ネタ帳vol.3
2023ネタ帳89:鷹丸がポケモン世界にいる
01/14 17:40
「カブさん、なんか家にポケモンいるっぽいんですけど、ウサギで太刀打ちできるものですか?」
そう言ってカブさんに尋ねれば彼は目を瞬いて、ポケモン?と首を傾げた。こういう機会じゃないとこういうトレーナーと話せないのだ。チームメイトに聞いたらポケモンは専門外とかゴーストとか色々びっくりされたりしたし。
「階段にきのみおいたら食べてるから多分ポケモンだと思うんですよね。住み着いてる野生のポケモンならあんまり三階踏み荒らしたくないとは思ってるんですけ、弟妹達が興味津々で……様子見てても危害加えるやつじゃないとは思うんですけど」
そう説明すれば、それは困ったね、と言われた。
「姿は見たかい?」
「まだ見てないんですよ。多分夜に活動するっぽいです。でも、時々かちゃかちゃ食器が擦れる音とかがなる時はありますね」
と言えば、近くにいたジムリーダー達が考える。なんでジムリーダー達にまぎれてトレーナー初心者のサッカー選手の俺(しかもカントー出身)がいるんだろうなぁ。スポーツ年末特別番組だからです。
「あと引っ越してきた当初はなんか食器とかが飛んできたりはしました。今はしない」
「ポルターガイスト、かな?」
カブさんがふむ、と考えながら言えば、チャンピオンダンデが「ヤバチャかポットデス!」て声を上げた。カブさんがああと納得した。
「ヤバチャ?ぽっと……?」
「ゴーストポケモンですよ!食器みたいな形の……」
と言いつつチャンピオンダンデが図鑑を見せてくれる。本当にティーカップとポットの形がある。なんだこれ可愛いな。
「へぇー!はじめてみた!色んなポケモンがいるんだな!」
「……追い出すのかい?」
「いえ、先住はあっちなんで追い出すつもりはないです。ただ、妹弟になんかあったら怖いし、三階を片付けたかったんですけど……うーーん、ゴーストポケモンなら片付けない方が居心地いいのか……?」
うーん、と考えていれば、話を聞いていたうさぎがニバッ!とにっこり笑った。
「うさぎが仲良くなんの?」
「にば!」
「そかそかー、うさぎはポケモンと仲良くすんの得意だもんな。じゃあ俺も仲良くしよ。このままきのみあげてたら仲良くなれます?」
「ポルターガイストをしなくなったならだいぶ気を許してるとは思いますよ」
「そうだね、追い出すよりはいいかな?」
とほっこりしていたら、ネーミングセンスないって言われません?ってネズくんに言われた。
「わかりやすくないですか?うさぎ」
「うさぎポケモン他にいますよ」
「マジか!カントーでそんなに見ないんだよなぁ。じゃあそっちと仲良くなったらウサコかウサオって呼ぶ」
そう言ったらめちゃくちゃビミョーな顔をされてしまった。解せぬ。
「ん?……じゃあコイツは?コイツもゴーストポケモンですか?ふわふわ浮いててミルキーの匂いするんですけど」
そう言って写真をみせる。
「それはマホミルだね、フェアリータイプのポケモンだよ。これはエンジンシティで?」
「はい、休みの日にお菓子作ってたらいきなり現れて……そのまま俺ん家にいます。あとエントツさんとか……」
「エントツさん?ああ、ドガースかな?」
「あれドガースなんですか!?」
俺が驚いて言えばキバナさんが突っ込んだ。
「なんでドガースの名前は言えるんだよ!」
「いや、ドガースはカントーでよく試合を中断させてくるんですよ。煙幕とかスモッグとかで。流石に覚えた」
「ガラルのドガースは煙突があるんだ。汚い空気を取り込んで空気を綺麗にしてくれる」
「マジですか!?じゃあ、ドガースのえんまくとか取ってくれる!?」
ときけば、ポプラさんが頷く。
「取るね。ただ、妹弟がいるなら口の周りには注意しな、毒ガスだよ」
