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幼馴染みが旦那様?!




「…美亜?なに赤くなってんの?」
「え、あ、だ、だって…」
「美亜、本当に可愛いなぁ。まだ爽介さんと結婚したこと夢だと思ってんの?」
「え、そういうこと?」


奈美ちゃんの言葉に納得したように爽ちゃんが言葉を返して、私は更に恥ずかしくなってしまった。


「…奈美ちゃん、写真撮ってくれる?」
「え、はい!」


暫くして、奈美ちゃんと爽ちゃんのそんな会話が聞こえたかと思った次の瞬間には…。

──カシャ。

というカメラの音が聞こえた同時に頬に柔らかい感触がした。

その感触がなんなのかわかったのは目を見開いて爽ちゃんの顔を見たときだった。


「え、爽ちゃん今の…」
「爽介さん大胆すぎー!」


爽ちゃんはニヤニヤした顔で私を見ていて奈美ちゃんの発言に理解してしまった。


爽ちゃんはシャッター音とともに私の頬にキスをしたということに…。



「…美亜が俺との結婚信じてなかったみたいだから。」

爽ちゃんはそう私の耳元で囁いて私はまたまた恥ずかしくなって俯くしかなかった。


****


奈美ちゃんと別れて私は爽ちゃんと爽ちゃんの車でアパートへと帰宅した。
























───そんなこんなで私の高校入学式は驚愕とハラハラとドキドキと共に幕を閉じたのだった。

そして、これから始まる爽ちゃんとの生活に
私はドキドキしていた──。

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