女子トーク
木崎の美味しい手料理を食べ終え、撫子と狭間は小南の部屋で話をすることにした・・・のだが
といっても、撫子は休んでいる間に出た課題を取り組まないといけないのでそこまで会話にはいれないのだが
そしてあまり自ら話すタイプではない狭間は撫子が終わるまでの間本を読む事に徹しており、小南は暇を持て余していた
「ちょっと本読むなら他行きなさいよ」
「邪魔だったなら悪かったわね、撫子行くよ」
「なんで撫子を連れていくのよ」
「本読むだけで邪魔なら課題やるのも邪魔でしょ」
「課題は邪魔じゃないわよ」
「なら本も邪魔じゃないでしょ」
「なんで二人は喧嘩腰なの」
どうどう、と撫子が宥め事なきを得る
そういえば、と小南は撫子に話題を降った
「アンタ本当にボーダー入らないの?」
「まさか、入るに決まってるじゃん」
「どうやって」
「それは後で考える、今は課題だね」
黙々と数学のプリントとにらめっこをする撫子
どうするつもりなのか皆目検討もつかないが、忍田や林藤がどうこう出来るとは思わない
顔を見合わせ首を傾げる狭間と小南をよそに撫子は最終問題へと突入していた
「あ、綺羅々ちゃんはボーダー入っても大丈夫?」
「は?何で?」
「お父さんはほら、私が勝手に突っ込んで行くかもしれないのを一番心配してると思うんだよ」
「あー・・・」
「だから、とりあえず私を抑え込めそうな人達にボーダー入りませんかと、ね?」
「アイツらトリオンあるのかしらね」
「それは明日測るのだよ」
「というか、既に巻き込む奴は決まっているのね」
呆れたように笑う小南にいたずらっ子のような笑みを見せる撫子
撫子と接していると昔の正宗と本当に似ていると思う
もし、あの時のボーダーに撫子がいたなら・・・
と考えて止めた
今更あの日のことを考えても意味が無いのだ
それに、あの日撫子がいたとして、撫子が犠牲となってしまったら
そう考えただけでゾッとした
「地球爆発させる先生ってどんな感じなの?」
「お、なんか先生の事って身内でしか話せないからそういう質問って新鮮だなー」
「で、どんなんなのよ」
「タコ」
「変態」
「ちょーケチんぼ」
「エロ魔人」
「ちょっと待って」
なんだこの小学生の悪口みたいなのは
小南がため息をつくが、あながち間違いでもないのでどうしようもできない
「小南さんも、私がボーダー入るためにちょっとでいいから手伝ってよね」
「私に出来ることなら手伝ってあげるわよ」
女子3人揃ったというのに全く恋バナに発展することなく、夜がふけていった
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