危険な学校 [22/26]



「響がいないとなると……葵ちゃんに危険がともなうんだよねぇ。」


新木君のその言葉に益々恐くなってくる。


それと同時に響ちゃんがこの学校ではとてつもなく大きな存在だということに納得してしまった。



「だから響が "俺がいない時は葵を守ってくれ" ってさ!響よりは喧嘩強くないけど…葵ちゃんを守れるくらいの力は持ってるつもりだから。」
「は、はい!ありがとうございます!」


響ちゃんがいない時は新木君に頼る事しかできない。


私は喧嘩なんてしたことないし…

恐がりだから…


たとえ同じ女の子でも美都みさとさんには敵わない。



「てか同級生なんだから敬語じゃなくていいよ。後、俺 "新木君" とか呼ばれ慣れてないからさ〜 "祐也"って呼んでよ。」
「あ!じゃ、じゃあ…祐也君…」
「祐也君か…まあそれでもいっか。じゃあまた休み時間に来るからね!」



祐也君はそう言うと自分の席に戻って行った。



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