「じゃっく、」
スネークを見てハルがか細くそう呼んだ。スネークが起こそうとしてそうなったということは、どうやら寝ぼけているらしい。彼女はスネークの手に手を絡ませる。スネークがピタリと動きを止めた。
「ごめんね、じゃっく」
彼女はそう言ってまた目を伏せた。固まったままのスネークは彼女を見下ろす。僕はそれを見て口を開く。
「ジャックって言う知り合いは?」
「いない、が、たまにこうなる」
スネークはため息交じりでそう告げるとそのまま近くに腰かけた。その様子に少し笑えば、スネークに睨まれてしまったのだけど。
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