第三章 (1/5)



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――ここ…は…?







舘脇たてわきは暗闇の中で一人、宙に浮いていた。




下を見ると、森があり、集落や山々がある。




現在より遥か昔だと思える。





──約二千年くらい前の時代だろうか…。





そう思いながらもだんだんと下降していく。



ふと、舘脇たてわきは神社やお寺に目を遣る。

数人のお坊さんや巫女様が村を守っていた時代である。




その頃の一つの小さな村では一人の巫女様が村を守っていた。



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