赤崎妹と、堺さんと世良 





「やっぱり怪我してるし……」

あの後、調整とか次の試合の準備とか勉強とかが忙しくて、テレビもあんまり見てないし、ETUにも来れなかった。
んで、今日、久々にETUにきてみれば、セーラームーンが怪我をしていた。
まぁ、スポーツに怪我はつきものだけど。
……え? 今、何をしてるかって?
先生(あ、なんか久々に言った)――堺さんの持論を聞いてた所です。
うん、かっこいいねー、先生。

「……何してんだ、ナツ」
「げ、バレた。聞いてませんよ、堺さんの持論なんて、」
「聞いてんじゃねーか」
「えへ、」
「……かわいくねーよ、」
「わかってますよ、自分でも吐き気します」

先生は今から帰りか。
……えっと、セーラームーンは、

「元気そうだね、もっと落ち込んでるかと思った」
「あぁ? ……さっきまで落ち込んでたぞ」
「あ、やっぱり? FWのスタメン争いに自分から脱落したような感じだもんね。まぁ、そこは狙うだろっ! ていうボールを無理して蹴って捻挫、って感じかな。セーラームーンだと」
「図星だな」
「やっぱり。で、ポテトチップスを食べることに関して先生に怒られた、と」
「怒ってねーよ、勧めといた」
「あらまぁ、」

先生にしては珍しい。
私、あんまり好きじゃないから食べないけど。

「……ま、励ます必要ないか。セーラームーンは」
「あぁ、ないな。そういえば、ナツ、おま――」
「あー!! ナツちゃん!!!」

先生の言葉をセーラームーンが区切る。
まったく、あの人は。
……あ、私、人のこと言えないや。

「怪我したって聞いたけど元気そうッスね。セーラームーン」
「おぅ! 元気だぜ!」
「それはよかった」
「……元気そうだな、」
「え? 先生、何が?」

先生に聞けば、「なんでもねーよ!」と頭をぐしゃぐしゃされました。
このツンデレめっ!

「まぁ、二人ともほどほどに」
「おぅ!」
「お前もな」

赤崎妹と、堺さんと世良
(さてと、監督とこいきますか)


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SQUELCH!!