いつもの癖でキツイ言い方になってしまったけれど、武斗が私の居場所を知ったら父親にもバレてしまいそうで怖かった。
「いや、あの…どうもしないけど…ただ気になって…。」
「ふーん。…でも、絶対に教えない!…てゆうか私のことはもうほっといて!」
私はそれだけを言い放ち、
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――その頃、置いてきぼりにされた亜季と武斗は…。
「
「私も聞いてないね……。ごめんね…。でも、たとえ知ってたとしても麻弥の許可なしでは教えられないわ!…つかあんたも頑張るね?佐倉には麻弥を扱うことなんてできないと思うけど…。」
「うん、それでも昔から僕には麻弥ちゃんだけだから。だからやれるだけのことはするつもりだよ。てか田辺さんにも話してないんだね。わかった、ありがとう。」
武斗はそう言葉にすると
暫しの間、それを見送った亜季は慌てて麻弥を追い掛けて食堂へと向かったのだった。
