勇猛果敢に恋せよ乙女

勇猛果敢に恋せよ乙女

あなたの思いつくままにことばを紡いでくださいな
お話を書くも詩を紡ぐも、すべてあなた次第

どんな言葉を紡ぎますか?

ちょっと見にくいので、タイトルの前に*をつけました。
それではジャンルまぜまぜのお題。長いですがお楽しみ下さいませ♪

《勇猛果敢に恋せよ乙女》

*勇猛果敢に恋せよ乙女*

別の世界の人だと思っていた。遠く手の届かない人だと思っていた。

「見つけた!三島一八!!」

「こんな所にまで来るなんて、お前相当物好きだな。俺の身体がそんなに忘れられないのか?」

ふんと鼻をならし、小馬鹿にしたようにあたしを見下すのは三島一八。テクノロジーの新興企業G社の代表。

本当ならあたしと生きる世界が違う人。出会うはずのない人だった。

「そうよ。他の男じゃ物足りない」

一八は処女だったあたしを、容赦なく犯しまくった、あたしのハジメテのひと。

そしてこの身体をいたく気に入ったのか、毎日のようにあたしは彼に抱かれた。

でもある日を境に一八はあたしの前から姿を消した。まるで何事もなかったように。

悲しくて、悔しくて。
あたしはずっと一八を探した。そして今、あなたを見つけた。

「あなた以外じゃ物足りない。こんな身体にした責任とりなさいよ!!」

あたしは仁王立ちで一八を見つめる。真っすぐに全ての想いを込めて。

「馬鹿な女だな、お前は」

抱きしめられるその瞬間、一八の口元が笑っていたのを私は見逃さなかった。

*恋はいつでも真剣勝負*

「俺は君の事が好きだ」

クラスメイトであるラースから突然の告白。でも私はそれを受けることができなかった。

「ごめんね。私風間くんが好きなんだ。だからあなたの気持ちに応えられない」

そう、私はクラスメイトの風間仁くんが好き。一年の時からずっと片思いをしている。

「知ってるさ。でも俺には関係ない。いずれ君に、必ず俺を好きだと言わせてみせる」

ラースは自信に満ちた瞳で私を見つめた。

「いいわ受けて立つ。私、必ず風間くんを振り向かせるから」

こうして私たちの真剣勝負が始まった――――。

*君なしに考えられない*

俺が幸せを感じるのは、隣で眠っている君を見つめる時。

「じん…もう食べ…られ…い」

君の幸せそうな寝顔に、胸がポカポカと温かくなる。

だが、幸せ過ぎるこの瞬間が、いつか壊れてしまうではないか……。

不安が胸を過ぎる。
あの日、突然母親が消えたように、君も消えてしまうのではないか……。

君が居なくなるなんて考えたくない。
君なしに今を考えられない。

――――願わくばずっとこのままで。

願うはただひとつ。

*運命の人にロックオン*

いつもカウンターの一番端に座りジントニックとストロベリーサンデーを頼むあなた。

「俺ダンテって言うんだ。よろしく新入りの子猫ちゃん♪」

銀色の髪と、吸い込まれそうなアイスブルーの瞳。
私はその瞬間、彼に恋をしていた。

いつもの場所て、いつものようにジントニックを片手にストロベリーサンデーを食べているダンテ。

私は指鉄砲を作り、カウンターからそっと、彼に狙いを定めた。

「BANG!」

「うぐっ!!」

「えっ!?」

撃たれたフリをしたあなたは、心臓を押さえながら、

「今の効いたぜ」

と私にウインク。

この瞬間あなたと私が、

ロックオン――――。

*君の心をいただきます*

君が俺のことが好きだという話を聞いた。
俺も君のことが好きだ。

だから今日、俺は君の心をいだだきます。

*この想いあなたに届け*

【The king of iron fist tournament3】の後、あなたは私の前から忽然と姿を消した。

その現実を受け止められなくて、私は毎日泣いていた。

あれから2年、私は変わった。
泣いてあなたを待つのを止めた。

「エクセレント!元々筋が良いと思っていたが、まさかここまで強くなるとは驚いたよ」

師匠は驚きに銀髪を揺らしながら、私に一枚の紙を差し出した。

【The king of iron fist tournament4】への参加申し込み書。

「仁は、彼は必ず参加するはずだ。会えるといいな」

私はその言葉に頷きそれを見つめる。

私はあなたを待たない。
私からあなたに会いに行く。

そしてあなたに伝えたい。

この気持ちがどうかあなたに届きますように――――。

*一世一代の告白の行方*

「家康くんあなたの事か好きです!!」

「お前の気持ちは嬉しい。ワシも同じ気持ちだ。だが…さすがに今は…」

ばつの悪そうな家康の表情に、私は自分が置かれている状況に気づいた。

今は時期婆沙羅学園生徒会会長選の、応援演説の真っ只中。私は家康の応援をするために壇上にあがった、はずだった……。

「えっ…えええ―――っ!!」

気づいた時にはもう遅い。
体育館に全校生徒の笑い声が響き渡り、沸き起こる拍手が二人を包み込む。私と家康は真っ赤になった。

*「まずはお友達から」*

「私はずっとお前の事を見ていたんだ」

それは突然に訪れた。

好きな人に告白して振られた時も、一年間付き合って彼と別れた時も、ずっと三成は私の傍らに居てくれた。

三成は私の幼なじみ。。
それが二人の関係だった、はず、なのに。

「お前の事が好きだ。お前の隣は私じゃダメなのか?」

幼なじみの三成はいつの間にか青年になっていた。
それに気がついた私の胸はざわざわと騒ぎ出す。

「今まで三成をそんな風に考えた事はなかった。でも今私はあなたを意識してしまった」

騒ぎ出したこの気持ちが、正直三成への恋なのか分からないから……。

「まずはお友達から、でいいかな?」

「構わない。お前はすぐに私を好きになる」

三成はそう言うと、自信たっぷりに笑った。

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あなたの紡いだお話やことばが、どうかきらきらかがやいていますように
ありがとうございました!

→補足です。家康=徳川家康、三成=石田三成です。久しぶりにバサラ書きました♪キャラ被り一名。
しかし、相変わらず一八さんはエロ担当で、ドSキャラですね(*´・ω・)
お読みいただきありがとうございました。

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不知夜月