
No.1な彼
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私は校門を出て啓人に指定された喫茶店へと足を運んだ。
数十分して喫茶店に着き中へ入ると…。
「麻弥!」
私の名前を呼ぶ声が聞こえ視線を向けると啓人が手を振っていて私は店員さんに断りを入れてから啓人のいる席へと向かった。
「ごめんね、遅くなって…。」
私はそう言葉にしながら啓人の向かい側の席に腰かけた。
「大丈夫。そんなに待ってないから。」
「よかった。それより急にどうしたの?」
「いや、昨夜俺、仕事あったしあまり会話できなかったから。それにお互い名前だけしか知らないだろ?」
啓人がそんなことを言ってくれたことに私は何だか嬉しくなった。
啓人のことを少しでも知れるチャンスだと思った。
「…とりあえずなんか注文しなくていいのか?」
啓人はそう言葉にしてからメニューを渡してきて私はそれを受け取るとドリンクのページを閲覧する。
「…じゃあ…メロンソーダで…。」
私がそう言葉にすると啓人は "了解" って返事をすると店員さんを呼んで注文してくれた。
「…さて。何か聞きたいことあるんだったら聞いて?」
啓人のその言葉に私はずっと気になっていたことを聞いてみることにした。
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