「お兄さんはボクに用事があるんでしょ?そうなんでしょ?用事がなきゃ写真なんて撮らないもんね。ボク、知ってるんだよ?お兄さんが何者なのか。あと、ユウのことも…。」
「動けない!」
「動かせるのはこのお口だけだよ!」
智也と
「今日のボクは機嫌がいいからこれ以上何もしないであげる。もしボクに用事があるなら探してよ、
智也はそれだけを
「一体…?」
「
訳がわからないまま
そちらに顔を向けると、会計の足立が小走りで向かってきた。
「
「え、あぁ。そろったのか?」
「はい!あの、会長…」
「なんだ?」
「ユウ先輩と何かありましたか?」
「ユウ……」
「はい、北野ユウさん。彼女とさっきすれ違ったんですけど…様子が変というか…泣いてました!」
「……なぜ俺が原因だと思うんだ?」
「ユウ先輩とすれ違うまで誰にもすれ違いませんでしたし…それに校舎とこの渡り廊下まで1本で……ユウ先輩は3階には上がらない。3階には1年生の教室しかありませんから!」
「そうか…」
「会長。」
「ん?」
「会長が何を考えているかわかりませんがユウ先輩も助けられますか?僕の時のように…」
「ああ。多分な…」
「会長、僕は信じていますよ。きっとユウ先輩を助けてくれるって!」