No.1な彼
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喫茶店を出て
啓人
(
ひろと
)
の車に乗り込んだ。
啓人
(
ひろと
)
の車は意外にも普通のスポーツカーだった。
私の予想ではベンツとかそっち系だと思っていたのに……。
「…ねぇ、
啓人
(
ひろと
)
。」
「ん?」
「…私、
啓人
(
ひろと
)
の家に居ていいの?」
私は
啓人
(
ひろと
)
の家に居ていいのか疑問で思わずそう聞いてしまっていた。
突然のことだったし迷惑とか思われていないか不安だった。
「俺は構わないよ。麻弥は家に戻りたくないんだろ?」「うん…戻りたくない…。」
「なら好きなだけいろよ。俺はほとんど寝る為にしか使ってないから部屋余ってるくらいだし。」
「うん、ありがとう。」
私何だか
啓人
(
ひろと
)
に感謝の言葉ばかり伝えている気がする。
でもそんな
啓人
(
ひろと
)
の優しさが私には嬉しくて…。
この人の側にずっと居たい…なんて不謹慎にも思ってしまったんだ。
――私、もしかしなくても…。
啓人
(
ひろと
)
のこと好きなのかな?
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