勇征の舌が胸の突起をペロリと舐める。周りを縁取ってまた舌で吸い込む。その動作を何度も繰り返されて脳内が真っ白になりそう。
「ンウ、勇征ッ…、」
「うん?」
気持ちいなんて言葉口に出せなくて、潤む瞳でただ見つめると、起き上がってちゅって小さくキスをした。コツってオデコをくっつけて「気持ちいい?」なんて聞くずるい奴。
「なんか勇征、慣れてない?」
だから悔し紛れにそう言うと、真っ赤になって口元を手で隠した。
「こんなこと、慣れてるわけないでしょ…。」
「ほんとお?」
「ほんと、です。」
「ふふ、じゃあわたしが初めて?」
「うん。初めて…。」
「じゃあこの腹筋は?なんでこんないい身体なの?」
「それは別に俺だけじゃないですよね?部長とか樹も。海青なんて俺以上じゃないかなぁ…。」
「あ、そっか。地味にみーんな腹筋割れてるよね、うちの部。」
「あのユヅキ先輩…、」
「なあに?」
水中で手首を掴まれたわたしは、そのまま勇征の覚醒しつつあるそこに手をポコっと当てられた。見つめる勇征はやっぱり照れたように頬を紅く染めていて。
「これどうしよう?」
なんて困ったように笑ったんだ。無言で勇征の腰に手を添えると「ハッ…、」聞いたことのない色の声が届く。それがめちゃくちゃ可愛くて、わたしは勇征の首に左手をかけると、そのまま右手でソレをパンツの上から触って同時に口づけた。
「ンン―――ッ!!」
女みたいにバタバタした後、キスの合間に漏れる勇征の甘い吐息にテンションがあがる。そのまま舌で勇征の首をペロリと舐めると「待っ…、」声にならない勇征の言葉にニッコリ微笑んだ。