞ」
「マジかよ。だから今日の朝なんかあったらデイヴ兄に言えって言われたのか」
「リキッドがそんなことを?」
「意訳したらね」
「意訳……都合のいい自己解釈じゃないのか」
「そうともいう。こんにちは!」
「こんにちは、ええっと君がスネークの妹かい?」
「スネーク?」
「俺のことだ」
「面白いあだ名だね。固体液体も変わってるけど」
「そうだな」
「私はナマエ・苗字です。遺伝子的には妹です、よろしくお願いします」
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「なんかみんなテレビ見てないしゲームしていい?いいよね?よしやる」
「いいとは言ってない」
「ダメとも言われてないからオッケー」
ということでバイオハザードする。いやー、このゲームはあるんよな。メタルギアの代わりに似たような違うゲームはあるんだけど。歴代最高で怖いらしいけどみんないるから大丈夫だと思うのだ。ジョージ兄が本からこっち見たが。
「戦争のゲームか?」
「いや、怖いやつ。いやぁ、発売日なの忘れてたしみんないるから怖いの紛れるかなって。言うなればアイテム見つけたら教えてほしい」
おっとこれ席を外してはいけないチキンレースが開催される気がするな??とりあえず首をかしげる。
「怖いのダメ?」
「私は大丈夫だぞ」
「ナマエは大丈夫なのか」
「私はねぇ、洋物ホラーは対抗手段があるから好きですね。日本のホラーはだいたいないから」
「ないから」
「寝てるときに布団のなかにあらわれたり、着メロで移動してきたり呪いの動画みたらでてきたりするから手段がない。お祓いしかない。でもミッドサマーとかは苦手だしあんまり血がドシャドシャ出たり痛そうなのも好きじゃない……」
そう言いつつ起動する。ばいおはざーど、とねっとりありがとうございます。
「実際この大きさの女の人ってどう?めちゃくちゃ綺麗だけど。私は全然あり」
「化け物じゃなければな」
「教えて!ジョージ兄!どうして閉鎖的な村では密教ができてしまうの?閉鎖的な村だからできたの?密教があるから閉鎖的なの?」
「双方だな」
「今回の敵はどっちかというとワーウルフだね」
「おわぁ、でっかい赤ちゃん」
「おい、はやく逃げたらどうなんだ」
「ゲームオーバー画面を確認しようとするな!」
「食べられるのかなって……」
「何してるんだ」
「ホラーゲームしてたはずが、みんなが色々アドバイスくれるからそこまで怖くないゲームになった」
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「なんで。イーライ兄魔法使いの知り合いいるじゃん」
「誰だそれは」
「マンティスだ」
「あの人いつも浮いてるからなんで??ッてなる」
「気味が悪くないのか?」
「なんで?」
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「うーーん、口があるんだから、殴らないできちんと気持ちを伝えなきゃ。どうしたの?」
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