おめあてこうすい!
「ロコちゃん、この瓶ひやしてー」
そうケイファが言えば、ロコンがほうっと冷たい息を吐く。冷たいそれに、小瓶の中に入っていた液体は透明からうっすらと青い色に変化した。
「はい、じゃあ、最後の確認! 手首だして!」
ケイファがそう言えば、郭嘉は手首を出す。シュッとケイファが液体を吹き掛ければ、どこか甘いながらも清涼感がある香りが香った。
「これは、想像以上にいい香りだ」
郭嘉の言葉に、ケイファはでしょ! と頷いた。
馬岱のポケモンの話は一旦保留でとりあえずデバイスは馬岱がつけている形になり、小屋の建築は満寵たちに任せて、ケイファは郭嘉の香水を作っていた。甘いがほんのりスパイシーな格闘タイプが混ざったドレディアの花に、どこか清涼感が漂うユキカブリのきのみ、そしてほんの少しのクサイハナの香りを混ぜたものだ。
はい、とケイファは小瓶をラッピングすると郭嘉にわたす。郭嘉はそれを懐にしまった。
「なくなったらまたポケモン勝負ね!」
「ふふ、なら次も頑張ろうか」
郭嘉の言葉にケイファは満足げに頷く。また勝負しよう! とかたく握手を交わした。
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