素敵な上司B



「は、恥ずかしいです、」
「ダメだ、全部見せろォ、」


あっという間に横のホックを外してスカートと下着を剥ぎ取られて等々全裸になってしまった。
そのタイミングで不死川さんも片手でネクタイを外して着ていたスーツの上着とワイシャツをガバリと脱ぎ捨てた。

筋肉質な胸筋と6つに割れた腹筋が目に入って一気に目が覚める。


「なにこれ、すごい!!」
「うおっ!!お前、いきなり起き上がるヤツがあるかァ!」
「だってだって、これすごい、」


チュッて、不死川さんの胸元に唇を押し当てる。
女豹の様に不死川さんに馬乗りしてベッドに埋もれる身体にギュッと抱きついた。
ちょっと汗ばんだ不死川さんの胸に耳を当てるとトクトクと素早く音を鳴らしている。


「不死川さんも、緊張してるんですか?もしかして、」
「…たく。当たり前だろがァ、」
「嬉しいです!大好きっ!」
「馬鹿、お前っ!」


ガバリと不死川さんに抱きつくとチュッて、肩に小さくキスをくれる。


「実弥。今はそう呼べよ。ゆき乃。」
「…うん。実弥さん、好き。大好き。」


髪の毛に指を差し込まれて実弥さんの首に腕を回してキスを繰り返す。
舌を絡める度に甘い音が部屋を鳴らして下半身をいっそう濡らしていく。


「ふふ、キスうまいな、ズルい、」
「はァ?そんな事ねぇよ。」
「もうダメですよ、私以外の人とキスしちゃ。」


実弥さんの両頬に手を添えて私から舌を絡めるとすぐに背中に実弥さんの腕が回される。
ちょっと苦しいぐらいのキスの後、舌で喉仏を舐めるとほんのり甘い声がもれた。
ベッドに手をついて天井を見上げる実弥さんの胸の突起を舌でチロりと舐めてじゅじゅじゅじゅと吸い上げると「クッ、」ちょっと耐えている実弥さんの顔があまりに色っぽくて見とれそう…。
反対側の突起も同じように口に含むとやっぱり実弥さんの甘い声があがった。


「ゆき乃こそ、攻めんのうめェな、」
「妬いてくれます?」
「ばーか、…クッ、」


腹筋を舌で舐め下げて、ズボンのベルトを手に「脱がせてもいい?」そう聞くと「好きにしろォ」そう言いながらも実弥さんがふわりと腰を浮かせた。
だからズボンを脱がせると、黒いボクサーパンツのそこが見てわかるぐらいに盛り上がっていた。


「ふふ、もう勃ってますね!」
「うるせぇ!」
「これも脱がせますね。」
「あァ」


迷うことなくボクサーパンツを脱がせると、初めて見る実弥さんのソレは斜めに上を向いてそそり立っていた。
キュッと指で握って先端に舌を絡ませると「ハァッ、」実弥さんの声が聞こえた。
ほんのり薄目で、それでも私の頭に軽く触れて撫でる実弥さんの力は弱くて、私が根元まで口に含むと実弥さんの腹筋がポコポコと動いた。
指で上下に擦り上げながら舌で甘く喉の奥までのみこむとよりいっそう実弥さんのソレが硬さと角度を増してそそり立った。
投げ出された手に指を絡めるとそれを握り返してくれる実弥さん。
そのまま口で何度か実弥さん自身のソレを愛撫すると、「おい待てェ、」ポカッて弱々しく実弥さんの手が私の頭を叩く。


「イッちまう、」
「イかせます!」
「阿呆がァ、やめろォ、」


首を横に振って実弥さんのを掴むとまた口に含んで頭を上下に出し入れする。
クッて上を向いて目を細める実弥さんが色っぽくてそんな姿誰にも見せたくないなんて独占欲がうまれた。
そうやって私の愛撫で昇天しそうな実弥さんも、耐えて顔を歪ませている実弥さんも、大きく肩を動かして腹筋をポコポコさせる実弥さんも…全部全部私だけのものにしたい。

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