支援B
>>アランさん&タクト



Honey au Laitなくるさん宅のアランさんをお借りしました。


アラン「お、また会ったな! サバサバ?」


タクト「またお前か……」


アラン「出会い頭の第一声がそれってヒドくないか……?」


タクト「すまない、つい心の声が漏れてしまったようだ」


アラン「ますますヒドくないか?! 謝られたはずなのに俺の心は深く傷付いた!」


タクト「そんなに繊細なヤツだったか……? ところで、今そこの曲がり角でチラッとカレンを見たような気が」


アラン「魔法(マジ)で?! どこだ、俺の求める麗しのマドモアゼルは……!」


タクト「それのどこが傷付いてるっていうんだ?! モーモンもビックリな食いつきぶりじゃないか!」


アラン「あんな怖い顔して噛みついてくる魔物と一緒にしないでくれよ。素敵なマドモアゼルを見かけたら紳士的かつ華麗に声をかける、それが礼儀ってもんだろ?」


タクト「そんな礼儀知らん!」


アラン「分かってないな〜、これだからタクトはタクトなんだって言われるんだぞ」


タクト「ユランだな? ユランが言ったんだなそれを。人の名前を好ましくない形容詞みたいに言うなと何度言えば……」


アラン「まぁまぁ、そんな細かいこと気にすんなって。広い心で全てを受け止める男こそが最高の紳士だと思わないか?」


タクト「チャラ男に紳士を説かれた……。あぁ、だからお前は魔法使いなのに打たれ強いんだな」


アラン「当然だ、俺は『マドモアゼルの最後の希望の魔法使い』だからな。全てのマドモアゼルに声を掛けるのに理由はいらないんだぜ。つまりナンパは俺の使命! 打たれ強くなきゃやってられないぜ」


タクト「そこまで言うか……だてにチャラ男をやってるわけではないということだな。さすがのフリアイも苦労していそうだ……」


アラン「チャラ男じゃなくてイケメンウィザードな。ちゅーかフリアイのこと知ってんのか?」


タクト「ああ、彼女はルディアノ王家の血を引いているだろう。俺もルディアノの血を引いているからな、その関係で何度か顔を合わせたことがあるんだ」


アラン「ほほーう……よし、ちょっくら俺もルディアノの血引いてくるわ」


タクト「道具屋で薬草買うような手軽さか! どう考えたって無理に決まっているだろう!」


アラン「ノンノンノン、分かってないな〜タクト少年。キッカケ作りが素敵なマドモアゼルとの出会いを増やすんだぜ」


タクト「俺が言いたいのはそういうことじゃないし、ユランだけでなくお前まで少年って呼ぶのやめてくれないか! というかフリアイとはすでに出会ってる上パーティメンバーだろうが!!」


アラン「ああっ! 噂をすればフリアイと……カレン嬢もいるじゃないか?! 悪いな、急用が出来たから俺はもう行くぜ!」


タクト「おい待て、急用ってまさか女性達に声をかける事じゃ……、行ってしまった……。あんなに邪険にされるのになぜ突撃出来るんだアイツは。これも打たれ強さのなせるワザなのか? まぁでもあそこまで女性に情熱を注げると、呆れを通り越してむしろ尊敬に値するかもな……」


(アランとタクトの支援レベルがBに上がった!)


―――――
アランさんが偽者になってないと良いな!←
というわけで、なくるさんが書いてくださった支援会話Cの続きを書かせていただきました! 二人で掛け合いさせるの楽しかったです。

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