可愛い子



新たに社員を増やした。受付嬢の小百合だ、と社長に紹介された女の子のなんと可愛いことか。ちょっとデレッとした柄崎の爪先を踏みつけていの一番に握手をした。可愛いは正義。

「テッメェ花厳」
「小百合ちゃん何で闇金なんかに?」
「竹本の紹介だ。短い間だったがうさぎも預かってもらってた」
「竹本か〜!元気かな?竹本の彼女?」
「ウウン。友達です」

そっかそっか〜、とりあえず連絡先教えて?と男がナンパするよりも素早く小百合ちゃんの連絡先をゲットした。お前は自分で聞けスケベ柄崎。女の子の友達とか嬉しいな。なんかめっちゃ良い匂いするし。後でランチ行こう!と誘うとお前は俺と仕事がある、と社長に鋭く指摘された。くっそ。

「有川はもうジャンプさせねえぞ。今日が期限だ」
「はい」
「行くぞ」
「はい。小百合ちゃん今度ランチ行こうね!」
「はーい」

強面ばっかり見てたから本当可愛い。癒される。先行く社長の背中が不機嫌そうだったので、「社長も可愛いですよ」と言えば足を引っ掛けられて転びそうになった。どういうこと。




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