君にしか甘えられないんだ (1/8)
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──幼馴染みの湊と同居生活を始めて数ヶ月。
私の生活も今までとは少し変わってしまった。
仕事から帰宅してもう当たり前のように出迎えてくれる湊は今までにも増して
湊が私より遅くに起床してきて
"美和ちゃんおはよ〜!" の言葉と共に朝一発目の
私が湊より早く仕事に行く時の玄関先での "美和ちゃん行ってらっしゃい♪" の言葉と
私が仕事から帰宅して "ただいまー" の挨拶より先に既に玄関には湊がいて "美和ちゃんおかえりー♪" の言葉と
部屋で寛いでいる時も数回はあるしお互いの睡眠前も "美和ちゃんおやすみ♪" の言葉と
唯一
湊がバイトで帰宅が遅くなる時、私が2人分の夕食を準備している時、私か湊のどちらかが入浴している時とお互いが睡眠をとっている時くらいでそれ以外はほとんど毎日で "どれだけ
昔から湊の
同居生活を始めてから湊の
でも、それも毎日のように受けていたら人間不思議なもので慣れてきてしまって…
前までは割とすぐに拒んでいたけれど、今では拒むのも面倒になってしまったのだ。
──そして、今朝も湊の
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