「……なーるほどネ」
「……なーるほどネ」
選手達の3対3の動きを見て、メモに鉛筆を走らす。
「タッツミー、大体全員のプラスとマイナスわかったよ。でもいいの? これを元にすると、スッゴい中・高校生向きのメニューになるよ? 遊びみたいな」
って言うか、私の考えたメニューは全部遊びみたいか。
そう考えながら、タッツミーを見る。
タッツミーから言われた手伝いは、メニューの一部を組み立てる事だった。
体を動かさないからいいんだけど。
「んー、別にいいよ。何すんの?」
「氷鬼」
「氷鬼!?」
「松っちゃん、五月蝿い。詳細は?」
「総合的なバランスをとれた人、コントロールがいい人――まぁ、普通に考えて村越さんと王子だね。あ、後、緑川さんとか。その三人プラス数人が鬼。後は逃げる人。杉江さんと黒田は分けたほうがいいかも」
「普通の……」
松っちゃんコーチが何か怒り気味に言いかけたが、私は被せて口を開く。
「鬼は赤いボール1つ。逃げる人はボールを5つ。プロだからもうちょっと増やしてもいいかも。鬼は自分たちのボールを逃げる人にちょっとでも当てればその人達は凍る。当てられた人は味方のボールに当てられるまでその場でストップ。また、鬼にボールを過半数奪われたら負け」
「逃げる方に勝ちは?」
「過半数が逃げ切ること」
「なる程。じゃ、集合!!」
「なる程って監督! こんなメニューを!」
「まぁまぁ、松っちゃん。やってみたら分かるって。どんだけこのメニューに選手がついていけるか、な」
「!」
おや、タッツミーはわかったのか。
流石は監督。
さてと、私は逃げますか。
私は体180°反転させると、逃げる体制をとった。が、タッツミーにジャージの首元を掴まれて逃げられなかった。
足掻いているうちに選手が集まる。
「あきらめろって、ナツ」
「うぅ……」
「おや、ナツじゃないか!」
「うぅぅ……!」
王子とかいるし! 黒田睨んでるし!
「ま、キャンプも中盤だし、ちょっと遊ぼうぜ!」
「はぁ!?」
「氷鬼な、氷鬼」
選手達は動揺している。
黒田に至ってはキレかけてるし。
「あ、因みにルールはナツが考えたから!」
「余計な事をいうな、タッツミー!」
「はっ、そんなヤツが――」
ほら、黒田がキレた!!
と思ったら遼兄が口を開いた。
「侮れないッスよ。ソイツ。兄の俺が言うのもなんですけど。ソイツの指揮で男子サッカー部が、インターハイ優勝しましたから」
「!!」
「……よけーな事を、」
はぁ、と溜め息をつくとタッツミーは先程のメニューを説明し始める。
……そろそろ終わりかな。
「はーい、ルール一つ追加!」
「?」
「タッツミーとコーチと私も外からボールを出しまーす。それに当たれば鬼・逃げる人関わらず五分間コートからでてもらいます。きをつけてくださいネ。小娘に当てられると兄はともかく、プライドがガタガタになりますヨ」
赤崎妹と、練習
(えー、俺もやんのー?)
(やらなくてもいいよ。私がストライクアウトしたいだけだから)
主に兄に当てる。
選手達の3対3の動きを見て、メモに鉛筆を走らす。
「タッツミー、大体全員のプラスとマイナスわかったよ。でもいいの? これを元にすると、スッゴい中・高校生向きのメニューになるよ? 遊びみたいな」
って言うか、私の考えたメニューは全部遊びみたいか。
そう考えながら、タッツミーを見る。
タッツミーから言われた手伝いは、メニューの一部を組み立てる事だった。
体を動かさないからいいんだけど。
「んー、別にいいよ。何すんの?」
「氷鬼」
「氷鬼!?」
「松っちゃん、五月蝿い。詳細は?」
「総合的なバランスをとれた人、コントロールがいい人――まぁ、普通に考えて村越さんと王子だね。あ、後、緑川さんとか。その三人プラス数人が鬼。後は逃げる人。杉江さんと黒田は分けたほうがいいかも」
「普通の……」
松っちゃんコーチが何か怒り気味に言いかけたが、私は被せて口を開く。
「鬼は赤いボール1つ。逃げる人はボールを5つ。プロだからもうちょっと増やしてもいいかも。鬼は自分たちのボールを逃げる人にちょっとでも当てればその人達は凍る。当てられた人は味方のボールに当てられるまでその場でストップ。また、鬼にボールを過半数奪われたら負け」
「逃げる方に勝ちは?」
「過半数が逃げ切ること」
「なる程。じゃ、集合!!」
「なる程って監督! こんなメニューを!」
「まぁまぁ、松っちゃん。やってみたら分かるって。どんだけこのメニューに選手がついていけるか、な」
「!」
おや、タッツミーはわかったのか。
流石は監督。
さてと、私は逃げますか。
私は体180°反転させると、逃げる体制をとった。が、タッツミーにジャージの首元を掴まれて逃げられなかった。
足掻いているうちに選手が集まる。
「あきらめろって、ナツ」
「うぅ……」
「おや、ナツじゃないか!」
「うぅぅ……!」
王子とかいるし! 黒田睨んでるし!
「ま、キャンプも中盤だし、ちょっと遊ぼうぜ!」
「はぁ!?」
「氷鬼な、氷鬼」
選手達は動揺している。
黒田に至ってはキレかけてるし。
「あ、因みにルールはナツが考えたから!」
「余計な事をいうな、タッツミー!」
「はっ、そんなヤツが――」
ほら、黒田がキレた!!
と思ったら遼兄が口を開いた。
「侮れないッスよ。ソイツ。兄の俺が言うのもなんですけど。ソイツの指揮で男子サッカー部が、インターハイ優勝しましたから」
「!!」
「……よけーな事を、」
はぁ、と溜め息をつくとタッツミーは先程のメニューを説明し始める。
……そろそろ終わりかな。
「はーい、ルール一つ追加!」
「?」
「タッツミーとコーチと私も外からボールを出しまーす。それに当たれば鬼・逃げる人関わらず五分間コートからでてもらいます。きをつけてくださいネ。小娘に当てられると兄はともかく、プライドがガタガタになりますヨ」
赤崎妹と、練習
(えー、俺もやんのー?)
(やらなくてもいいよ。私がストライクアウトしたいだけだから)
主に兄に当てる。
9
SQUELCH!!