それを以前に麻弥は俺に話してくれた。
俺的にはなんの問題もないが麻弥が父親に自分の居場所を知られたくなくて俺に相談してくれたんだ。
「今は私がわざと道を逸れたりしてるからここの場所はまだバレてないんだけど…それもいつまで続くかわかんないし…
麻弥がそこまで言葉にしてから何を言いたいのかが何となくわかった。
確かに今は幼馴染みの瞳を
つまりそんなに長くは隠し通せないというわけだ。
「…そうだな…時間の問題だよな…」
「うん…」
「…じゃあ、本当にバレると思ったら俺に電話して来い!」
「え?
俺が "電話しろ。" と告げると麻弥からは
麻弥のそんな返事の理由はわかってる。
そう俺が丁度、睡眠している時間なのだ。
「俺の睡眠時間だけど、そんなこと気にしなくていいから電話しろよ。」
「え、でも…」
改めて連絡しろって言っても麻弥は俺のことを気にしてかなかなか了承の返事をしなかった。
「いいから電話しろ。俺も丁度夕方には起きる時間だし問題ねぇよ。」
「…本当にいいの?電話しても…」
「あぁ、いいよ。バレたくないんだろ?」
「うん…お父さんに知られたくない…」
「じゃあ電話して。麻弥が電話くれたら後は俺が何とかするから。」
「うん…ありがとう…
麻弥はそうお礼の言葉を口にすると同時に満面の笑顔を見せた。
そんな麻弥の笑顔に俺の心臓は "ドキッ" と高鳴った。
