独り占め3


「真っ赤!可愛いなぁ美月ちゃん!」


頬を緩く指で触れるけとくんに更に心臓は鷲掴みで。


「けとくん、」

「うん?」

「…もっと飲む?」


そたおに聞かれたら「アホやん!」って言われるかもしれない。

でも今、けとくんを独り占めできている事が超絶嬉しくて、もっともっとけとくんに触れられたい…そう思ってしまうのは、仕方のないことだよね?


カタンってけとくんが肘をついて身体を前に倒す。

同時に私の首裏が固定されてけとくんの温もりに包まれる。

もうギャラリーも恥も気にならない。

目を閉じてキスを繰り返すけとくんしか見えない。


「…美月ちゃん、」

「ん?」

「ホテル行こ?」

「ん。」


馬鹿だなって思うけど、けとくんに触れられてけとくんに誘われたら断るなんて選択し、私には持ち合わせていない…―――――――



「ね、またマーキングしていい?」


自分でマーキングって言っちゃうけとくんが可愛くて嬉しくて私は「うん。」小さく言ってギュッと抱きついた。





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