……後半が終わったな……
よし、後もうちょっと、後――……
いまだ!
「こんにゃろう! タッツ!!」
「いてぇっ!」
ナツが スタンドから なげた あきかんは タッツに ヒット した▽
「いてて……誰だよ、投げだの……って、ナツじゃねーか。久しぶりー」
「久しぶりーってちが……」
「俺の言ったとおり勝ち戦だったろ?」
「うん、なかなかいい采配で……って違う! タッツ、チケットくれたのは嬉しいけど、何で名古屋側なのさ!」
「うん?」
「だーかーらー!」
もう一つ、落ちていた空き缶を広い、タッツに向かって構える。
タッツは慌てて私を制止した。
それにしても空き缶放置なんて、マナー悪いねー。
「ちょっとタンマ、ナツ!」
「問答無よ……」
「チケット手配したのは、俺じゃない!」
ピタリと私の動きが止まる。
「じゃあ、誰?」
「アレ、」
「ゴトゥーか!」
タッツが差した指の方向には、ゴトゥーがいた。
よし、ゴトゥーに後で攻撃しかけよう、うん。
そんな事を考えていると、タッツがため息をついたのが聞こえた。
「……お疲れ様、タッツ」
「ホントに疲れた……ナツので」
「う゛、ごめん。いろいろあったからさ、」
「いろい――」
「かんとく〜!」
「まっちゃん、今会話中〜」
「会話って誰と……」
「オッス」
「ナツちゃん!?」
「で、いろいろって?」
「無視していいの?」
「うん」
「ブラジルトリオに……」
「ナツ〜!!」
「噂をすれば……」
手をぶんぶんと振りながらブラジルトリオがくる。ツバさんに絡んでたんじゃなかったっけ……
あ、ツバさん、今日お立ち台だ!
何て考えていたら、タッツとブラジルトリオが会話している。
英語は通じるんだろうか。
あ、通じるから話せてるのか。
何か嫌悪(よく喋る人とタッツがね)な雰囲気をかもしだしていたので、そこから目を背けると似非王子とのアイコンタクトをいただきました。
赤崎妹と、監督と、空き缶
(あれ、ナツじゃないか。久しぶり)
(お久しぶり……)
(タッツに空き缶投げたのは君かい? どんな腹いせ?)
みられてた!
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SQUELCH!!