「あっぶねー!通りでエントツさん、妹弟が手が届かないあたりをふよふよしてるはずだよ……よけてんのか……いいやつだなアイツ……」
しみじみと考えていたら、というか、とルリナさんが口を開く。
「ポケモンいっぱい持ってるじゃない」
「……?俺のポケモンはウサギだけですよ?」
「……ドガースやマホミルは?」
「んー?なんか家に来たから仲良くなったポケモンですねー!そのまま家にいますけど」
「ゲットしないんですか?」
「俺はトレーナーじゃないしなぁ。ゲットの仕方わからんし、ちゃんとポケモンと暮らすのウサギがはじめてだし……」
「にー」
うさぎと2人でうむうむしてたらチャンピオンダンデにじゃあ捕まえ方とか勉強しましょう!って言われたけど。
「……覚えて損はないと思うぜ」
「マジかぁ、じゃあよろしくお願いします」
「ナマエ、やめといた方がいい。アイツらはガチ勢だ。サッカーする時間減るぞ」
「えー、それはちょっと困る」
「にぃー」
「なー、うさぎもサッカーしたいもんなぁ」
「基本的なことなら大丈夫だろ」
==みたいな話
==
「ナマエさんはポケモン持ってるんですよね?」
代表の招集で、だ。小室がなんか聞きたそうな感じだなぁと思って声をかけたらそんな内容だった。うむ、確かにサッカー選手でポケモンを持っているやつは少なめかもしれない。かくいう俺も移籍したガラルのサッカー協会の都合がおおきい。
「向こうのサッカー協会の都合でなー、移籍した後にポケモンの卵持たされた」
そう言って小室と話す。ガラルはそんなシステムなんスね、と返した綿谷に頷く。
「ガラルはサッカー協会とポケモンリーグが仲良しだからな。ジムリーダーのタイプのポケモンをサッカーチームのメンバーは持つこと推奨みたいな……まぁ毒とかドラゴンとか難しいポケモンはチームで一体みたいな感じで専属のトレーナーが面倒みてるよ」
俺の説明に2人はへぇーと納得した。まぁこの反応は恐らく、だ。
「……見る?」
そう首を傾げれば小室が刻々と頷いた。とりあえずカバンの中からうさぎのボールを取り出し、外に出してやる。ふぁいにー?と首を傾げて出てきたエースバーンことウサギは2人の視線に気づいたらしい。彼らをみてにっこり元気に挨拶した。
「こいつはうさぎ。エースバーンっていうガラルのポケモン」
おお、みたいな顔をした2人はウサギをみる。
「思ったよりデカいんすね」
「ちっちゃい頃はもっと小さいよ。なー、うさぎー?」
「ふぁいにー!」
にっこり笑ったうさぎをよしよしする。うーん、今日もうさぎは可愛いのだ。アレックとジョーさんがウサギに気づいて寄ってきた。
「兄さんうさぎ出してるやん〜、うさぎ久しぶりやな〜」
「にー!」
「ちっちゃい方はどうした?」
「エースは末妹と仲良しだかんな。妹といる。もはやエースは妹のポケモン」
と説明すればウサギも刻々頷いた。
「でもなんでウサギ……ああ、こむたちが見たいゆうたんか。兄さんいっぱいポケモン持ってるもんなぁ」
「もっといるスか?」
「コイツポケモンに同類と思われてるから」
サラッと告げた蓮に「懐かれやすいって言ってほしい」と言ってみる。まぁ確かに同類と思われてる可能性はある。エースは元気に蓮とハナちゃんに挨拶した。
「ゲットしてるんスか?」
「してるやつもいるよ。まあ、ガラルに引っ越した時にいたり家の中侵入してきたり遠征先でアクシデントがあって懐かれたりファンから送られてきたり色々だから……まぁあと最近ポケモンの保護団体と仲良くしたりしてるから預かったりもする」
「保護もしてるんですか?」
「まぁな、ガラルで仲良いやつに頼まれたからそのまま」
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category:鷹丸(gk.vt)