危険な学校 [10/26]
「…べ、別に何も…。」
彼女に少し
だけど、彼女の声色は変わらないままだった。
「はあ?何も言ってないわけねぇだろ。まじ何言ったんだよ?!答えな!」
そんな彼女の口調に私は益々恐くなってしまってどう答えたらいいのかわかなくなってしまった。
確かに響ちゃんが教室から出て行ってしまったのは私のせいかもしれない。
でも彼女に責められるようなことをした理由が私にはわからなかった。
「おい!何言ったか答えろって言ってんだよ!」
「……
私が言葉に詰まっていると誰かが彼女の名前を突然叫んだ。
「なんだよ。」
「もうやめろって!響に言われてんだろ?葵ちゃんに手出すなって!」
「そうだけど…こいつが…。」
「
再び呼ばれた名前にクラス全員が一斉に声のした方に瞳を向けた。
すると、そこにいたのは…。
扉の壁に背中を預けたまま…怒りを含んだ表情で立っている響ちゃんだった。
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