SQUELCH!!


白魔女と計画



 次はナマエの本丸でなんかやってみるか? と言われたので考える。何かと言っても、バーベキューは蘇我本丸、キャンプは鷹司本丸でさせてもらった今、アウトドアといってもやることは限られているだろう。乱ちゃんが、ねぇ、主! と声を上げた。
「舞踏会みたいなのやろうよ!」
 その言葉にナマエはあぁその手があったかと手を叩いた。話を聞いていた大包平が首を傾げた。
「舞踏会?」
「外国のお城で行われるパーティーのようなものです」
「そう! みんな着飾ってダンスしたりするの!」
「……よくわからないが、城はなくていいのか?」
「海の上に氷で作りましょう。氷を扱う練習にもなりますし」
 ナマエはそう言って紙とペンを取り出した。お城の形を描こうとして、そういえばあまり知らない。こういう時にお城の資料がたくさんあるのは長谷部の部屋である。陸奥守と一緒に集めた世界各地の地図や写真集がたくさん置いてあるのだ。
「主?」
「お城の設計図を書こうと思ったのですが、あまりお城の中をゆっくり見たことがなかったので」
「僕が書いていーい?」
 そう言った乱にナマエは頷いてペンを渡す。サラサラと書かれたのは可愛らしいお城である。そうこうしているうちにそこにいた人達でお城の絵を描き始めた。




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