「真っ赤!可愛いなぁ美月ちゃん!」
頬を緩く指で触れるけとくんに更に心臓は鷲掴みで。
「けとくん、」
「うん?」
「…もっと飲む?」
そたおに聞かれたら「アホやん!」って言われるかもしれない。
でも今、けとくんを独り占めできている事が超絶嬉しくて、もっともっとけとくんに触れられたい…そう思ってしまうのは、仕方のないことだよね?
カタンってけとくんが肘をついて身体を前に倒す。
同時に私の首裏が固定されてけとくんの温もりに包まれる。
もうギャラリーも恥も気にならない。
目を閉じてキスを繰り返すけとくんしか見えない。
「…美月ちゃん、」
「ん?」
「ホテル行こ?」
「ん。」
馬鹿だなって思うけど、けとくんに触れられてけとくんに誘われたら断るなんて選択し、私には持ち合わせていない…―――――――
「ね、またマーキングしていい?」
自分でマーキングって言っちゃうけとくんが可愛くて嬉しくて私は「うん。」小さく言ってギュッと抱きついた。