その日はいつものように登校して真っ先に向かったのは武斗のいるクラスの教室――。
武斗は昔から早寝早起きで私が登校する一時間前から学校に来ている。
【2-D】と標記されたクラス表札を見つけて私はなんの
突然、扉が勢い良く開いたことにDクラスの生徒達の注目の的になるのは当たり前で―それでも私は気にすることもなく武斗の姿を見つけるとそのまま教室の中へと歩を進め、私が突然教室に入って来たことに
「えっ、ま、麻弥ちゃん?」
「武斗。」
「え、なに?」
「…話がある。今から私と屋上まで来て。」
「え、なに、話って?」
「いいから。屋上まで来て。」
私の言葉の意味が理解できていないのか―しどろもどろになっている武斗を屋上に来るように
そんな私の
