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捜査タイム-2-



 部屋に戻ると、あの見取り図などが書かれた紙を取り出します。不思議そうにしている周りに座るように勧めました。
さてさて、ここからは私達が動かなければいけません。

「少しばかりお手伝いをお願いしたいです」
「お手伝い?」
「証拠や証言はありませんが確証は持てました。――金田一くんのように言えば、謎はすべて解けました」

 そう告げれば目を瞬いた周りに笑います。

「証言と証拠集めに協力していただきたいです」
「わ! 探偵みたい」

 目を輝かせた遊さんに、苦笑いします。お遊びではないんですけどね。

「でも、なにすればいいの?」
「そうですね。堀先輩は遊さんと先程の店に行ってきてもらえますか?」
「さっきの店? ってことは、喫茶店か?」
「ええ。そこでコーヒーを一袋かってきてほしいんです。その時に、幾つか質問してきてほしいことが有ります。それはメールで送りますね」
「? わかった。いくか、鹿島」
「はーい!」

 そう言って外に出ていった二人を見送ります。

「千代さんと御子柴くん、野崎くんは金森さんという女性ADさんを探して質問してほしいです。あと、付き人さんにも。質問事項は紙に書きましょう」
「わかった」
「あ、後一応全部録音しておいてください。御子柴くんはスマホですから、ボイスメモで録音ができますよね?」
「ああ、」

 御子柴くんの返事をきいて、質問事項をメモにかきます。そのままメモを渡して三人を見送り、堀先輩にも同様のことをメールに送っておきます。

「さて、火祀先輩は私と一緒に探しものをしましょう。山ノ内さんの殺害現場、蘭堂さんの殺害現場、蘭堂さんの控室、最後に花森さんの部屋に行きましょうか……火祀先輩?」

 返事がないので火祀先輩の方を見ます。首を左右に振った彼に首を傾げてみますが答えは教えてくれないようです。



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