―――翌朝。
まだ寝惚け眼の私の頭上でスマホがブルブル震えているので目が覚めた。開かない目のまま手探りでスマホを押すと電話だったみたいでゆき乃さんのソプラノボイスが私を呼んだ。
【ユヅキー!おはよ!】
「んーゆき乃さーん。早いね、今何時?」
言いながら目を擦って部屋を見回すも見たこともない知らない部屋で。
「えっ、なんで!?えっ、」
ガバリと起き上がった瞬間、衣服すら身に付けていないみすぼらしい格好で、隣には夏輝くんがスヤスヤ寝ていて、昨夜の出来事を一気に思い出した。
【ふは!ほんとだ!すごーい、勇征ちゃん!本当に澤なつの電話にユヅキが出たんだけどー!】
電話越しに聞こえるゆき乃さんの言葉に慌ててスマホを耳から外すと、私のと同じ機種で…でもあきらかに違う、このスマホケース。似ているけど違う。
「ゆき乃さぁん…、」
【目覚めた?】
「うん。」
【よかったね、ユヅキ。澤なつやらしいから…あ、間違えた。優しいから安心した。え?やらしいのが正しい?ふふ、くすぐったいよ、勇征ちゃん、、】
…いやゆき乃さん、今キスした!?チュパッて音が耳に入って思わず赤くなる。ゆき乃さんと八木くんのキスを想像してしまった。
「ゆ、ゆき乃さん!あのこれは、」
【もう分かったからいーや。勇征ちゃん覚醒気味だからまたね!】
ちょっと!!!って叫んだ時にはもう既に電話は切れていて。
「おはよ!」
夏輝くんが動揺している私を引き寄せてちゅっとキスをくれた。そのまま私を組み伏せて首筋に甘く舌を絡める。指は私の胸元を緩く揉んでいて…
「夏輝、く、んッ…、」
自分でも想像出来ないような声が漏れてしまう。
「ちょっと嫉妬。ゆき乃さんに甘い声出すユヅキ、可愛いけど、それ俺だけに聞かせてよ。」
「ん、夏輝くん、待って、」
「やーだ。」
ジュルリと胸の突起を舌で吸われて「アアンッ!」快感の声がまた大きく漏れた。涙目で見つめる先、夏輝くんのサラサラの黒髪が私の身体の至る所を掠めていく。
「へそピアス開いてる。元ヤン?」
「ちがっ、」
へその穴をニュルっと舐められて身体が疼く。腰が浮きそうで夏輝くんの指と舌で触れる箇所全てが快感で心地好くて昇天しそう。キュっと指を絡めながらも、夏輝くんが下へ下へと移動していく。グイッとM字に開かされた足の間にフーっと息を吹きかけられてビクンと身体が震えて「ンアッ、ハァッ…、」耐えきれず吐息が漏れる。
「気持ちっ、」
「うん、分かってる。ココ、でしょ?」
奥まで指を突っ込まれてひだをかきわけると、そこにニュルリと舌を入れ込んだ。ズズズズって液を吸い込まれてカクカク足が浮く。やばい、気持ちよくてイきそ。
「夏輝く、」
ギュッと強く指を握ると夏輝くんの舌が高速に動いた。
「アアンッ、も、だめっ、」
なんともいえない快感と頭が真っ白になって子宮内がビクビクと震えた。絶頂の気持ちよさとカラカラの喉。掠れた声で「ふぅっ、」荒い呼吸をあげると「可愛いなーユヅキ。」ふわりと抱きしめられた。