赤崎妹と、女子サッカー#3





久々に立つ、ピッチの上は何時もより広く感じた。

「公式戦」なんて、何年振りだろう。
「女子サッカー」なんて、何年振りだろう。

スタンドからは大きな声援が聞こえてくる。
相手からは威圧感がする。
この回切りだけにも関わらず、チームメイトの人からは、信頼されてる。

今日は、この試合は、「他人のプレー」に責任がある監督じゃない。
「自分のプレー」に責任がある選手だ。

程よい緊張感と、興奮が自分の中にあるのがわかる。
ドキドキする。ワクワクする。

……そっか、選手ってこういう感じだっけ。

「チームメイト」の要望に押され、腕に巻かれた布を触って口に笑みを含んだ。

さて、この真剣な試合〈ゲーム〉をどう楽しもうか。

赤崎妹と、女子サッカー#3

ゲームの始まりを、笛が高らかに告げた。


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SQUELCH!!