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翌日、学校を休んだ莉子。
昨日北人ととの事もあったし、報告がてら電話をしたけど話中で。だから慎がずーっと莉子を独占していたんだろうなぁーって思った。始業前に莉子からLINEが届く。
【翔吾くんに会いたくないから今日は休むけど、明日は行くね。ゆき乃と北ちゃんの話し、詳しく聞くから!それにしてもキス一つで気持ちが一転するなんてすごい男だね、吉野北人は!】
よかった、元気そう。慎のお陰かなぁ。
「莉子なんて?大丈夫?」
ポンってわたしの肩に手を置いてLINEを覗き込む北人に、慌てて隠すと「明日は来るって!」スマホを裏返しで机に置いた。
「俺達のこと言った?」
「うん。」
「そっか。」
ふわりと微笑む北人にわたしも笑顔を返した。今日は翔ちゃんも来てなくて。先生とほぼ同時に壱馬が教室に入って来た。わたしを見て「あれ?進展あったん?」なんて聞かれて。北人が「後で言うから。」わたしを隠すと「ふぅん。」って鼻で笑った。
きっとバレてる壱馬には。だから1限目が終わって休み時間、北人がわたしと付き合ってるって壱馬に報告したら「よかったやん!」って笑ってくれた。