支援B
>>アデリーヌちゃん&レッセ
※
Honey au Laitなくるさんよりいただきました!
レッセ「僕だってみんなの役に立ちたいのに……」
アデリーヌ「サバサバ?」
レッセ「うわっ?!……って、アデリーヌか」
アデリーヌ「えへへ、遊びにきちゃった」
レッセ「悪いけど、今そんな気分じゃないんだよね」
アデリーヌ「うーん、サバサバ?」
レッセ「サバ……?確かツォの浜でよく獲れるっていうあの鯖?」
アデリーヌ「ノンノン!お魚さんじゃないのよ!」
レッセ「へ、へぇ……」
アデリーヌ「あれ、おかしいなぁ。他の世界の人たちに『サバ?』って聞くと『えっ?!サバって何?!』ってなって盛り上がるからサバは魔法の言葉だって聞いていたんだけど……」
レッセ「うん。なんかごめん……。僕そんなにリアクション大きいほうじゃないから……。人見知りもするし……」
アデリーヌ「別にレッセ君が謝らなくてもいいのに〜。たまーにサバが挨拶だって見抜く人もいるみたいだし。あたしのほうこそなんかごめんね。レッセ君、なんだか落ち込んでるみたいだったから、元気出して欲しかったんだけど……。ほら、あたしっていつもヘラヘラしてるし」
レッセ「そうだったんだ……」
アデリーヌ「結局、回りくどいやり方は回りくどいだけって訳よ。やっぱ正面から行くしかないね!レッセ君、何悩んでるの?」
レッセ「超ストレートにきたね?!」
アデリーヌ「お話聞くくらいならあたしにも出来るよ!あたしはレッセ君みたいに『もっとみんなの役に立ちたい早く大人になりたい人見知りをなくしたい』って思ったことないし、むしろ『そのうち嫌でも大人になっちゃうから子どものうちにしか楽しめないことを楽しみたいし、あたしが子どもで大人たちに守ってもらっているのはあたしの特権だもん』って思っちゃうからレッセ君に深〜い話は出来ないし、何の解決にもならないと思うけど!話したらちょっとはスッキリすると思うの!」
レッセ「話すも何も、今君が僕の悩みを全部語っちゃったし、ついでに君に僕の悩みを話してもこれっぽっちも解決しないことまで分かっちゃったんだけど?!この状態で僕は何を話せばいい訳さ……」
アデリーヌ「まぁまぁそう言わずに!」
レッセ「ていうか何で僕の悩み分かったの。そんなに分かりやすいのかなぁ……」
アデリーヌ「あたし、こういうの何となく分かるんだ〜。昔からそうなの」
レッセ「君っていい加減に見えて人のことよく見ているんだね」
アデリーヌ「ノンノン!あたしがいい加減なのは間違ってないよ!第六感ってやつ?あたし、透視も得意なんだ!100発70中くらい?」
レッセ「何その絶妙に透視できているのか出来ていないのか分からない数字」
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なくるさんより14歳コンビ支援Bをいただきました!
14歳で8月生まれで好きな人に片思い中と何かと共通点の多い二人ですが、性格は割と正反対な凸凹コンビって感じなんですね〜。しかしそこがまた良い……←
これで「サバサバ」を知るうちの子はタクトに続いて二人目となりました。大変光栄です←
一発で「サバ」を挨拶と見抜くタクトはさすがオカンというか、行間を読む力に長けていそうですよね。空気も読むし行間も読むし本も読む。何でも読む男、それがタクト←
レッセがアデリーヌちゃんに振り回されつつも、徐々に友情を深めている様子がとてもかわいかったです(*^^*)
支援Aも書いていただきましたので次ページも是非……!
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