君に夢中なんです。
寧ろ本人よりも暴言を吐かれて苛立ちが募ったのは俺の方で無意識のうちに滅多とないキツめの言葉を放ってしまっていた。
「…うるせぇよ。」
いつになく荒々しい口調で発言してしまって自分自身でも
「…え?」
女子生徒二人組は俺の言葉の意味が理解できなかったのか
「うるせぇって言ってんの。弥生のことよく知りもしないくせにそういうこと言われるのが一番ウザイんだよ!」
「…玲央君?」
「…名前も…気安く呼んでじゃねぇ!…俺を名前で呼んでいいのは弥生だけなんだよ!」
「…玲央君…どうし──ガラッ。
俺の荒々しい言葉に不思議そうにしながらも何か女子生徒一人が言葉を紡ごうとしたと同時に教室の扉が開かれて女子生徒の言葉はその開いた扉によって遮られてしまった。
そして、開いた扉からは勿論先生が入ってきた為女子生徒二人組は渋々といった感じで自分の席へと戻って行った。
──やべぇ。俺、弥生のことになると歯止め効かねぇかも。
その暫し
どうやら自分が思っている以上に俺は弥生が好きみたいだ。
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