支援A
>>ルルーちゃん&タクト
※
Honey au Laitなくるさんから頂きました。ありがとうございます!
タクト「……」
ルルー「……」
タクト「どうしよう……」
ルルー「どうしましょう……」
タクト「話のネタがつきてしまった……」
ルルー「思い出話はあらかた語りましたからね……。過去の話です、そりゃあ、永遠に続くわけがありません……」
タクト「なぜだ……?!なぜ会話に沈黙が生じる?!この間まではあんなに昔話に花を咲かせていたのに!!ポンコツか俺は?!」
ルルー「お、落ち着いてくださいタクトさん……!!大変だわ、タクトさんがテンパってアイクさんみたいになってしまいました……」
タクト「俺にもユランのようなコミュ力があれば……。コミュ力……、誰とでも絶え間なく会話を続けるだけの力が欲しい……」
ルルー「今度は闇に飲まれた学生に?!ど、どうしましょう……。でも、無意識にユランさんのお名前が出るあたり、ユランさんは愛されていますね」
タクト「い、今ここでその話か?!」
ルルー「ご、ごめんなさい……」
タクト「い、いや別に謝ってもらうことでは……」
ルルー「軽はずみな発言をしてしまいました……」
タクト「大丈夫、大丈夫だから。俺がこういうのに慣れていないだけで」
ルルー「ふふ、タクトさん顔真っ赤ですよ」
タクト「ううっ、それは自分でも分かっている……。ああ、だから俺はユランに『だからタクトはタクトなのよ!』と言われるんだ」
ルルー「そ、そんなことないです!!それに、ユランさんだって恋愛経験に関してはタクトさんと同じはずです」
タクト「そうなんだがな。この間ユランに似合うと思って買ったアクセサリーを手渡したら顔を真っ赤にしながら『タクトのバカー!!』と叫ばれた……。一瞬ユランを怒らせてしまったかと思ったが、のちにあれはユランの照れ隠しだと気が付いた」
ルルー「あれですね。ツンデレってやつですね」
タクト「ユランは予想の斜め上をいくからな……」
ルルー「でも、ユランさんの反応は新鮮で見ていて飽きないと思うんです。私もせっかく贈り物をしていただいたのに、恥ずかしくて頭が真っ白になっちゃって……。『ありがとうございます』としか言えませんでした。ああ、思い出しただけで恥ずかしくなりました……」
タクト「君も顔が真っ赤じゃないか」
ルルー「い、言わないでください〜」
タクト「俺たちにこの話題はまだ早かったな……」
ルルー「そうですね、もっと経験値を積んで出直してきます……!」
(ルルーとタクトの支援レベルがAに上がった!)
―――――
なくるさんに書いていただきました。ルルーちゃんとタクトの支援会話Aです!
結局話のネタが尽きる二人でした(笑) 二人とも話すというよりも話を聞く方が得意そうですし、それも致し方ないと言いますか……タクトの苦悩に全力で共感してしまった冬生(特性:コミュ障)です。
話のネタは尽きましたが、会話のリズムが軽快になったところに友情を感じました。エルシオン組が仲良くなると何だか微笑ましさを感じます。こう、学生の子供を持つ親の心境というか、自分が学生だった在りしあの頃を思い出すというか……←
そしてユランの「タクトのバカー!!」の件は場面が簡単に想像出来ますね〜。タクユラの垣間見える一場面に一人にやにやしてしまいました。これこそまさにタクユラです。そして、話の流れ的にルルーちゃんが贈り物を貰った相手はインテさんですよね。そちらもエピソードもめちゃくちゃ気になります! 恥ずかしくてお礼しか言えなかったとか、その奥ゆかしさが素敵です。インルル最高です。
支援会話CからAへと進むにつれて、タクトとルルーちゃんの友情が深まっていくのが感じられて読んでてとても楽しかったです。
なくるさん、改めまして素敵な支援会話をどうもありがとうございました……!
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