雄英高校
初日の朝 雄英に合格してから西岐は雄英の近くのマンションに引っ越した。
叔父と直接連絡を取る手段はないが、叔父の秘書の暗間とは連絡が取れる。雄英に合格して通うことを報告するとすぐさま住む環境を整えるなどの手配をしてくれた。家具などはカタログを見てとりあえずで決めたものだから相変わらず質素で必要最低限しかない。
慣れない天井、慣れないカーテン、慣れない間取り、慣れないドアの開く方向。
起きてカーテンを開いて顔を洗って着替えるまでの一連の動作の中でいちいち真新しさを再確認する。
朝食は焼いただけのトーストと作り置きのスープを小さなテーブルでもそもそ食べる。
食べ終えた食器を洗って片付ける。
一人暮らしというのは何でも自分でやらなくてはいけないので何かと面倒だが、一人暮らしの長い西岐は要領よく手を抜くことも随分覚えてきた。
キャンバス地のカジュアルなスリッポンを履き、玄関を出る。
今日は雄英高等学校の入学式。
登校時間にはまだだいぶ早いが、試験を受けていない西岐にとっては初めて訪れる学校に期待は膨らみ、颯爽と学校を目指した。
create 2017/10/02
update 2017/10/02
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