第三章 (4/5)



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巫女様の後方には一人の青年が立っている。

けれど、当時の巫女は結婚は許されてはいなかったので夫婦という間柄ではない。



「巫女さま……」
「……。」
「しばらくここに居てください。」
「…いいのですか?この村はあなたが守っている村。よそ者の私は……。」
「大丈夫ですから。ここに居てください。あの方も……。」


少女は巫女にそう告げながらも遠方後ろにいる男の人を見据みすえた。


「…ありがとう、リン。」
「……やはり。貴方は何者ですか?」
「私は………きつね人間ひとの間に生まれし子。
永遠に生き続ける者……。」


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