ネタ帳vol.3

2023ネタ帳69:蛇一家末っ子は護衛です2

01/14 17:33 

血縁的にはビッグボスの娘にあたる人。両親が当時認可されていない人工授精を海外で行った際に『盗んだ』ことを隠蔽する為に使用されたらしい。両親は驚いたものの施工した病院に問い合わせしても存在が消えていた模様。まぁいいか子供だしと育てられた人。
本人は人生二周目なので一部の親類の冷遇とかきにしないし人生楽しんでいる。剣術とパルクールが得意で親友の護衛もつとめたりしてる。

親友という名の外堀を埋めてる人。三人兄弟の次男で割りかと自由で肝がすわっている。本人はナマエと結婚するなら別に皇族辞めてもいいけど婿に行くのは前代未聞すぎると反対されたので嫁にしたい。


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おいやめろ、駆け落ちしたいとか家出したいっていうな。護衛さんが困るでしょうが!と思ったが最近特にイライラしているようなので仕方ないかぁと思う。とりあえず家で寝かしてる間にオセロットさん見習って護衛の偉い人と彼の両親に連絡を入れたらしばらく好きにさせてあげて欲しいときた。やめてほしい。こちとらもう一人の父親に会いに行く予定なのだ。
「公攸、いい?私はもう一人の父親に会いに行かなきゃいけないし」
「あぁ、海外の。ご一緒します」
「飛行機エコノミーだよ!?」
「かまいません。もしかしたら以降は稼ぎ次第でエコノミーに乗り続ける事になるかもしれませんし」
ああああ、ああ言えばこういう!と相手の頭をぐしゃぐしゃする。おい照れるな。なぜ照れる。様子を見ていたじっちゃんが口を開く。
「ナマエ、お前のダディや他とは儂が話す。連れて行ってやれ」
じっちゃんの言葉にがっくしする。様子を見ていた父と叔父が口を開く。
「まぁまぁ、ナマエ、君がいるから大丈夫だよ」
「じゃあお忍び服買いに行かないとね」
「腹いせにしまむら行ってくる」
そう言えば父親と叔父が固まったがしらん。髪の毛いじったらいけるだろ。しまむら、と繰り返した彼に、父が口を開く。
「せめてユニクロにしようか」
「まぁ面白いから大丈夫だよ」

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おじいちゃんがどういう密約をしたかはわかりかねるがとりあえず一緒に行くことになったのだが、どういう説明してるか私も聞きたい。叔父さんとおじいちゃんに空港まで送ってもらい、途中までエコノミーのり、乗り換えの場所で迎えが待ってた。ジョンさんがな。ラフな格好でな。
「うおお、ジョンさーん!」
とりあえず駆け寄ってハグすれば一周くるって回ったのちに着地した。
「エコノミーできたそうじゃないか」
「そうだよ、いやまぁ元から貯めたお金だしエコノミー一択なんだけど。あ、紹介するね。私の友達の公ちゃん!」
そう言って手招けば公攸がかけてくる。よろしくお願いします、と頭を下げた彼に畏まらなくていいとフレンドリーに接した父はガチでどこまで聞いてるんだ。まぁその対応が嬉しそうなのでよしとするが。

ことあるごとに彼氏?と聞かれるが違うので断る。公攸も今は違うというが、今はというのをやめて欲しい。いやでもマジでどこまで知ってんだ、兄弟は。と、思ったがジョージ兄が気づいた可能性はある。今のうちにコネを築くかとか行ってたし。
「いやこれじっちゃんになんて聞いてます?」
オセロットさんにそう聞けばオセロットさんが「日本の偉い人の子供だからまぁ気構えせずにお前と一緒にこき使えとは言われたが」と告げた。だから雷電くんとかと掃除させられるわけだよ。ちなみに本人はお風呂に行った。今はオセロットさんにお茶入れてもらって私は休憩中である。
「あのですね、他の認識はそれでいいとは思うんですけど、誰かには言っといた方がいいというか……オセロットさんには言っときたいんですけど」
「やっぱり彼氏か?」
「ちがわい。あの、そのまんまローマの休日なんですよね……」
といって私は苦い顔をする。彼はローマの休日?と首を傾げたが、動きを止めた。
「まさかと思うが?」
「いやそのまさかです。友達なんですが、なんか家出したいお年頃らしくて。爺ちゃんが説明しとくからみたいな……」
そう言って頭を抱える。オセロットさんは目頭をほぐした。
「皇子を連れてエコノミーでくる馬鹿がいるか……」
「私ちゃんと言ったもん!エコノミーでいい!?って。ぶっちゃけ、まぁ引き渡しまでの周りは警察関係多めだったっぽいけど。着せてる服も市井の品だし。本人は満足してるからいいよ」
「よくはない」
そう言って頭にグーを落とされる。痛い。

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なんか色々衝撃的だった感じはする。まぁジャックさん戦争孤児から子供兵から兵士だった人とか難民を援助するNPOだからな。どれも日本にはほとんどいない部類である。とりあえず夕日見て黄昏てるわけだが。
「皆さんの話を聞いて色々考えらせました。私達の国は平和だ」
「そうだね、私達の国はめちゃくちゃ平和。でも平和だからできることもあるよ。駄々捏ねてないで自分の仕事をしろ〜、仕事を」
そう言って背中をバシバシ叩く。こちらを見た彼の額をウチはイタチよろしく指でこづいて口を開く。
「君の立場だからできないこともたくさんあるかもしれないけど、君の立場じゃないとできないこともたくさんあるよ」
「そうですね。それは考えたことがありませんでした。……でも俺一人では何もできないので、あなたがついてきてくれると心強いのですが」
伺うようにそう告げた彼に、仕方ないから独り立ちするまでね、と告げる。そのうち一人立ちしてくれ。私は結構一生が多分短いぞ。彼は口を開く。
「今はそれでいいです」
今はじゃないんだよ。こいつ。そう思いながらバシバシする。まぁ雷電くん達がものかげから降ってきたけども。いるなとは思った。

「次はお忍びでなく公式に来ていただきたい」
オセロットさんが肩をすくめながらそうつげる。周りが首を傾げる中彼は一瞬驚いて、ええ必ずと頷いたのだが。ちなみに帰りはめちゃいい飛行機で笑った。


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「いやだから……あのねー、公攸くん」
「なんです?」
「私の人生短いんよ」
「?どういうことですか?」
「そういうふうに遺伝子的にデザインされて生まれてるから。なんでもそういう実験に使ってた精子で作られた子供だから」
「倫理観も何もない実験では?」
「そうだね。まぁそのかわりあんまり老けないらしいけど。だからさ、私を選ぶのはおやめ。子供も作れない体だし他の子選びな」
「嫌です。あなたがなんと言おうと、周りがなんと言おうと。俺はあなたがいい」
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